閉経寸前ババア「あひんあひん！こ、これ！孕んじゃう♡ぜったい孕んじゃうーッ♡」ビクビクッ！

俺「あの、これ俺のアドレスです」

閉経寸前ババア「え？どうして…」

俺「いやほらその、産まれるの男の子か女の子かわからないし、妊娠しないかもしれないし……」

俺「跡継ぎなら男の子の方がいいですよね？なら男の子が産まれるまで、俺でよければ協力する
っていうか…その…///」

閉経寸前ババア「…嬉しいけど、だめだよ」

俺「えっ」

閉経寸前ババア「きみは若いんだから、私なんかじゃなくてもっといい子見つけなさいな」

閉経寸前ババア「それに女の子でもいいの。産まれてきてくれただけでおばさん嬉しいもの」

俺「お、俺は！！」

閉経寸前ババア「名前、聞いてなかったね」

俺「直樹です」

閉経寸前ババア「もし男の子が産まれたら、直樹って名前つけていい？」

俺「…………はい。どうぞ」

閉経寸前ババア「チュッ」

俺「！？///」

閉経寸前ババア「今日はありがと。なおくんの子種、大事に育てるね」

俺「あ、あの！」

俺「最後に、頭なでてください」

閉経寸前ババア「(クスッ)いいこいいこ♪」ナデナデ

俺「うっ…ぐすっ…」

閉経寸前ババア「もー泣かないの。男でしょー」ナデナデ

それが俺の失恋であった