ほのおのいしをプレゼントしよう

キョン｢もし現実世界にいたら、大人気だろうな｣

ハルヒ｢あっそ。ほら、ゲームばっかりしてないで部活やるわよ部活｣

キョン｢へいへい｣

こうして、この日は何も無くいつも通りの至って普通な日を過ごした。
しいて普段と違う所をあげるとすれば、ハルヒがやたらとイーブイについて聞いてきた事ぐらいだろうか。


-翌日-

何か、おかしい。
何かが、おかしい。
まぁ、このおかしさの原因は俺の布団にいる動物のせいなんだろうな。

…まてよ？俺はこんなにチクチクとした針ネズミのような生き物を飼っていただろうか。
答えはNOだ。
シャミセン…とは考えがたいしな。
だが、どこかで見たことがある…。

キョン｢ってか、これって…｣

えらい臆病なサンダースが、そこにいた。

ハルヒの美乳揉みたい

臆病サンダースｗｗｗｗ
めざパは氷ですね

>>5
タイプはドラゴン！

エロいサンダースの間違いであった

サンダース｢……｣ﾋﾞｸﾋﾞｸ

待て、どういう事だ。
何故サンダースがここにいるんだ。
まぁ、ハルヒがやらかしたには違いないんだろうが…。

キョン｢…｣ｽｯ

サンダース｢!？｣ﾋﾞｸｯ

キョン｢…手を出しただけなんだがな｣

しかしえらく臆病な奴だな…。
もしかして…

キョン｢まさか…な｣ﾋﾟﾛｰﾝ

キョン｢ははは…。サンダースだけいねぇや…｣

まさかとは思うが、コイツはゲームから出てきた、とでも言うのだろうか。

キョン｢どうしたもんかな…｣

ｱﾙｰﾊﾚｰﾀﾋｰﾉｺﾄｰ

サンダース｢!？｣ﾋﾞｸｯ

キョン｢電話か…｣

ハルヒ『凄い事が起きたわよ!!とにかく今すぐに部室に来なさい!!』ｶﾞﾁｬｯ

キョン｢はぁー…｣

キョン｢こうなりゃやけくそだ。お前も行くか？｣

サンダース｢…｣ｺｸﾘ

キョン｢…やれやれ｣

～部室～

ハルヒ｢じゃーん!!｣

イーブイ｢？｣

古泉｢…驚きましたね｣

朝比奈｢はわぁ…｣

長門｢…｣

キョン｢これは…｣

ハルヒ｢なによキョン。なんで驚かないのよ!!イーブイよ!？あのイーブイが目の前にいるのよ!？｣

キョン｢まぁ…驚いてないわけでは無いが…｣

ハルヒ｢なによはっきりしないわね…。ってかあんたの背中からトゲはえてない？なんか吸い込んだりした？｣

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣!､_　　　 ,.,r'￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　　　　　　　　　　　　　　　｀' ｰ'´　　　 　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　○　　　　　　 と思うカービィであった
　　　　　　　　　　　　　　　　　Ｏ　　　　　　　
　　　　　　＿＿
　-‐　￣　　　　　￣¨　　､
　　　　　　　　　　　　　　　 丶､
　　　　　　　　　　　　　　　 r=､ ＼
　　　　　　　　　　　　　　　 |l.　ヽ　＼
　　　　　　　　　　　　　　　 |:ヽ-'ﾍ 　 iヽ
　　　　　　　　　　　　　　　 l::::::::::::i.　 ﾄ-ﾍ
　　　　　　　　　.:.:.:.:.:.:.:.:.:.　 '.::::::::::j 　 !:::::i '.
　　　　　　　　　　　　　　　　 `ー'　　 ｌ:::::l. i
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヽﾉ .|
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 O　　 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 j
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 /
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　, ′
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ／
:::-...._　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ／
:::::::::::::¨:::-..._　　　　　　　　　　／

キョン｢人をどこぞのピンク玉と同じと思ってくれるな｣

キョン｢まぁ、隠すわけにもいかないし…ほらよ｣

サンダース｢｣ｶﾞﾀｶﾞﾀﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

ハルヒ｢なによ…あんたも持ってたの？ってか臆病ね…｣

朝比奈｢じつは私も…｣

シャワーズ｢…｣ｸﾞﾃﾞｰﾝ

ハルヒ｢みくるちゃんも!？ってかずいぶんのんきね…｣

長門｢私も…｣

エーフィー｢…｣ﾋﾞｸﾋﾞｸ

ハルヒ｢有希まで!？って事は…｣

古泉｢おや…みなさんもお持ちでしたか｣

カイリキー｢ｳｯｽｳｯｽ｣

キョン｢おいまてコラ｣

古泉｢どうかしましたか？｣

キョン｢いやなんでお前だけカイリキーなんだよ｣

古泉｢なんでと言われましても…朝起きたら隣で寝ていた、としか言えませんね｣

キョン｢よく理性をたもっていられたな…｣

古泉｢恥ずかしい話、起きたらお尻が痛かったので少し困りましたがね…｣

キョン｢今すぐお前のカイリキーをどうにかしろ｣

古泉｢それが言うことを聞かなくて…。んっふ…困ったものです…｣

キョン｢困っているのは俺だがな｣

キョン｢ところでハルヒ｣

ハルヒ｢なによ｣

キョン｢お前、石とか持ってるのか？｣

ハルヒ｢なんか赤い石なら落ちてたわね｣

キョン｢…そうか｣

ハルヒ｢これをあげれば進化するのよね？｣

キョン｢…まぁな｣

ハルヒ｢じゃあ、進化させまっしょーい!!｣

ﾃﾞｯﾃﾞｯﾃﾞｯﾃﾞｯﾃﾞｯﾃﾞｯﾃﾞｯﾃﾞｰﾝ
ﾃﾞｯﾃﾞｯﾃﾞｯﾃﾞｯﾃﾞｯﾃﾞｯﾃﾞｯﾃﾞｰﾝ
ﾃｰﾚｰﾃｰﾃﾃﾃﾃｰﾃﾃｰ

キョン｢おめでとう!イーブイはブースターに進化した!!｣(裏声)

ブースター｢…｣

ハルヒ｢可愛いわね!!モフモフじゃない!!｣

朝比奈｢まぁ…それ以外に使い道ありませんしね｣ﾎﾞｿﾘ

ハルヒ｢？みくるちゃんなんかいった？｣

朝比奈｢なにもいってません＞＜｣

ハルヒ｢まぁ、いいわ。そんな事よりキョン!!｣

キョン｢騒ぐな。俺のサンダースが怯えているだろうが｣

サンダース｢…｣ﾋﾞｸﾋﾞｸ

ハルヒ｢う…うるさいわね…｣ｺｿｺｿ

しえ

シャワーズ｢…｣ｸﾞﾃﾞｰﾝ

サンダース｢…｣ﾋﾞｸﾋﾞｸ

エーフィー｢…｣ﾋﾞｸﾋﾞｸ

キョン｢しかし…並べてみると癒されるな…｣

カイリキー｢ﾌﾝｯﾌﾝｯ｣

古泉｢そうですね…。実に可愛らしい光景ですね…｣

キョン｢お前のせいでぶち壊しだがな｣

キョンの妹ちゃんにはイーブイ単品のままで

>>11
お前どっからその速さで持ってくるんだよ

ハルヒ｢あー!!もう!!そんな事よりバトルしましょバ･ト･ル!!｣

古泉｢そうですね。興味深いです｣

ハルヒ｢古泉君とは…遠慮しとくわね…｣

古泉｢んっふ…残念です…｣

ハルヒ｢みくるちゃん勝負しましょ!!｣

朝比奈｢ふえぇ…わかりましたぁ…｣

ブースター対シャワーズ…

はよ

>>22
すまんミスだ

はよせ

ハルヒ｢行きなさい!!ブースター!!｣

朝比奈｢お願いします!!シャワーズ!!｣

ブースター｢ﾌﾞｰ!!｣ﾌﾝｽ

シャワーズ｢ｼｬﾜｰ｣ｸﾞｯﾃﾞｰﾝ

ハルヒ｢ブースター!!炎の牙!!｣

ブースター｢ｶﾞｳｰ!!｣ｶﾞﾌﾞｯ

シャワーズ｢…｣ｸﾞｯﾃﾞｰﾝ

朝比奈｢ええと、あの、ハイドロポンプ!!｣

シャワーズ｢ｼｬｰ｣ﾌﾞｼｬｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱ

ブースター｢ｱﾍﾞﾌﾞﾎﾞﾎﾞｶﾞﾍﾞﾋﾞﾍﾞﾊﾞ｣

ブースター｢｣ﾁｰﾝ

ハルヒ｢そんな…｣

朝比奈｢えと…ありがとうございました…｣

シャワーズ｢ﾜｰ｣ｸﾞﾃﾞｰﾝ

ハルヒ｢つ…次は有希!!勝負しましょ!!｣

長門｢その前に回復させるべき…｣

ハルヒ｢回復って…どうすればいいの？｣

長門｢ayc8q生3｣ﾃﾝﾃﾝﾃﾃﾃｰﾝ

ブースター｢ﾌﾞｰ!!｣

ハルヒ｢さぁブーちゃんも元気になったし…勝負よ有希!!｣

長門｢…｣

エーフィ｢…｣ﾋﾞｸﾋﾞｸ

ハルヒ｢先手必勝!!電光石火!!｣

ブースター｢ﾌﾞｰ!!｣ｼｬﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞｯ

長門｢かわしてサイコキネシス…｣

エーフィ｢ﾌｨｰ｣ｷｭｲｨｨｨｨｨｨﾝ

ブースター｢｣ﾁｰﾝ

ハルヒ｢そんなぁ…｣

ハルヒ｢つ、次はキョンよ!!行きなさいブースター!!｣

キョン｢やれやれ…。頼むぞ、サンダース｣

サンダース｢ﾀﾞｰｽ…｣ｶﾞﾀｶﾞﾀ

ハルヒ｢これは勝てるわね!!ブースター!!かみつく!!｣

ブースター｢ｶﾞｰ!!｣ｶﾞﾌﾞｯ

サンダース｢ｯ!!｣

キョン｢サンダース、体に電気を流せ!!｣

サンダース｢ﾀﾞｱｱｱｱｱｱｽ!!｣ﾋﾞﾘﾋﾞﾘ

ブースター｢｣ﾁｰﾝ

ハルヒ｢｣

ハルヒ｢古泉くん…勝負しましょ…｣

古泉｢そうですね。僕のカイリキーも戦いたがってますし｣

カイリキー｢んっふ｣

ブースター｢ばっ…やめろ!!｣

閉鎖空間が

ハルヒ｢ブースター、馬鹿力!!｣


ブースター｢ｶﾞｱｱｱｱｱ!!｣

古泉｢カイリキー、受け止めてメガトンパンチ、雷パンチ、ストーンエッジ、爆裂パンチ｣

カイリキー｢ｳｶﾞｱｱｱｱｱｱｱ!!!｣

ブースター｢｣ﾁｰﾝ

ハルヒ｢ですよねー｣

古泉｢んっふ｣

カイリキー｢んっふ｣

ハルヒ｢なによコレ…ブースター弱いじゃない…｣

キョン｢いや、カイリキーが強すぎるだけだと思うぞ｣

古泉｢おや、褒められましたよ｣

カイリキー｢んっふ｣

キョン｢なぁ、ハルヒ｣

ハルヒ｢…なによ｣

キョン｢ウインディってポケモン知ってるか？｣

朝比奈｢!!｣

古泉｢!!｣

長門｢…｣

ハルヒ｢なによそれ、私のブースターより強いの？｣

キョン｢あぁ、かなりな。ブースターより技も強いぞ｣

ハルヒ｢でもブースターの炎の牙は強いs｣

キョン｢フレアドライブという技があってだな｣

ハルヒ｢ブースターは電光石火覚えるs｣

キョン｢ウインディは神速を覚える｣

ハルヒ｢ブースターは噛み付くを覚えるわ!!｣

キョン｢ウインディは噛み砕くを覚えるぞ｣

ハルヒ｢ブースターは馬鹿力を覚えるわ!!｣

キョン｢ウインディはインファイトを覚えるぞ｣

ハルヒ｢…｣

ブースター｢…｣

キョンは伝説厨か

ハルヒ｢ブースターはモフモフできるわ!!｣

キョン｢ウインディの方がモフモフできるがな｣

ハルヒ｢あんた…可哀想なポケモンなのね…｣

ブースター｢!？｣ｶﾞｰﾝ

ハルヒ｢今日は…解散しましょ…｣

～夜～

ｱﾙｰﾊﾚｰﾀﾋｰﾉｺﾄｰ

キョン｢古泉か…｣

古泉『あなたのお陰で特大の閉鎖空間が発生してしまいましたよ』

キョン『そうかよ。俺には関係無い事だ』

古泉『んっふ…。後ろを振り返ってみてください』

キョン『後ろ？』ｸﾙｯ

カイリキー｢んっふ｣

キョン｢アッーー!!!｣

古泉『困ったものです…』

翌日、痛む尻を擦りながら向かった部活で、俺は信じがたい物を見た。

ハルヒ｢どう!!すごいでしょ!!｣

キョン｢いやまぁ…凄いが…｣

朝比奈｢凄いですぅ…｣

古泉｢おやおや…｣

ハルヒ｢私のブーちゃんが進化したのよ!!｣

ウインディ｢…｣

長門｢あなたの言動は正しくない。正しくは進化ではなく改編されている｣

ハルヒ｢まぁ、いいじゃない。それよりも勝負しましょ!!今度は負けないわよ!!｣

まぁ、いいか…。
ブースターには悪いが、ハルヒが楽しめているなら…。

ハルヒ｢ウインディ!!インファイト!!｣
ウインディ｢ｶﾞｱｱｱｱｱ!!｣

シャワーズ｢ｼｬ-…｣ﾊﾞﾀﾝ

ハルヒ｢ウインディ!!噛み砕く!!｣
ウインディ｢ｶﾞｱｯ!!｣

エーフィ｢ﾌｨｰ…｣ﾊﾞﾀﾘ

ハルヒ｢ウインディ!!フレアドライブ!!｣
ウインディ｢ｶﾞｱｱｱｱｱ!!｣ｺﾞｵｫｫｫ

カイリキー｢んっ…ふ…｣ﾄﾞｻｯ

ハルヒ｢さぁキョン!!次はアンタよ!!手を抜いたら許さないんだからね!!｣

手を抜くなんてしないさ。
どうやら、

キョン｢本気を出さなきゃ勝てそうに無いからな!!｣

サンダース｢ﾀﾞｰｽ!!｣


　　終わり

？

以上で終わりです(　＞＜)
>>1先生の次回作にご期待ください!!

>>45
勉強になります