1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/04/23(水) 18:06:36.68 :m5u8ThtK0
社長「ーーー」
P「ーーーー」
社長「ーーーー、と、どうだね、これがうちの子の名簿だよ」
P「あ、ありがとうございます」
社長「どの子もいい子たちでねぇ、そうだなぁ、先ず、天海君は…」
P「………」
社長「ふむ、どうやら、君は四条君にティンときたようだね!」
P「あっ、すみません!この子、なんかこう…引き込まれるような…魅入っちゃって」
社長「ーーー」
P「ーーーー」
社長「ーーーー、と、どうだね、これがうちの子の名簿だよ」
P「あ、ありがとうございます」
社長「どの子もいい子たちでねぇ、そうだなぁ、先ず、天海君は…」
P「………」
社長「ふむ、どうやら、君は四条君にティンときたようだね!」
P「あっ、すみません!この子、なんかこう…引き込まれるような…魅入っちゃって」
2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/04/23(水) 18:09:55.43 :m5u8ThtK0
鼓動が早くなる
頭の奥が沈む
鼓動が早くなる
頭の奥が沈む
3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/04/23(水) 18:12:37.06 :m5u8ThtK0
社長「はっはっは!ではもう皆まで言うまい、君には四条君のプロデュースをお願いするよ」
P「は、はい…!是非お願いします!!」
社長「では早速だが顔合わせに行ってきてほしい」
P「わかりました」
社長「担当プロデューサーが決まったとなれば彼女達も喜ぶだろう、それにやはりアイドル達とのコミュニケーションが…」
P「な、なるほどわかりました!では挨拶に行ってきますね!失礼しました!」
社長「、あっ、君ィ!四条君は今、公園の方に…って行ってしまったようだね。はっは、あれが若さかな」
社長「はっはっは!ではもう皆まで言うまい、君には四条君のプロデュースをお願いするよ」
P「は、はい…!是非お願いします!!」
社長「では早速だが顔合わせに行ってきてほしい」
P「わかりました」
社長「担当プロデューサーが決まったとなれば彼女達も喜ぶだろう、それにやはりアイドル達とのコミュニケーションが…」
P「な、なるほどわかりました!では挨拶に行ってきますね!失礼しました!」
社長「、あっ、君ィ!四条君は今、公園の方に…って行ってしまったようだね。はっは、あれが若さかな」
4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/04/23(水) 18:14:26.07 :m5u8ThtK0
気持ちが逸る
何で?何に?
わからない
わからないけど早く会いたい
会えばわかる気がする
何がわかるのかはわからないけど
とにかく早く
気持ちが逸る
何で?何に?
わからない
わからないけど早く会いたい
会えばわかる気がする
何がわかるのかはわからないけど
とにかく早く
5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/04/23(水) 18:17:42.37 :m5u8ThtK0
事務所の階段を駆け下りて馬鹿みたいに走った
足が止まらない
何処に向かえばいいか知らない
でも何処に向かえばいいかわかっていた
桜の舞うあの場所に
事務所の階段を駆け下りて馬鹿みたいに走った
足が止まらない
何処に向かえばいいか知らない
でも何処に向かえばいいかわかっていた
桜の舞うあの場所に
6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/04/23(水) 18:19:17.69 :m5u8ThtK0
P「はぁはぁ…確か…この辺に…」
どうして知っているのだろう
知らないのに
俺は何を知っているんだ?
何を……思い出す…?
P「はぁはぁ…確か…この辺に…」
どうして知っているのだろう
知らないのに
俺は何を知っているんだ?
何を……思い出す…?
7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/04/23(水) 18:22:29.02 :m5u8ThtK0
P「はぁ…はぁ、っ!うっ…く…」
まだ息の上がる体に頭痛が襲う
膝は笑ってるし手の先は痺れているようだ
へたり込んでしまう
P「はぁ…はぁ、っ!うっ…く…」
まだ息の上がる体に頭痛が襲う
膝は笑ってるし手の先は痺れているようだ
へたり込んでしまう
8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/04/23(水) 18:24:35.67 :m5u8ThtK0
P「はぁ…ふぅ…綺麗だな…桜……うぉ、風が…!」
1つの大きな風が吹いた
心地よさがあった
遊ばれるように散らされた桜の花が舞う
耳の奥がキーンと鳴る
俺の世界は急に静かになる
風を追うように捌けた桜の花たちが俺の視界を取り戻させる
そこに少女はいた
P「はぁ…ふぅ…綺麗だな…桜……うぉ、風が…!」
1つの大きな風が吹いた
心地よさがあった
遊ばれるように散らされた桜の花が舞う
耳の奥がキーンと鳴る
俺の世界は急に静かになる
風を追うように捌けた桜の花たちが俺の視界を取り戻させる
そこに少女はいた
9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/04/23(水) 18:27:35.19 :m5u8ThtK0
見惚れていた
初めて見たよく知るその少女に
その重たそうな銀髪が風に戦ぐ様すら優雅だ
桜の木々の間に佇む彼女はそれだけで美しかった
少女がこっちに気付いて振り向く
そんな振る舞いにも可憐さを称えるように相変わらず見惚れていた
彼女はゆっくりとまた厳かにこっちへ歩み寄りながら言った
ーーーお帰りなさい、あなた様
見惚れていた
初めて見たよく知るその少女に
その重たそうな銀髪が風に戦ぐ様すら優雅だ
桜の木々の間に佇む彼女はそれだけで美しかった
少女がこっちに気付いて振り向く
そんな振る舞いにも可憐さを称えるように相変わらず見惚れていた
彼女はゆっくりとまた厳かにこっちへ歩み寄りながら言った
ーーーお帰りなさい、あなた様
10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL):2014/04/23(水) 18:50:42.16 :m5u8ThtK0
おしり。
おしり。
11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/04/23(水) 18:53:21.09 :cpXAg9dDo
おしりなら仕方ない