1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/03/21(火) 17:22:53.87 :ZTvK0l7x0
貴音「さぁ……このすいっ」
響「いやだ」
貴音「」
貴音「さぁ……このすいっ」
響「いやだ」
貴音「」
2:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/03/21(火) 17:23:40.45 :ZTvK0l7x0
貴音「響……?」
響「なーに貴音」
貴音「すいっちですよ」
響「それは見れば分かるさー」
貴音「押してみま」
響「い や だ」
貴音「」
貴音「響……?」
響「なーに貴音」
貴音「すいっちですよ」
響「それは見れば分かるさー」
貴音「押してみま」
響「い や だ」
貴音「」
3:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/03/21(火) 17:25:42.84 :ZTvK0l7x0
貴音「なにゆえ、なにゆえ拒むのですか。わたくしがこんなにも」
響「貴音がすっごいうきうきしながら勧めてくるからこそ、押したくないんでしょ」
貴音「なんと」
響「どう考えても怪しすぎだぞ。むしろスイッチだけ置いておくとかしたほうが、つい押しちゃうかも」
貴音「……しかしそれでは、他の者にまで被害が及ぶ可能性が」
響「ほら被害って言ったぁ!! やっぱり危ないモノなんじゃないか!」
貴音「違います! 断じて違います! 危険などありません!」
響「……ほんとに?」
貴音「…………用法用量を守る限りは」
響「……」
貴音「……」
響「やっぱりやだ」
貴音「」
貴音「なにゆえ、なにゆえ拒むのですか。わたくしがこんなにも」
響「貴音がすっごいうきうきしながら勧めてくるからこそ、押したくないんでしょ」
貴音「なんと」
響「どう考えても怪しすぎだぞ。むしろスイッチだけ置いておくとかしたほうが、つい押しちゃうかも」
貴音「……しかしそれでは、他の者にまで被害が及ぶ可能性が」
響「ほら被害って言ったぁ!! やっぱり危ないモノなんじゃないか!」
貴音「違います! 断じて違います! 危険などありません!」
響「……ほんとに?」
貴音「…………用法用量を守る限りは」
響「……」
貴音「……」
響「やっぱりやだ」
貴音「」
4:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/03/21(火) 17:27:07.46 :ZTvK0l7x0
響「せめてなにが起きるのか教えてくれたらさぁ」
貴音「それでは面白みが……」
響「貴音を面白がらせるための犠牲になんてなりたくないぞ」
貴音「違うのです! 響、絶対に、絶対響も喜ぶことなので!」
響「えぇー……」
貴音「一回! 一回だけ押してみませんか?」
響「だいたいその一回が取り返しのつかない一回なんだよね……」
貴音「お願いです! 生涯の頼みです! どうか! どうかぽちっと……!」
響「ちょっ、やだってば! こんなことに一生のお願いを使わないでよ!」
貴音「響っお願いします……! わたくしをあわれだと思って……どうか一度だけ、このすいっちを……」
響「うぅん……さすがにそんなにすがりつかれると、ほんとにあわれになってくるぞ……」
貴音「! ではっ」
響「押さないけど」
貴音「はやぁ」
響「せめてなにが起きるのか教えてくれたらさぁ」
貴音「それでは面白みが……」
響「貴音を面白がらせるための犠牲になんてなりたくないぞ」
貴音「違うのです! 響、絶対に、絶対響も喜ぶことなので!」
響「えぇー……」
貴音「一回! 一回だけ押してみませんか?」
響「だいたいその一回が取り返しのつかない一回なんだよね……」
貴音「お願いです! 生涯の頼みです! どうか! どうかぽちっと……!」
響「ちょっ、やだってば! こんなことに一生のお願いを使わないでよ!」
貴音「響っお願いします……! わたくしをあわれだと思って……どうか一度だけ、このすいっちを……」
響「うぅん……さすがにそんなにすがりつかれると、ほんとにあわれになってくるぞ……」
貴音「! ではっ」
響「押さないけど」
貴音「はやぁ」
5:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/03/21(火) 17:28:13.52 :ZTvK0l7x0
貴音「さきっちょだけ! さきっちょだけでも!」
響「やだっ! やだってば! ……さきっちょってなに!?」
未来「あ、響さん貴音さん、おはようございまーす! ……あれ? このボタンなんですか?」ポチッ
響「えっ」
貴音「あっ」
未来「うわぁあああああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!」ガクガクガクガク
響「みらぃいいいいいいいい!!!」
貴音「さきっちょだけ! さきっちょだけでも!」
響「やだっ! やだってば! ……さきっちょってなに!?」
未来「あ、響さん貴音さん、おはようございまーす! ……あれ? このボタンなんですか?」ポチッ
響「えっ」
貴音「あっ」
未来「うわぁあああああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!」ガクガクガクガク
響「みらぃいいいいいいいい!!!」
6:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/03/21(火) 17:29:09.20 :ZTvK0l7x0
未来「あ、……ぁ」
響「未来! 大丈夫か!? しっかりしろぉ!!」
未来「ひ、ひびきさん……わ、わたひ……」
未来「らーめんを、食べてます……」
響「!?」
未来「あ、……ぁ」
響「未来! 大丈夫か!? しっかりしろぉ!!」
未来「ひ、ひびきさん……わ、わたひ……」
未来「らーめんを、食べてます……」
響「!?」
7:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/03/21(火) 17:30:35.03 :ZTvK0l7x0
未来「らーめん、食べてますよね……!?」
響「お、落ち着いて! 未来はなんにも食べてないぞ!」
未来「そんなことっ……そんなはずはっ、あぁ! 食べてる!! 私やっぱりらーめん食べてれぅ!!!」
響「な、なにを言ってるんだ未来ぃ!」
未来「味がっ味がするんですっ……濃ぉいトンコツしょうゆの、らーめんの味がっ……!!」
響「なっ……」
未来「食感もっ……めんを、めんをすすっています……あぁっ、スープも飲んでます! ごく、ごくって!!!」
響「う……うそだ……うそだぁ! だってラーメンなんてどこにもっ……」
未来「あぁああ!! めんまも食べてます! しゃきしゃきの野菜の歯ごたえも!! ああぁ!」
響「未来…………」
響「貴音ェ!!!!」
貴音「はて」
未来「らーめん、食べてますよね……!?」
響「お、落ち着いて! 未来はなんにも食べてないぞ!」
未来「そんなことっ……そんなはずはっ、あぁ! 食べてる!! 私やっぱりらーめん食べてれぅ!!!」
響「な、なにを言ってるんだ未来ぃ!」
未来「味がっ味がするんですっ……濃ぉいトンコツしょうゆの、らーめんの味がっ……!!」
響「なっ……」
未来「食感もっ……めんを、めんをすすっています……あぁっ、スープも飲んでます! ごく、ごくって!!!」
響「う……うそだ……うそだぁ! だってラーメンなんてどこにもっ……」
未来「あぁああ!! めんまも食べてます! しゃきしゃきの野菜の歯ごたえも!! ああぁ!」
響「未来…………」
響「貴音ェ!!!!」
貴音「はて」
8:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/03/21(火) 17:31:31.33 :ZTvK0l7x0
響「これはどういうこと!?」
貴音「なんのことでしょう」
響「あのスイッチのせいなんでしょ!? あれを押したせいで未来は……」
未来「あぁ……おいしぃ……らーめん…………おいしいなぁ……あはは」ポロポロ
響「うっ……未来…………」
貴音「……なんといたましい」
響「貴音のせいでしょ!!!!」
響「これはどういうこと!?」
貴音「なんのことでしょう」
響「あのスイッチのせいなんでしょ!? あれを押したせいで未来は……」
未来「あぁ……おいしぃ……らーめん…………おいしいなぁ……あはは」ポロポロ
響「うっ……未来…………」
貴音「……なんといたましい」
響「貴音のせいでしょ!!!!」
9:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/03/21(火) 17:32:42.24 :ZTvK0l7x0
響「はやく治して! このままじゃ未来がぱーになっちゃう!」
貴音「致し方ありませんね……未来」
未来「らーめん……うま……」
貴音「未来、気を確かに。このスイッチを、もう一度押すのです」
未来「カタメンさん……」
響「タカネな」
未来「とまらない……とまらないんです……ずっと…………ずっと食べてるんです、わたし、わたし……らーめんこんなに、わたしの意志とは関係なくっ、めんがっ、めんが……!」
貴音「未来!!」
未来「おいしいのに……おいしいけどっ……! 口を閉じても、どんどん入ってきてる……喉へスープがどんどん流れていってる…………あは、あはあは……わたし、おかしくなっちゃった……」
貴音「はやく!! はやくこのすいっちを!!」
未来「だめですよ……わたし……片手にどんぶり、片手におはし持ってるんですよ……? もう押す手が残ってない……」
響「なんにも持ってないってばぁ!!! しっかりしてよ未来ぃ!!」
貴音「未来……逆に考えるのです」
貴音「食べちゃってもいいさ、と」
響「!?」
響「はやく治して! このままじゃ未来がぱーになっちゃう!」
貴音「致し方ありませんね……未来」
未来「らーめん……うま……」
貴音「未来、気を確かに。このスイッチを、もう一度押すのです」
未来「カタメンさん……」
響「タカネな」
未来「とまらない……とまらないんです……ずっと…………ずっと食べてるんです、わたし、わたし……らーめんこんなに、わたしの意志とは関係なくっ、めんがっ、めんが……!」
貴音「未来!!」
未来「おいしいのに……おいしいけどっ……! 口を閉じても、どんどん入ってきてる……喉へスープがどんどん流れていってる…………あは、あはあは……わたし、おかしくなっちゃった……」
貴音「はやく!! はやくこのすいっちを!!」
未来「だめですよ……わたし……片手にどんぶり、片手におはし持ってるんですよ……? もう押す手が残ってない……」
響「なんにも持ってないってばぁ!!! しっかりしてよ未来ぃ!!」
貴音「未来……逆に考えるのです」
貴音「食べちゃってもいいさ、と」
響「!?」
10:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/03/21(火) 17:34:06.88 :ZTvK0l7x0
未来「たべちゃっても……いい……?」
貴音「そうです。胃袋がぱんぱんになるまで。血液がとんこつに、髪が麺になるまで」
響「なに言ってるんだ……!?」
貴音「実体のないらぁめん……ならばいくら食そうと、体型に影響を与える心配はない」
響「精神にはめっちゃ影響きてるけどな」
未来「…………確かに」
響「えぇ……?」
未来「太るわけじゃないし……胃もたれもしない……」
響「そうかもしれないけど……」
未来「けど、…………けどっ!!」
貴音「……!」
未来「わたしはっ…………静香ちゃんのうどんの味が分からなくなるのはいやだ!!」
響「!! 未来っ」
未来「美奈子さんのギョーザやチャーハン……事務所の冷蔵庫にあるプリン……春香さんの作るお菓子だって……」
未来「みんな……らーめんの味になっちゃうのなんて…………やだよ……」ポロ……
貴音「…………春日未来」
未来「たべちゃっても……いい……?」
貴音「そうです。胃袋がぱんぱんになるまで。血液がとんこつに、髪が麺になるまで」
響「なに言ってるんだ……!?」
貴音「実体のないらぁめん……ならばいくら食そうと、体型に影響を与える心配はない」
響「精神にはめっちゃ影響きてるけどな」
未来「…………確かに」
響「えぇ……?」
未来「太るわけじゃないし……胃もたれもしない……」
響「そうかもしれないけど……」
未来「けど、…………けどっ!!」
貴音「……!」
未来「わたしはっ…………静香ちゃんのうどんの味が分からなくなるのはいやだ!!」
響「!! 未来っ」
未来「美奈子さんのギョーザやチャーハン……事務所の冷蔵庫にあるプリン……春香さんの作るお菓子だって……」
未来「みんな……らーめんの味になっちゃうのなんて…………やだよ……」ポロ……
貴音「…………春日未来」
11:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/03/21(火) 17:34:58.23 :ZTvK0l7x0
響「こうなったら……自分が未来の手を掴んで強引に押させるしかっ」
貴音「それでは響に対してすいっちが作動するだけです」
響「そんなっ……」
貴音「それに」
貴音「すいっちをもう一度押しても、効果が消えるわけではありません」
響「…………は?」
響「こうなったら……自分が未来の手を掴んで強引に押させるしかっ」
貴音「それでは響に対してすいっちが作動するだけです」
響「そんなっ……」
貴音「それに」
貴音「すいっちをもう一度押しても、効果が消えるわけではありません」
響「…………は?」
12:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/03/21(火) 17:35:53.86 :ZTvK0l7x0
響「じゃあなんでもっかい押すように勧めたんだ……」
貴音「すいっちを押すごとに、らぁめんの種類が変わるのです」
響「なんで!?」
貴音「同じ味だけでは飽きると思い」
響「そうじゃなくってぇ!!!!」
響「ならどうすれば効果が消えるんだ!」
貴音「…………うぅん」
響「……まさか」
貴音「うぅん」
響「貴音ぇえええ!!!!」
響「じゃあなんでもっかい押すように勧めたんだ……」
貴音「すいっちを押すごとに、らぁめんの種類が変わるのです」
響「なんで!?」
貴音「同じ味だけでは飽きると思い」
響「そうじゃなくってぇ!!!!」
響「ならどうすれば効果が消えるんだ!」
貴音「…………うぅん」
響「……まさか」
貴音「うぅん」
響「貴音ぇえええ!!!!」
13:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/03/21(火) 17:37:45.54 :ZTvK0l7x0
響「止める方法を用意してなかったんだな!?」
貴音「素晴らしい効能ゆえ、止める必要があるなどとは微塵も……。まさかこのようなことになるとは……」
未来「ぁ……あは…………ごめんね……静香、ちゃ……わらひ……もぅ…………」ジュルジュル
響「なにもないのに……すすってる……エアラーメンをすすってるぞ……」
貴音「真、申し訳ありません……わたくしのせいで…………」
「ふっふっふ……」
響「!?」
貴音「なにやつ!」
響「止める方法を用意してなかったんだな!?」
貴音「素晴らしい効能ゆえ、止める必要があるなどとは微塵も……。まさかこのようなことになるとは……」
未来「ぁ……あは…………ごめんね……静香、ちゃ……わらひ……もぅ…………」ジュルジュル
響「なにもないのに……すすってる……エアラーメンをすすってるぞ……」
貴音「真、申し訳ありません……わたくしのせいで…………」
「ふっふっふ……」
響「!?」
貴音「なにやつ!」
14:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/03/21(火) 17:38:49.52 :ZTvK0l7x0
美希「話は聞かせてもらったの」
響「美希!! いつからそこに!」
美希「最初からだよ。そこのソファーで寝てたの」
貴音「なるほど……」
美希「けど響と貴音がうるさいから起きちゃった」
響「ご、ごめん。……って、今はそれどころじゃ」
未来「美希さん……わらひぃ」ジュルジュル ズズーーッ
美希「未来……美希に任せるの」
響「! 美希っ……まさか」
貴音「……」ゴクリ
美希「おにぎり波ぁああああああああああああああ!!!!!!」
未来「ああああああああああああああ磯臭ぇえええええええええ!!!!!!!」
美希「話は聞かせてもらったの」
響「美希!! いつからそこに!」
美希「最初からだよ。そこのソファーで寝てたの」
貴音「なるほど……」
美希「けど響と貴音がうるさいから起きちゃった」
響「ご、ごめん。……って、今はそれどころじゃ」
未来「美希さん……わらひぃ」ジュルジュル ズズーーッ
美希「未来……美希に任せるの」
響「! 美希っ……まさか」
貴音「……」ゴクリ
美希「おにぎり波ぁああああああああああああああ!!!!!!」
未来「ああああああああああああああ磯臭ぇえええええええええ!!!!!!!」
15:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/03/21(火) 17:39:41.66 :ZTvK0l7x0
未来「」ハッ
響「未来! だいじょ磯くさっ!!」
貴音「真、磯臭いですね……」
未来「あ、味が……らーめんの味がっ」
美希「……」
未来「のりをトッピングされましたっ……!!」
響「」ズコーッ
美希「…………あふぅ」
未来「」ハッ
響「未来! だいじょ磯くさっ!!」
貴音「真、磯臭いですね……」
未来「あ、味が……らーめんの味がっ」
美希「……」
未来「のりをトッピングされましたっ……!!」
響「」ズコーッ
美希「…………あふぅ」
16:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/03/21(火) 17:40:46.85 :ZTvK0l7x0
美希「じゃーミキ、寝るね」
響「待てぇ!!」
美希「んーなぁに響、耳元でうるさいの……」
響「なんにも解決してないじゃないかぁ!!」
貴音「……事務所が磯臭くなったのみです」
未来「あああのりがうわあごにくっつくー」
美希「でもおにぎり波で無理なら、ミキに出来ることはもうないって感じだよ?」
響「そう言わずに力を貸してよぉ……美希ぃ」
貴音「響、美希に頼らずとも、わたくしがきっとなんとか」
響「は?」
貴音「」
美希「じゃーミキ、寝るね」
響「待てぇ!!」
美希「んーなぁに響、耳元でうるさいの……」
響「なんにも解決してないじゃないかぁ!!」
貴音「……事務所が磯臭くなったのみです」
未来「あああのりがうわあごにくっつくー」
美希「でもおにぎり波で無理なら、ミキに出来ることはもうないって感じだよ?」
響「そう言わずに力を貸してよぉ……美希ぃ」
貴音「響、美希に頼らずとも、わたくしがきっとなんとか」
響「は?」
貴音「」
17:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/03/21(火) 17:41:30.12 :ZTvK0l7x0
響「貴音は肝心なとこで役に立たないからなー」
貴音「ひどい」
響「それに、コトの主犯なんだから責任を負うのは当然でしょ。……自分も、危険だと思ってたのにスイッチから目を離したことは、悪かったけどさ」
美希「……そのスイッチが原因なんだよね?」
響「ん? そうだけど……」
美希「じゃあさ」
美希「それを壊してみたら?」
響「!!」
貴音「!?」
響「貴音は肝心なとこで役に立たないからなー」
貴音「ひどい」
響「それに、コトの主犯なんだから責任を負うのは当然でしょ。……自分も、危険だと思ってたのにスイッチから目を離したことは、悪かったけどさ」
美希「……そのスイッチが原因なんだよね?」
響「ん? そうだけど……」
美希「じゃあさ」
美希「それを壊してみたら?」
響「!!」
貴音「!?」
18:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/03/21(火) 17:42:33.50 :ZTvK0l7x0
響「そうか……その手があったか」
貴音「いけません! いけません響!! すいっちを破壊するなど!!」
響「もう他にないでしょ! こっちによこして!」
貴音「いやです! いやです! これを製造するのにどれだけの苦労があったことか……!」
響「後輩の頭がぱぽーになってもいいのか!?」
貴音「そ、それは…………」
響「いまだぁっ!!」ガシッ
貴音「あああ! おやめなさい! おやめなさい!!」グイグイ
響「そっちこそ離してよ! こんなものがあるからっ……!!」グイィイー
ポチッ
響「あ」
貴音「あぁ」
響「そうか……その手があったか」
貴音「いけません! いけません響!! すいっちを破壊するなど!!」
響「もう他にないでしょ! こっちによこして!」
貴音「いやです! いやです! これを製造するのにどれだけの苦労があったことか……!」
響「後輩の頭がぱぽーになってもいいのか!?」
貴音「そ、それは…………」
響「いまだぁっ!!」ガシッ
貴音「あああ! おやめなさい! おやめなさい!!」グイグイ
響「そっちこそ離してよ! こんなものがあるからっ……!!」グイィイー
ポチッ
響「あ」
貴音「あぁ」
19:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/03/21(火) 17:43:04.72 :ZTvK0l7x0
響「う……うぅ……あっさりしながらも、しっかりとした塩味……おいしい……おいしいぞ……」
貴音「海鮮も、まこと美味ですね……魚介すぅぷのうまみが……うま……ゆみ」
美希「うわぁ……」
……
響「う……うぅ……あっさりしながらも、しっかりとした塩味……おいしい……おいしいぞ……」
貴音「海鮮も、まこと美味ですね……魚介すぅぷのうまみが……うま……ゆみ」
美希「うわぁ……」
……
20:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/03/21(火) 17:43:43.22 :ZTvK0l7x0
……
未来「はぁ、はぁ……のど、かわいた……ずっと……らーめんの味する……つらい……」フラフラ……
静香「……未来」
未来「!! …………静香、ちゃん……?」
静香「ほら……これ」
未来「これはっ……」
コトッ
静香「うどんよ」
……
未来「はぁ、はぁ……のど、かわいた……ずっと……らーめんの味する……つらい……」フラフラ……
静香「……未来」
未来「!! …………静香、ちゃん……?」
静香「ほら……これ」
未来「これはっ……」
コトッ
静香「うどんよ」
21:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/03/21(火) 17:44:30.58 :ZTvK0l7x0
未来「うっ、うう゛っ……静香ちゃぁあぅう」
静香「よしよし、大変だったわね。もう大丈夫だから、泣かないの」
未来「う゛んっ……だべでいいのぉ?」
静香「えぇ、いっぱい食べて。おかわりも用意いてあるから」
未来「ありがどぉお」チュルチュルチュル
未来「!!?」
静香「……」
未来「う……」
未来「うどんだ!!!!」
静香「うどんね」
未来「うっ、うう゛っ……静香ちゃぁあぅう」
静香「よしよし、大変だったわね。もう大丈夫だから、泣かないの」
未来「う゛んっ……だべでいいのぉ?」
静香「えぇ、いっぱい食べて。おかわりも用意いてあるから」
未来「ありがどぉお」チュルチュルチュル
未来「!!?」
静香「……」
未来「う……」
未来「うどんだ!!!!」
静香「うどんね」
22:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/03/21(火) 17:45:29.36 :ZTvK0l7x0
未来「うどんっ……うどんの味だよぉ……!」チュリュチュルチュルチュル
静香「ふふ、当たり前でしょ?」
未来「うんっ……! うんっ!!」チュルーーーンッ
こうして、うどんが一人の少女を、アイドルを救ったのです
うどん最高。うどんばんざい!
最後に必ずうどんは勝つ!
うどんフォーエバー!
うどん、ありがサンキュー!
ピュルッ
未来「あっ鼻からうどんがー」
静香「こら」
おうどん。
未来「うどんっ……うどんの味だよぉ……!」チュリュチュルチュルチュル
静香「ふふ、当たり前でしょ?」
未来「うんっ……! うんっ!!」チュルーーーンッ
こうして、うどんが一人の少女を、アイドルを救ったのです
うどん最高。うどんばんざい!
最後に必ずうどんは勝つ!
うどんフォーエバー!
うどん、ありがサンキュー!
ピュルッ
未来「あっ鼻からうどんがー」
静香「こら」
おうどん。
23:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/03/21(火) 17:46:12.97 :ZTvK0l7x0
響「おぇえええええええ」
貴音「……うっぷ」
響「きもちわるぃい……もう吐きそうなくらいラーメン食べたのに……止まんないぞ……なんで、なんで自分はこんなにラーメンを食べつづけてるんだぁーっ……!!」
貴音「あぁ……神よ…………らぁめん」
美希「あふぅ。実に響と貴音らしいの……ミキはおにぎり食べるね」
美希「うーん、おいしい」
美希「やっぱりお米が一番って感じ♪ あはっ☆」
おしまい。
響「おぇえええええええ」
貴音「……うっぷ」
響「きもちわるぃい……もう吐きそうなくらいラーメン食べたのに……止まんないぞ……なんで、なんで自分はこんなにラーメンを食べつづけてるんだぁーっ……!!」
貴音「あぁ……神よ…………らぁめん」
美希「あふぅ。実に響と貴音らしいの……ミキはおにぎり食べるね」
美希「うーん、おいしい」
美希「やっぱりお米が一番って感じ♪ あはっ☆」
おしまい。
24:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/03/21(火) 17:56:57.16 :swklYd58o
乙です
25:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/03/21(火) 19:23:05.19 :KDQ4mkKdo
やっぱりお米がナンバーワン!
おつ
やっぱりお米がナンバーワン!
おつ