そりゃあそうだろ

できるんだよなぁ

ヴィーネそんな事言うん

ガヴリール「いやそんな顔されても……」

ヴィーネ「……どうして？」

ガヴリール「もしかして魔界じゃ習わなかったの？なんでも染色体っていうのが違ってて天使と悪魔じゃ……」

ヴィーネ「？？？？？？？？？？？？？」

ヴィーネ(どうして？どうして？どうして？どうして？どうして？どうして？どうして？どうして？どうして？)

ガヴリール「ヴィ、ヴィーネ、大丈夫？顔色悪いけど」

ヴィーネ「……ふざけるな」

ガヴリール「ヴィーネ？」

ヴィーネ「ふざけるなッ！！！」

ガヴリール「どうしたの！？」

サターニャ「やっほーガヴリール、ヴィネット！大悪魔サタニキア様が来てあげたわよ！」

ガヴリール「サ、サターニャ、ヴィーネの様子がおかしいんだ」

ヴィーネ「……」ｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀ

サターニャ「わっ！？震えてる！？どうしたのヴィーネ？怖いことでもあった？」

ヴィーネ「いいえ……これは……」

ヴィーネ「怒りに打ち震えているのよ」

ほ

しゅ

即死回避

ふ

へ

ほ

支援

実際悪魔と天使って交配できないの？

ラフィエル「皆さんどうなさいました～？」

サターニャ「あ、ラフィエル！ヴィネットがなんか、怒りに打ち震えているって……」

ガヴリール「なんか天使と悪魔じゃ子供作れないって話したらこんな様子で……」

ラフィエル「あー、たしか数世紀前に天使と悪魔は種分化が起きて、交配が不可能になったみたいですねー」

ヴィーネ「どうしてよ……」

ガヴリール「ヴィーネ？」

ヴィーネ「どうしてなのよ！！！」

サターニャ「ヴィーネ！？」

ラフィエル(あー……そういう事ですか)

さすがラフィは聡い

>>14
魔王ルシフェルもそもそもは天使であり語り継ぐ中で変容してしまっただけで、結局の所同じ天使だからできるらしいぞ

ラフィエル「ガヴちゃん、サターニャさん。今は一人にしておいてあげましょう」

ガヴリール「で、でもヴィーネが……」

ラフィエル「人は誰しも、困難な壁に行きあたることがあります。彼女はひどく苦しんでいます」

サターニャ「だったら私たちが助けないと！！」

ラフィエル「いいえ、今は感情の発散をさせるのが得策です。必要であればヴィーネさんのほうから助けを求めてくるはずです」

ヴィーネ「くぅぅっ……あぅ……ぐすっ……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

サターニャ「な、泣き出しちゃったけど！」

ラフィエル「人は……天使も悪魔も、感情的になると合理的な判断を下すことができません。彼女の認知上の混乱を収めるためには、感情の発散は不可欠です。彼女のためにも、今はそっとしておいてあげてください」

ガヴリール「……わかったよ、ラフィ」

【ヴィーネの家】

ﾄﾞｶｯ　ﾊﾞｷｯ　ﾊﾟﾘｰﾝ

ヴィーネ「なんでよ！！どうしてなのよ！！！」

ﾄﾞｺﾞｰﾝ！！！　ﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞ　ｼｭｳｳｳｳｳｳｯ

ヴィーネ「どうして！私はガヴの赤ちゃんを！孕めないの！産めないの！」

ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ　ﾋﾟｵﾝﾋﾟｵﾝﾋﾟｵﾝ　ｺﾞｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵﾝ

ヴィーネ「ふざけるな！ふざけるな世界！ふざけるな神！ふざけるな種分化！」

ｶﾞｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵﾝ

ヴィーネ「はぁ、はぁ……落ち着いたわ」

ヴィーネ「ずいぶん散らかしちゃったわね……片付けないと……」

ﾃｷﾊﾟｷ　ﾃｷﾊﾟｷ

ヴィーネ「よく考えれば、たとえ子供を作れなくてもガヴと愛し合うことはできるのよね」

ヴィーネ「たしかに欲を言えば欲しいけど……欲しくないわけじゃないけど！」

ヴィーネ「でも、そうした家庭の形だって……あっていいはず……そうよね、ガヴ？」

ヴィーネ「ふ～～～、なんか一通り暴れたらすっきりしちゃったわ♪みんなに心配かけちゃったし、明日からは平静でいないと！」

手早く片付けててワロタ
情緒不安定すぎるだろ

まさにサイコパス

マジレスするとレズビアンカップルの中にはゲイカップルとタッグを組んで4人で子どもを育てる人がアメリカとかにはいるらしい。
その場合はゲイからレズビアンの人に精子提供して出産する。

ゲイって同性愛の少々じゃないのん？

ヴィーネ「おっはよー、みんな！」

ガヴリール「あ、おはよう、もう大丈夫なの？」

ヴィーネ「ええ、大丈夫よガヴ！心配かけちゃってごめんね！」

ガヴリール「そっか、よかった」

サターニャ「ヴィネットぉぉ……心配したわよぉ……」ﾀﾞｷｯ

ヴィーネ「あははっ、よしよし、ありがとね、サターニャ」

ラフィエル「ヴィーネさんが元気になってよかったです！」

ヴィーネ「ラフィ、昨日はありがとね。気を使ってくれて」

ラフィエル「いえいえ～」

ラフィエル（何とかなったんでしょうか……？）

人間と豚は染色体の数は同じだから交配出来るんだってね
見てみたい気もする

ヴィーネ「～～～♪♪」

ヴィーネ（なんだか清々しくって、頭も冴えてる感じ！勉強が捗るわ～♪）

先生「えー、人類はこのように、夫婦関係で子供を為し、それを愛のカタチとして貴んできたわけであり」

ヴィーネ「……」ﾋﾟｸｯ

ヴィーネ（……大丈夫大丈夫。私にはもう関係ないことなんだから）

先生「子供は夫婦においてなくてはならない存在であり、単なる恋人から次の愛の段階へと……」

ヴィーネ（大丈夫大丈夫……）

先生「従って子供は夫婦の愛を深めるにあたって重要な存在と言う事ができます」

ヴィーネ「…………………………………………」

ﾍﾞｷｯ

ガヴリール「ヴィ、ヴィーネ、大丈夫？さっきの授業でシャーペン折ったみたいだけど……」

ヴィーネ「あ、ああ！ちょっと力を入れたら壊れちゃったわ！地上のシャーペンって脆いわよね～！」

ガヴリール「そ、そうかな……？」

ヴィーネ「ね、ねぇガヴ……」

ガヴリール「何？」

ヴィーネ「もし、もしもよ、もしガヴが将来結婚するとしたら……子供って、欲しい？」

ガヴリール「……へ？」

ヴィーネ「例えば！例えばの話よ！例えばの！」

ガヴリール「例えば、か……。そうだな～……んー……欲しいかな！」

ヴィーネ「」

ガヴリール（だって子供が居ればネトゲ手伝わせ放題じゃん！子供ってああいう遊び大好きだし！）

ガヴリール（ある程度覚えたら新キャラ作らせて、パーティ組んだりすれば経験値も捗る！）

ガヴリール（やばい……子供欲しい！めっちゃ欲しい……！）

ヴィーネ「……」

ガヴリール「子供っていいよな～……ヴィーネ？」

ヴィーネ「……」

ﾄﾞｻｯ

ガヴリール「ヴィーネ、ヴィーネ！？」

……………ーネ……ヴィーネ……

ヴィーネ「……」

ガヴリール「ヴィーネ！」

ヴィーネ「……ガヴ？」

サターニャ「よかった、目を覚まして……」

ラフィエル「教室でいきなり倒れたとのことで、心配して3人で保健室まで運んで行ったんですよ」

ヴィーネ「……そっか、ありがとう、みんな」

ガヴリール「ヴィーネ！」ﾀﾞｷｯ

ヴィーネ「どうしたの？ガヴ？」

ヴィーネ（……あれ？）

ガヴリール「心配した……心配したよ……」

ヴィーネ（おかしい……ガヴが抱きしめてくれているのに、心配してくれているのに……）

ヴィーネ（全然嬉しくない……）

ヴィーネ（どうして……？）

心を強く持て

ヴィーネ（もしかして……）

サターニャ「ヴィネット？」

ラフィエル「ヴィーネさん？」

ヴィーネ（ガヴのことを……心が諦めてしまっている……？）

ガヴリール「ヴィーネ、帰ろう？」

ヴィーネ「え、ええそうね！帰りましょっか、待たせてごめんね、みんな！」

ラフィエル（……）

ラフィが精神科医みたいなこと言ってて笑う

これは次席っすわ

【ヴィーネの家】

ヴィーネ（何もやる気が起きない……）

ヴィーネ（無気力感。ふわふわした感じ。無力感）

ヴィーネ（あの時ガヴと私の未来の間にできてしまった、亀裂……）

ヴィーネ（どうしようもないこともあると知ったときの、あの感じ……）

ヴィーネ（……もう、どうでもいい）

ヴィーネ（すべて、どうでもいい）

いいぞ

ガヴリール「ヴィーネ、今日は休みか……」

サターニャ「昨日のことだってあるし、心配よね……」

ラフィエル「そうですね、ご無事だと良いのですが……」

ラフィエル（ヴィーネさん……やはり……）

サターニャ「そうだわ！みんなでお見舞いに行きましょ！」

ガヴリール「……そうだな、行こう。やっぱり傍にヴィーネが居ないと楽しくないよ……」

サターニャ「よし、そうと決まれば帰りにお見舞いの品を買っていきましょ！ね、ラフィエル！」

ラフィエル「え、ああ！そうですね……」

ラフィエル（……）

ラフィエル「すみません、お見舞いには行きますが、お見舞いの品はお二人で買ってください、私は少し用事がありますので」

サターニャ「……へ？なんでよ、ラフィエル」

ラフィエル「お金はお出ししますので、私からのお見舞いの品はお花を買っておいてください、それでは」

ガヴリール「……ラフィ？」

ｶﾞﾁｬ

ヴィーネ「……」

ラフィエル「こんにちは、ヴィーネさん」

ヴィーネ「……」

ラフィエル「皆、心配してました。ガヴちゃんも、サターニャさんも」

ヴィーネ「……」

ラフィエル「辛い、ですよね……」

ヴィーネ「……」

ラフィエル「ヴィーネさんのお気持ち、わかっているつもりです」

ヴィーネ「……」

ラフィエルが有能なSSは良いSSの法則

ラフィエル「ガヴちゃんの子供が欲しい……そうですよね？」

ヴィーネ「……もう、いいの」

ラフィエル「どうしてです？」

ヴィーネ「どうしようもないから……」

ラフィエル「……方法が無いわけではありませんよ」

ヴィーネ「……！！」

ヴィーネ「いったい、いったいどうすれば！？」

ラフィエル「生物ゲノムの分子的編集、つまり、生命をリデザインすることです」

ヴィーネ「……！！」

ラフィエル「ヴィーネさんの染色体情報を、天使のものに書き換えればiPS細胞などを介して、天使との交配が可能になります」

ヴィーネ「まだ……希望はあるの……？」

ラフィエル「……ええ。しかしこれは生命倫理の観点から大きく批判を受け、また神の被造物の中でも重要な存在である生物を再構成しようとする試みは必然、神への反逆行為と見做されます」

ヴィーネ「ラフィ、それって……」

ラフィエル「そういった事情から、発展の状況は芳しくありません。……本来天使である私からは、口に出すことすら禁止されているようなことなのですが……」

ラフィエル「私は天使である以前に……ヴィーネさんのお友達でありたいと思ったので」

ヴィーネ「ラフィ……ありがとう」ｷﾞｭｯ

ラフィエル「……よしよし、辛かったですね」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

ヴィーネ「ありがとう、ありがとう……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

>>1の謎の知識は一体何なのか

サターニャ「ヴィネットー！大悪魔サタニキアとそのお付きのものがお見舞いに来たわよー！」

ガヴリール「誰がお付きのものだよ……あれ？ラフィ？」

ラフィエル「こんにちは～、ガヴちゃん、サタニキアさん」

サターニャ「ちょ！？抜け駆けするために単独行動してたの！？ずるくない！？」

ラフィエル「そうですよ～、サターニャさんが来た時のためにトラップを仕掛けようとしてたのですが……来るの早すぎです！」

サターニャ「そんなことで怒られる謂れはないわよ！？」

ヴィーネ「あはははっ、ありがとう。サターニャ、ラフィ、ガヴ……」

ガヴリール「お礼を言われることじゃないよ。その……ヴィーネと一緒に居たいからさ」

ヴィーネ「ガヴ……」

ヴィーネ（待ってて、必ずあなたの赤ちゃんを産める身体になって見せるから……）

天使って両性だよね

しえん

起きるまで残ってて欲しい…

数日後

ヴィーネ（ゲノム編集にはゲノムの主要構造である核酸を分解する酵素、ヌクレアーゼを利用するのが現代の遺伝子工学の先端である）

ヴィーネ（細菌やウイルスなどは特殊なヌクレアーゼを持っており、これらの分野の研究は、遺伝子工学に大きく寄与する可能性がある）

ヴィーネ（しかしゲノム編集には常に癌細胞の発生のリスクが存在する……？リスク？どうでもいいわ）

ヴィーネ（現在は遺伝子組み換え作物など、生物の発生を操作するものが主題となっているが、将来的には生命を生きたままリデザインすることが可能になると思われる）

ヴィーネ（ラフィが言っていたのはこれね……）

ヴィーネ（しかし現在の技術では、ヒト胚のゲノム編集によって将来の世代に大きな影響を与える可能性があり、危険であると言う懸念から、ヒト胚のゲノム編集には反対の声も多く、法的規制も視野に入れられている）

ヴィーネ（……）ｷﾞﾘｯ

ヴィーネ（それが必要な人が居るのに……心からそれが必要な人が居るのに……！）

ヴィーネ（私は悪魔。倫理なんてどうでもいいわ。倫理なんて魔界じゃ犬も食わない）

ヴィーネ（でもゲノム編集の全体的発展のためにはこうした倫理と対決し、正当性を訴えなければいけないわね……政府からの補助金は科学の発展にとってとても重要）

ガヴリール「ヴィーネ、なに読んでるの？」

ヴィーネ「ごめんガヴ、もうちょっと読ませて」

ヴィーネ「ラフィ。放課後ちょっといい？」

ラフィエル「はい、予定はないですよ～」

ヴィーネ「ありがと～、またディベートの練習に付き合ってほしくて」

ラフィエル「はいっ、わかりました！一緒に研鑽に努めましょう！」

サターニャ「ディベートって何？」

ガヴリール「お前には縁のないものだよ」

サターニャ「なによその言い方！？」

ある日

ヴィーネ「ふんふふんふふーん♪」

ラフィエル（ヴィーネさん頑張ってますね……！最近とてもイキイキしてます！）

ﾌﾟﾙﾙｯ

ラフィエル（あら……？これは電話……？天界から？なんでしょう……）

ラフィエル「はい、もしもし。白羽＝ラフィエル＝エインズワースですが……」







ラフィエル「……え？」

不穏

ｶﾞﾁｬ

ラフィエル「……」

ヴィーネ「あ、ラフィ！いらっしゃい！どうしたの！？もしかしてゲノム編集の研究に付き合ってくれる！？今考えているのはヌクレアーゼによる選択的切断の方法について……」

ラフィエル「……ごめんなさい」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ヴィーネ「！？ちょっと、どうしたのラフィ！どうして泣いてるの？」

ラフィエル「隠蔽工作はしてたんです。でも、でも……」

ヴィーネ「な、なんの話？いったいどうしたの？」

ラフィエル「ヴィーネさんの行いが、天界に知られてしまいました……」

はよ

ヴィーネ「そうなの……」

ラフィエル「はい……」

ヴィーネ「で、でも知られたからって別に大丈夫よね！研究の邪魔になるわけではないし……」

ラフィエル「それが……」

ヴィーネ「……？」

ラフィエル「天界が言うには、ヴィーネさんが行っているのは神への重大な反逆行為であり、人々を堕落させるものである……と」

ヴィーネ「な、なによ、別に悪魔なんだしいいじゃない！」

ラフィエル「この影響は重大であり、たとえ神の御意思により、その存在を見逃されている魔界のものと言えど、神の御力を行使して、処分を考慮せざるを得ない……」

ヴィーネ「処分ってなによ、そんなのぜんぜん怖く……」

ラフィエル「処分の対象には、月乃瀬＝ヴィネット＝エイプリル及び」

ヴィーネ「……」

ラフィエル「その親族が対象となり、その処分とは……存在の抹消である、と……」

ヴィーネ「……っ！」

ヴィーネ「なによ……」

ラフィエル「ヴィーネさん……」

ヴィーネ「お父さんとお母さんは関係ないじゃない……私が一人でやっていることじゃない……そうでしょ……」

ラフィエル「……神は、アダムとイヴの原罪を、人類普遍の罪としました。神の御意思には、やはりそういう傾向が……」

ヴィーネ「ふざけないで！！！」

ラフィエル「ヴィーネさん……！！今研究をやめれば、処分はしないと……」

ヴィーネ「私のやろうとしたことってそんな行けないこと！？好きな人の赤ちゃんを産みたいというのが、そんなに行けないこと！？おかしいことなの！？」

ラフィエル「……」

ヴィーネ「私は、私はただガヴの赤ちゃんが欲しかっただけなの……ガヴと幸せになりたかっただけなの……」

ラフィエル「お気持ちは……わかります……」

ヴィーネ「ねえラフィ……どうして……どうして……？」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ラフィエル（あれから……ヴィーネさんはゲノム編集の研究をやめました）

ラフィエル（ヴィーネさんは魂が抜け落ちたように、すっかり元気をなくしてしまい、話しかけても気は遠くにあるような感じです）

ガヴリール「ヴィーネ、帰ろ？」

ヴィーネ「……ええ」

サターニャ「ヴィネット、帰りに洋菓子屋さんよって行きましょうよ！おいしいタルトがあるって評判なの！」

ヴィーネ「そうしましょう……」

ラフィエル「ヴィーネさん……」

ラフィエル（守ってあげられなくて……ごめんなさい……ごめんなさい……）

ラフィエル（その日、事件は起きました）

ガヴリール「へー、お前もやってるんだ？ヴァルハラ王国」

ラフィエル（ある男子がガヴちゃんとネットゲームの話で盛り上がっていたのです）

ヴィーネ「……」

ラフィエル（ヴィーネさんも、それだけなら見逃していたように思います、でも……）

ガヴリール「え！？レベル近いじゃん！じゃあ結婚してくんね！？経験値1.5倍ボーナスほしいんだよ！」

ラフィエル（その言葉は、出てしまいました……）

ラフィエル（例え、例えバーチャルの世界でもヴィーネさんは、ガヴちゃんと誰かが結婚することなんて、許せなかったのでしょう）

ラフィエル（ヴィーネちゃんが諦めてしまったガヴちゃんを誰かに取られるのが嫌だったんでしょう）

ラフィエル（次の日……）

ラフィエル（その男子の訃報が、先生の口から告げられました）

ラフィエル（ヴィーネさんはなんとか犯人とばれずに済みました）

ラフィエル（でも、ある日、四人で集まったときの事……）

ガヴリール「ねぇヴィーネ、……サターニャも、ラフィも聞いて欲しいんだけど……」

サターニャ「どうしたのよ、ガヴリール？」

ラフィエル「はい、なにかありましたか？」

ガヴリール「……もしかして、あいつ殺したのって……ヴィーネ？」

ヴィーネ「……」

ラフィエル（……ッ）

ガヴリール「なんかさ、あいつと私が話してた時、おかしいと思ったんだよ」

ガヴリール「ヴィーネが、話にも入ってこずにすごい形相であいつを睨んでて、その時はあまり気にも留めなかったんだけど、次の日……」

ヴィーネ「……」

ガヴリール「なんかそれから、ラフィがヴィーネのこと気にかけているみたいで、よく顔をうかがったりしていて……」

ラフィエル「……！」

ラフィエル（ごめんなさい、ヴィーネさん……）

ガヴリール「まさかとは思うよ、でも、これでも私一応天使だからさ、私が何らかの原因で人が死んだらやっぱり……」

サターニャ「そ、そんなわけないでしょ！何言ってるのよ、ガヴリール！？」

ヴィーネ「そうよ……」

ガヴリール「ヴィーネ……？」

ヴィーネ「私が、殺したの……」

ラフィエル「……」

サターニャ「う、嘘よねヴィネット！？ヴィネットがそんなことできるわけ……」

ガヴリール「ヴィーネ……どうして……？」

ヴィーネ「私が、ガヴの子を産めないから……」

ガヴリール「……え？」

ヴィーネ「私は！ガヴの子を産めないから！だからガヴの事は、ガヴの幸せのためを思って諦めたのに！あの人が！あの人はガヴを、簡単に、簡単に奪おうとして……」

ガヴリール「なにいってんだよヴィーネ、私とあいつはそんな関係じゃ……」

ラフィエル「ガヴちゃん……ヴィーネさんはあなたのことを愛していたんです。ずっとずっと前から」

ガヴリール「え……」

ラフィエル「感情的になっていたのも、難しい本を読んでいたのも、全てガヴちゃんと幸せになりたいがためだったんです……でも、それは挫折せざるを得ませんでした」

サターニャ「そう……だったの……」

ヴィーネ「……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ガヴリール「ヴィーネ……」

俺ヴィーネに殺されたのか…

支援

ガヴリール「馬鹿だなヴィーネ……子供なんて、いらないのに」

ヴィーネ「……え……？」

ガヴリール「二人が愛し合っていれば、子供なんて必要じゃないじゃん」

ヴィーネ「でもガヴ、あの時、子供は欲しいって……」

ガヴリール「ははは、その時は、単に軽い話題だと思って、子供が居ればいろいろ楽にできるよなーって思っていっただけだよ」

ヴィーネ「……」

ガヴリール「なのに、ヴィーネはそんな深刻に受け止めていたなんてな……ごめんな……ごめんなヴィーネ……」

ヴィーネ「ガヴ……どうしよう……私……私……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ガヴリール「一緒に、罪を償おう。そして……私と一緒に、家庭を築こう。私もヴィーネを、愛してる」

ヴィーネ「……ガヴ……ガヴ……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

　　 　 　 　 　 　,　─－ ､ 
───┐　　　 ∠＿　 　 　 ＼ 
￣￣￣| |　　　　 ｌｌヽ _|　　　 　 ヽ　「まぁ、それじゃあ仕方ないわな・・・」 
　 　 　 | |　　　　 |l￣| |　　 　 　 l 　　　　　　　　　　　　 
　 　 　 | |　　　　/　　´＼ 　 　 / 
　 　 　 | |　　 　 ヽ､＿ 　 ｀＾イ 
二二二 」　＿　＿＿ ｌﾆ二二ｌ､ 　 　 　 　 　 
─┴┐ ⊆ﾌ＿)＿_./ 　 ┌ヽ　ヽ┐　　 
二二二二二二ｌ　 /　 　 |　 | 　 | |.　 
＿l＿＿＿＿_| ／∩─‐|＿| 　 |_|　 
　 |　　 　 　 ／｀ヽ__, ─ ､ノ |─l　　　　　　　　　　　 
　 |───/　 ／lﾆ/　 /二ﾆluul.　 
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　└─（　　　　）(ﾆ| ￣|./二ﾆ)　　 　 
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　　　　　　　/　|　ノ－ ､－､|　「って、おい！」 
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　　　　　/　　!|二二＞/_　　　 
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　　　　　|＿＼/｀⊃ヽ　　　　 
　＼＼　ヽ＿__＼ミ＿|　　　　　 
　　　-､＿|　　|　　|　 |＿　　　 
　／　　|　＿ノ　　（ ＿＿ ）　　　 

ヴィーネ「でも……でも私、やっぱりあなたの子供が……欲しい……幸せのカタチが、欲しい……」

ガヴリール「ヴィーネ……」

俺「方法はある」

サターニャ「誰！？」

ラフィエル「あなたは……！」

ガヴリール「マサキ……？」

ヴィーネ「……どうして！？私が殺したはずじゃ！？」

俺「あいにく地獄の閻魔様には金を貸していてね」

はぁ

マサキ死ね

ラフィエル「方法があるってどういうことです……？」

俺「ああ、簡単なことだ。まず俺とガヴリールがセックスをする」

サターニャ「？」

俺「そしてガヴリールは愛液を分泌し、俺のペニスに纏わせる」

ガヴリール「それが何だっていうんだよ……」

俺「そして俺はヴィーネとセックスし、ヴィーネの膣で射精する。射精した精子には、ガヴリールの卵子が付着している。それがヴィーネの卵子に受精すれば」

ヴィーネ「ガヴの子供を孕んだも同然……！？」

俺「そういうことだ」

ラフィエル「なんて発想……！！」

サターニャ「？？？？？？？？？」

俺「理解できたなら、さっそく始めよう」

ヴィーネ「ガヴ……」ﾁﾗ

ガヴリール「ヴィーネがそれでいいなら、そうする」

ヴィーネ「ガヴ……ありがとう……！」





俺「はぁッ！はぁッ！ガヴリール、ガヴリール！」ﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝ

ガヴリール「んっ♥はぁっ♥ひぃっ！」ﾋﾞｸｯﾋﾞｸﾝｯ

俺「出すぞ！出すぞッ！お前もイくんだ！」ﾄﾞﾋﾟｭﾙﾙﾙﾙﾙﾙｯ

ガヴリール「あっ、はぁぁぁぁぁっ♥」ｶﾞｸｯｶﾞｸﾝｯ

ガヴリール「……」ﾋﾞｸｯﾋﾞｸﾝｯ

俺「それじゃあ、ヴィーネ」

ヴィーネ「ええ、お願い……」




俺「ヴィーネ！ヴィーネ！」ﾊﾟﾝﾊﾟﾝﾊﾟﾝ

ヴィーネ「あんっ♥やっ！ぁん♥」

俺「出すぞ！」ﾄﾞﾋﾟｭﾙﾙﾙﾙｯ

ヴィーネ「ガヴ、ガヴー！」ﾋﾞｸｯﾋﾞｸﾋﾞｸﾝｯ

二母性マウスではダメなんですかねぇ…

俺の頭がサタニキア

数か月後

ヴィーネ「ねえガヴ！いまお腹蹴った！」

ガヴリール「おお！聞かせて聞かせて！」

ヴィーネ「ちょっと、お腹に耳をひっつけられると恥ずかしいって～、女の子なんですって♪」

ガヴリール「あはは、ヴィーネみたいなお転婆にならないといいけどな」

ヴィーネ「誰がお転婆よっ！」




ラフィエル「ふふふっ、お二人が幸せそうで嬉しいです」

俺「そうだな」

ラフィエル「ところでマサキさん……」

俺「ん？」

ラフィエル「私とサターニャさんで赤ちゃんを作りたいんですけど……」

俺「……ああ、任せてくれ」

サターニャ「……へ？ちょっと、どういうこと！？ね、ねぇっ！？どういうことよ！？」

終

死ね

はぁ

クソワロタ
マサキ氏ね

御精読ありがとうございました。
引き続きマサキスレをよろしくお願いします。

死ね

悔い改めろ

おまえかよ
死ね

>>81
ファックユー👎

「マサキ
マサキ」
マサキさん
マサキ！

この辺をNG登録しとくと幸せになれる

おまえかよ

マサキってきんモザから乗り換えたのか？

マサキ死ね
チャッピーに喰われろ

最後がなー

このオチは正直読めてたし割とハッピーエンドという


マサキしね

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