1:具 ◆GosX5DX4ZAXr:2014/12/03(水) 22:10:50.21 :/YWC10vEo
一穂「毎年毎年律儀だねぇ」
楓「たまたま余っただけですよ」
一穂「毎年毎年余らせるなんてそれはどうなのかい?」
楓「べ、別にいいじゃないですか!」
一穂「もう帰るのかい?」
楓「えぇ、そうしないと雪が……あ」
一穂「降り出しちゃったね」
楓「い、急いで帰れば……」
一穂「この吹雪の中?」
楓「う……」
一穂「まぁまぁ、止むまでゆっくりしていきな」
楓「すいません……」
一穂「じゃあさっさと上がった上がった」
楓「お邪魔します……」
一穂「毎年毎年律儀だねぇ」
楓「たまたま余っただけですよ」
一穂「毎年毎年余らせるなんてそれはどうなのかい?」
楓「べ、別にいいじゃないですか!」
一穂「もう帰るのかい?」
楓「えぇ、そうしないと雪が……あ」
一穂「降り出しちゃったね」
楓「い、急いで帰れば……」
一穂「この吹雪の中?」
楓「う……」
一穂「まぁまぁ、止むまでゆっくりしていきな」
楓「すいません……」
一穂「じゃあさっさと上がった上がった」
楓「お邪魔します……」
2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/12/03(水) 22:12:42.18 :To6FJitAO
期待
期待
3:酉ミスってた ◆DAKIMApJGg:2014/12/03(水) 22:18:46.92 :/YWC10vEo
れんげ「駄菓子屋来たのん?」
一穂「そうだよー」
楓「届け物があってな」
れんげ「なんなのん?」
一穂「開けてみな」
れんげ「ケーキなん……」
楓「み、店の売れ残りだけど捨てるのももったいないからな!」
れんげ「ありがとうなん!」
楓「お、おう……」
れんげ「まさか駄菓子屋にケーキがあるとは……」
楓「ケーキだってお菓子だろうが」
れんげ「それもそうなんなー」
一穂「はいはい、ケーキは夕食の後でねー」
れんげ「今日はお鍋なん!」
一穂「楓も食べてくでしょ?」
楓「いいんすか?」
れんげ「駄菓子屋はお鍋嫌いなん?」
楓「いや、嫌いじゃないけど……」
一穂「せっかくなら大人数の方が楽しいしねぇ」
楓「じゃあお言葉に甘えます……」
一穂「はいよー」
れんげ「駄菓子屋来たのん?」
一穂「そうだよー」
楓「届け物があってな」
れんげ「なんなのん?」
一穂「開けてみな」
れんげ「ケーキなん……」
楓「み、店の売れ残りだけど捨てるのももったいないからな!」
れんげ「ありがとうなん!」
楓「お、おう……」
れんげ「まさか駄菓子屋にケーキがあるとは……」
楓「ケーキだってお菓子だろうが」
れんげ「それもそうなんなー」
一穂「はいはい、ケーキは夕食の後でねー」
れんげ「今日はお鍋なん!」
一穂「楓も食べてくでしょ?」
楓「いいんすか?」
れんげ「駄菓子屋はお鍋嫌いなん?」
楓「いや、嫌いじゃないけど……」
一穂「せっかくなら大人数の方が楽しいしねぇ」
楓「じゃあお言葉に甘えます……」
一穂「はいよー」
4:酉ミスってた ◆DAKIMApJGg:2014/12/03(水) 22:24:03.44 :/YWC10vEo
三人「いただきます」
楓「そういえば今日は二人だけなんすか?」
一穂「用事で出てるけどこの雪じゃ帰ってこれないだろうねぇ……」
楓「たしかに……」
れんげ「もう食べてもいいん!?」
楓「いいけどちゃんとふーふーしろよー」
れんげ「わかったん!」
一穂「いやぁ、どっちが本当の姉かわかんないな」
楓「しっかりしてくださいよ……」
れんげ「鶏肉美味しいん」
楓「ちゃんと野菜も食べるんだぞ」
れんげ「ぷっぷーい」
一穂「まだまだあるからたんとお食べ」
三人「いただきます」
楓「そういえば今日は二人だけなんすか?」
一穂「用事で出てるけどこの雪じゃ帰ってこれないだろうねぇ……」
楓「たしかに……」
れんげ「もう食べてもいいん!?」
楓「いいけどちゃんとふーふーしろよー」
れんげ「わかったん!」
一穂「いやぁ、どっちが本当の姉かわかんないな」
楓「しっかりしてくださいよ……」
れんげ「鶏肉美味しいん」
楓「ちゃんと野菜も食べるんだぞ」
れんげ「ぷっぷーい」
一穂「まだまだあるからたんとお食べ」
5:酉ミスってた ◆DAKIMApJGg:2014/12/03(水) 22:36:09.15 :/YWC10vEo
れんげ「おなかいっぱいなん……」
一穂「しっかり食べたからねぇ」
楓「じゃあケーキは食べられないな」
れんげ「大丈夫なん!」
楓「本当か……?」
れんげ「甘いものは別腹ってなっつんが言ってたん!」
楓「あいつの真似をするとバカになるからやめとけ」
れんげ「そうなん?」
一穂「はいはいロウソクに火をつけるよー」
楓「そういえばれんげは何歳になるんだ?」
れんげ「ななつになりましたん!」
楓「ななつか……」(あんなに小さかったのにもう小学生だもんな)
一穂「じゃあれんちょん、吹き消してくれるかい?」
れんげ「ふー!」
一穂「誕生日おめでとう、れんちょん」
楓「おめでとう、れんげ」
れんげ「ありがとなのん!」
れんげ「おなかいっぱいなん……」
一穂「しっかり食べたからねぇ」
楓「じゃあケーキは食べられないな」
れんげ「大丈夫なん!」
楓「本当か……?」
れんげ「甘いものは別腹ってなっつんが言ってたん!」
楓「あいつの真似をするとバカになるからやめとけ」
れんげ「そうなん?」
一穂「はいはいロウソクに火をつけるよー」
楓「そういえばれんげは何歳になるんだ?」
れんげ「ななつになりましたん!」
楓「ななつか……」(あんなに小さかったのにもう小学生だもんな)
一穂「じゃあれんちょん、吹き消してくれるかい?」
れんげ「ふー!」
一穂「誕生日おめでとう、れんちょん」
楓「おめでとう、れんげ」
れんげ「ありがとなのん!」
6: ◆DAKIMApJGg:2014/12/03(水) 22:42:31.58 :/YWC10vEo
一穂「はいはい、テレビもいいけどお風呂わいたよー」
楓「だそうだ、ほら膝から下りて入ってこい」
れんげ「一緒に入らないのん?」
楓「あたしは帰らないと……」
一穂「この吹雪の中をかい?」
楓「それは……」
一穂「せっかくだから泊まっていけばいいんじゃないの?」
れんげ「駄菓子屋お泊まりなん!?」
楓「お世話になります……」
れんげ「じゃあ一緒にお風呂に入るん!」
楓「お、おい!引っ張るな!」
一穂「着替えは出しとくからごゆっくりー」
楓「ちょ、ちょっとれんげ!」
一穂「れんちょん元気だねぇ……」
一穂「はいはい、テレビもいいけどお風呂わいたよー」
楓「だそうだ、ほら膝から下りて入ってこい」
れんげ「一緒に入らないのん?」
楓「あたしは帰らないと……」
一穂「この吹雪の中をかい?」
楓「それは……」
一穂「せっかくだから泊まっていけばいいんじゃないの?」
れんげ「駄菓子屋お泊まりなん!?」
楓「お世話になります……」
れんげ「じゃあ一緒にお風呂に入るん!」
楓「お、おい!引っ張るな!」
一穂「着替えは出しとくからごゆっくりー」
楓「ちょ、ちょっとれんげ!」
一穂「れんちょん元気だねぇ……」
7: ◆DAKIMApJGg:2014/12/03(水) 22:54:17.86 :/YWC10vEo
れんげ「駄菓子屋は背中大きいんなあ」
楓「これでも大人だからな」
れんげ「でもおっぱいはほたるんよりちっちゃいん」
楓「ほっとけ……」
れんげ「駄菓子屋怒ったん……?」
楓「別に気にしてねーよ」
れんげ「ほんとに?」
楓「……あぁ」
れんげ「じゃあ流すん!」
楓「あぁ、ありがとうな」
れんげ「えっへん!」
楓「じゃあ今度は私が洗ってやる番だな」
れんげ「よろしくおねがいするん!」
楓「シャンプー目に入らないようにちゃんと目閉じとけよ?」
れんげ「はーい」
楓(昔と比べてだいぶ背中が大きくなったなぁ……)
れんげ「どうかしたん?」
楓「な、なんでもねえよ」
れんげ「駄菓子屋は背中大きいんなあ」
楓「これでも大人だからな」
れんげ「でもおっぱいはほたるんよりちっちゃいん」
楓「ほっとけ……」
れんげ「駄菓子屋怒ったん……?」
楓「別に気にしてねーよ」
れんげ「ほんとに?」
楓「……あぁ」
れんげ「じゃあ流すん!」
楓「あぁ、ありがとうな」
れんげ「えっへん!」
楓「じゃあ今度は私が洗ってやる番だな」
れんげ「よろしくおねがいするん!」
楓「シャンプー目に入らないようにちゃんと目閉じとけよ?」
れんげ「はーい」
楓(昔と比べてだいぶ背中が大きくなったなぁ……)
れんげ「どうかしたん?」
楓「な、なんでもねえよ」
8: ◆DAKIMApJGg:2014/12/03(水) 23:01:32.81 :/YWC10vEo
一穂「お、二人とも上がったんだね」
れんげ「ちゃんと100まで数えたん!」
一穂「おお、れんちょんは偉いねえ」
れんげ「ウチもうななつなん!」
楓「ほら、ちゃんと髪吹かないと風邪ひくぞ」
れんげ「あーい」
一穂「じゃあ湯冷めする前にちゃんと布団に入るんだよ」
れんげ「駄菓子屋と一緒に寝るん!」
楓「は?」
れんげ「駄菓子屋は一緒に寝るのいやなん……?」
楓「せ、先輩……」
一穂「鳴くこと地頭には勝てないってね」
楓「うぐ……」
れんげ「駄菓子屋……」
楓「わ、わかったよ!」
一穂「お、二人とも上がったんだね」
れんげ「ちゃんと100まで数えたん!」
一穂「おお、れんちょんは偉いねえ」
れんげ「ウチもうななつなん!」
楓「ほら、ちゃんと髪吹かないと風邪ひくぞ」
れんげ「あーい」
一穂「じゃあ湯冷めする前にちゃんと布団に入るんだよ」
れんげ「駄菓子屋と一緒に寝るん!」
楓「は?」
れんげ「駄菓子屋は一緒に寝るのいやなん……?」
楓「せ、先輩……」
一穂「鳴くこと地頭には勝てないってね」
楓「うぐ……」
れんげ「駄菓子屋……」
楓「わ、わかったよ!」
9: ◆DAKIMApJGg:2014/12/03(水) 23:18:28.91 :/YWC10vEo
れんげ「駄菓子屋あったかいんなー」
楓「そういうれんげだって」
れんげ「今日はありがとうなんなー」
楓「べ、別に余っただけだ……」
れんげ「そうなん?」
楓「あ、あぁ……」
れんげ「なあ駄菓子屋ー」
楓「なんだ?」
れんげ「ギュッてしたいん」
楓「……ほらよ」
れんげ「やっぱり駄菓子屋あったかいん」
楓「そうか……」
れんげ「…………」ス-ス-
楓「寝たのか……」
楓「あたしにもこんな妹がいたら……」
楓「バカなことは考えずにさっさと寝るか」
楓「おやすみ、れんげ」
れんげ「駄菓子屋あったかいんなー」
楓「そういうれんげだって」
れんげ「今日はありがとうなんなー」
楓「べ、別に余っただけだ……」
れんげ「そうなん?」
楓「あ、あぁ……」
れんげ「なあ駄菓子屋ー」
楓「なんだ?」
れんげ「ギュッてしたいん」
楓「……ほらよ」
れんげ「やっぱり駄菓子屋あったかいん」
楓「そうか……」
れんげ「…………」ス-ス-
楓「寝たのか……」
楓「あたしにもこんな妹がいたら……」
楓「バカなことは考えずにさっさと寝るか」
楓「おやすみ、れんげ」
10: ◆DAKIMApJGg:2014/12/03(水) 23:22:12.03 :/YWC10vEo
一穂「二人とも寝ちゃったねえ」
一穂「それにしても二人とも幸せな顔して……」
一穂「せっかくだから写真に残そうか」
一穂「ついでに写メールにして……」
一穂「おっと、私もさっさと寝るかねえ」
一穂「おやすみなさい、二人とも」
一穂「二人とも寝ちゃったねえ」
一穂「それにしても二人とも幸せな顔して……」
一穂「せっかくだから写真に残そうか」
一穂「ついでに写メールにして……」
一穂「おっと、私もさっさと寝るかねえ」
一穂「おやすみなさい、二人とも」
11: ◆DAKIMApJGg:2014/12/03(水) 23:31:53.67 :/YWC10vEo
翌日~東京~
ひかげ「姉ちゃんからメール?」
ひかげ「そういえば昨日れんげの誕生日だったんだっけ」
??「どうかしたの?」
ひかげ「姉ちゃんから写メが届いてさあ」
??「これが妹とお姉さん?」
ひかげ「いや、妹でもう一人は知り合い」
??「ふーん……」
ひかげ「なに?」
??「あんたに似てないなと思って」
ひかげ「ほっとけ!」
翌日~東京~
ひかげ「姉ちゃんからメール?」
ひかげ「そういえば昨日れんげの誕生日だったんだっけ」
??「どうかしたの?」
ひかげ「姉ちゃんから写メが届いてさあ」
??「これが妹とお姉さん?」
ひかげ「いや、妹でもう一人は知り合い」
??「ふーん……」
ひかげ「なに?」
??「あんたに似てないなと思って」
ひかげ「ほっとけ!」
12: ◆DAKIMApJGg:2014/12/03(水) 23:41:13.28 :/YWC10vEo
このみ「あ」
小毬「このみちゃん、どうかしたの?
このみ「一穂さんから電話だ」
小毬「かずねぇから?」
このみ「写真がついてる」
蛍「なにかあったんでしょうか?」
このみ「ちょっと受信してくるから待ってて」
夏海「もしかして宝の地図とか……」
小毬「ないない」
蛍「でも直接ではなくメールなんてどうしたんでしょう?」
このみ「おまたせー」
夏海「なんだったの?」
このみ「こんな写真」
小毬「おお」
蛍「かわいい……」
夏海「よし、駄菓子屋をからかうか!」
このみ「なっちゃん、やめたほうがいいと思うよ~」
卓「」コクリ
このみ「あ」
小毬「このみちゃん、どうかしたの?
このみ「一穂さんから電話だ」
小毬「かずねぇから?」
このみ「写真がついてる」
蛍「なにかあったんでしょうか?」
このみ「ちょっと受信してくるから待ってて」
夏海「もしかして宝の地図とか……」
小毬「ないない」
蛍「でも直接ではなくメールなんてどうしたんでしょう?」
このみ「おまたせー」
夏海「なんだったの?」
このみ「こんな写真」
小毬「おお」
蛍「かわいい……」
夏海「よし、駄菓子屋をからかうか!」
このみ「なっちゃん、やめたほうがいいと思うよ~」
卓「」コクリ
13: ◆DAKIMApJGg:2014/12/03(水) 23:44:55.97 :/YWC10vEo
れんげ「朝なん!」
楓「今日も学校だろう?」
れんげ「そうなん」
楓「朝ごはんは……」
れんげ「ねぇねぇが起きてないん……」
楓「しゃーない、ちょっと待ってろ」
れんげ「駄菓子屋が作るん!?」
楓「そうするしかないだろ……」
れんげ「駄菓子屋作れるん!?」
楓「まぁそれなりには……」
れんげ「すごいん!ウチもお手伝いするん!」
楓「じゃあ食器を並べてくれるか?」
れんげ「ぷっぷーい!」
楓「ま、たまにはこんな日があってもいいか……」
~今回はここまで~
れんげ「朝なん!」
楓「今日も学校だろう?」
れんげ「そうなん」
楓「朝ごはんは……」
れんげ「ねぇねぇが起きてないん……」
楓「しゃーない、ちょっと待ってろ」
れんげ「駄菓子屋が作るん!?」
楓「そうするしかないだろ……」
れんげ「駄菓子屋作れるん!?」
楓「まぁそれなりには……」
れんげ「すごいん!ウチもお手伝いするん!」
楓「じゃあ食器を並べてくれるか?」
れんげ「ぷっぷーい!」
楓「ま、たまにはこんな日があってもいいか……」
~今回はここまで~
14:まおゆうは転載禁止 ◆DAKIMApJGg:2014/12/03(水) 23:47:32.25 :/YWC10vEo
以上です
れんちょん誕生日おめでとう!
実際に書いてみるとれんちょんの台詞回しって難しいですね……
アニメ第10話は名作だと思います
オーディオコメンタリも素晴らしかったです
二期制作も決定していますが、ラジオがあるならこの二人にやってほしいです
読んでくださった方はありがとうございました
失礼します
以上です
れんちょん誕生日おめでとう!
実際に書いてみるとれんちょんの台詞回しって難しいですね……
アニメ第10話は名作だと思います
オーディオコメンタリも素晴らしかったです
二期制作も決定していますが、ラジオがあるならこの二人にやってほしいです
読んでくださった方はありがとうございました
失礼します
15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/12/03(水) 23:56:30.35 :wurqpU+bo
にゃんぱすー
16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/12/03(水) 23:56:50.47 :GglPw/JMo
乙
乙
17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/12/04(木) 01:20:46.10 :elV2nDGyO
駄菓子屋とれんちょん最高
乙
乙