涼「小梅は仕事以外で何か仮装するの？」

小梅「う、うんっ。今日は…それを涼さんに、見てもらい、たくて…」

涼「へー！小梅何着るんだよ？見せて見せて！」

小梅「う、うん…ちょっと…待って、てね…」とてて

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小梅「お、お待たせ…涼さん」

涼「お～～。それがハロウィン用の仮装？」

小梅「うん…」

涼「全身包帯でぐるぐる巻き。……ミイラかなにかか？」

小梅「殺人鬼」

涼「殺人鬼ぃ！？」

涼「いやいやいやいや。なんでそんな包帯ぐるぐる男が殺人鬼の仮装なんだよ！？」

小梅「え、えへへ…えへ、へ…こ、この、鎌を使って…人を殺しまくるん、だよっ」にこっ

涼「小梅がめっちゃ笑顔で危ないことをつぶやいてるッ！！」

小梅「えへへ…へへ……」にこにこ

涼「そんで、鎌で人殺しと確実にヤバイやつじゃねーか！ぜってー関わりたくねーわ！！」

小梅「……そう？」

涼「見た瞬間に即逃げるね。アタシなら」

小梅「逃げても…逃げなくても…ちゃんと、殺し、て、あげる…よ？」

涼「小梅の発言がどんどんヤバイ方向になってる…っ！」
涼「絶対嫌だわ！殺されてたまるかってーの！」

小梅「う、うーん、そう…かな？」

涼「仮に誰かに殺されて死ぬとしても、絶対そいつにだけは殺されたくないわ」

小梅「そう、かなぁ？」

涼「そんなヤバイ見た目と殺し方の殺人鬼にだけは御免だね」

小梅「え、えへへ…それじゃあ、涼さん、こういう、殺人鬼、には、出くわさない、と…いいね」

涼「ああ。そう祈るばかりだね」

終