支援

ハットリくん「辞めるでござる…！やめ…！」
魔太郎「はぁはぁ…ハットリくんのケツマンコいいよ」パンパン

藤子A「ムグー！ムグー！」

へえ

コンビニにて

店長「何度言ったらわかるんだ！これで何回目だと思ってるんだ！」

見栄「すみません店長、今度から気を付けますんで」

店長「今度こそ頼んだよ。まったく君のせいで大損だよ！」

同僚A「見栄さんまた店長に絞られたんっすか？まさか、また発注ミスとかじゃないっすよね？」

見栄「…」

同僚A「あれ？ひょっとして図星でしたか？」

同僚B「えーまさかあり得ないっしょ。また、同じ間違いするなんて。今度こそクビだったりして？」

同僚A「お前それは言い過ぎだってｗ」

見栄「高卒の分際で…」（ボソッ）

同僚A「え？なんか言いました？」

見栄「何でもない…俺はもう帰るから」

同僚B「一掃のこと辞めてくれればいいのになあんな奴いても空気悪くなるだけだろう」

同僚A「だよなｗ」

見栄（聞こえてるんだよ馬鹿野郎）

うわ出オチかと思ったら書き出した

見栄「こんな時は５ちゃんで憂さ晴らしでもするか」

スマホを見ながら歩く見栄。

見栄「はぁ？ふざけんじゃねえーよ。誰が無職中卒だよ！この野郎！」

ドスン！！

？？？「あいたたた！」

見栄「す、すみません。大丈夫ですか？って血！？」

喪黒「ホーホッホッホッ、ただのトマトジュースですのでご安心を」

見栄「なんだよビックリさせるなよ」

喪黒「ビックリしたのはこっちなんですがね」

見栄「本当にすみませんでした。つい、スマホに夢中になってしまって」

喪黒「何やら相当怒っていたようですが」

見栄「ちょっと掲示板の書き込みに反応してしまいまして」

喪黒「ネット掲示板ですか？」

見栄「ええ、まぁそんなところです。」

コロ助「騒ぐんじゃないナリよぉ」ﾊﾟｺﾊﾟｺ
チンプイ「ん！♡あ！！♡♡」
ドラえもん「おい見張ってろよ」
オバQ「OK」

喪黒「ああ、申し遅れましたが私、こういうもの申します。」

見栄「ココロのスキマ、お埋めします。喪黒福造？」

喪黒「実は私、ボランティアをしておりまして。
　　　あなたのような悩みのある方を救済して差し上げてるのです。」

見栄「あんたが俺を救済だって？」

喪黒「ええ、何かお悩みがありましたら解決して差し上げます」

見栄「初対面の人物にいきなり悩みなんて話すわけないだろう。他を当たってくれ」

喪黒「ということは何かお悩みがあるということですね
　　　何も知らないからこそ相談できることもあると思いますよ。
　　　まぁ、カウンセラーみたいなものでしょうかね」

迷わずいけ

喪黒福造「ホーホッホッホ」
喪黒福次郎「…」
コロ助「あっ…喪黒さんに福次郎さん！」
福次郎「このメス豚は兄の者です。おどきなさい」
コロ助「は、はいナリ」
喪黒福造「ドーーーーーン！」ズチュ！
チンプイ「ひぎぃ！？」
チンプイ（デ、デカい…！！）

見栄「それじゃあ、いきなりで申し訳ないがあんた学歴は？
　　　返答次第で俺が悩みを打ち明けるのに相応しいかどうか判断してやる」

喪黒「東京大学と言うことにしておきましょうか」

見栄「何だよその妙な言い回し。別に嘘つかなくていいんだぜ
　　　まぁ、あんたが低学歴だった場合見下す対象にはなってしまうが…」

喪黒「ならば明日証拠をお見せしましょう。
　　今位の時間に名刺の裏に書いてある場所までお越しください。
　　きっとあなたに相応しい人間であるということがわかると思いますよ」

見栄「いいぜ、ちょうどバイトも休みだしな。楽しみにしてるよ」

喪黒福造「心のスキマがありますねぇ」パンパン
チンプイ「がああああっ！？！？」パコパコ
コロ助「さ、さすが喪黒さんナリ…このテクニック」
ドラえもん「…ゴクリ」

そして、翌日
BAR魔の巣にて

見栄「おい、来たぞ。おっさん」

喪黒「ホーホッホッホッ。お待ちしておりました。さぁどうぞこちらへ」

見栄「で？昨日言ってた証拠を見せて貰おうか」

喪黒「これなんですがね」

見栄「うわーすげえ！マジで東大の卒業証明書じゃん。
　　　おっさんまじで東大卒業してたんだな。いやー疑ってすみませんでした」

喪黒「私が、あなたに相応しい人物であることがお分かりいただけたでしょうか？」

見栄「ええ、もちろんですよ」

喪黒「ところで悩みというのはなんでしょうか？」

見栄「本当大したことないんですけど。俺実は大学中退で
　　　しかも、東都大学とかいうＦランク大学で
　　　おまけに未だにコンビニバイトで何て言いますか
　　　経歴に凄くコンプレックスがあって…
　　　ネット上では一流大学出身の大企業のエリート社員という設定にしてるんです
　　　だから、低学歴とか底辺とか言われるたびに腹が立ってしょうがない」

喪黒「それで、あんなに怒っていたんですね」

見栄「憂さ晴らしするつもりが、ストレス貯めてたんじゃ世話ないですよね
　　　何とかあいつらをギャフンと言わすような証明できるようなものでもあるといいんですが」

喪黒「そういうことなら私が何とかして差し上げましょう」

見栄「わかったぞ、偽の証明書を用意してやる代わりに金をよこせって言うんだろう？
　　　そんな手に引っかかるもんか」

経歴ロンダじゃなくね

ブィィィン！！！ブブブブウ

ハットリくん「おひょおおおおおおおお！！！」ﾌﾟｼｬｱｧｧｧｧｧｱ！！！

ハットリくん「かはっ…」ｸﾞﾀｰ
魔太郎「へへっ」
魔太郎「てめぇだけアニメ化されやがって…恨み晴らしてやったんだよｗ」

喪黒「あくまでもボランティアですからお金は一切いただきません」

見栄「そんなうまい話があるわけ…」

喪黒「実は、私東大なんて行ってないんです」

見栄「どういうことですか？まさか俺を騙してたんですか！」

喪黒「いえ、決して騙してたわけではありませんよ
　　　あれは正規の卒業証明で大学も公認のものです」

見栄「どうせ、偽造されたものだろう！」

喪黒「まぁまぁ、最後まで話を聞いて下さい。
　　　いいですか、ここからの話は誰にも漏らしてはいけませんよ」

見栄「こんなデタラメ言いふらすほうが恥ずかしい」

喪黒「裏口入学をご存じでしょうか？」

見栄「聞いたことはあるな」

喪黒「簡単に言うとそれの卒業バージョンみたいなものです」

見栄「それって不正じゃないか？」

私の名は壁尾叩造(かべをたたくぞう)人呼んで


ゥるせぇすまん

のび太「君は！なんて事を！！」
魔太郎「お…同じいじめられっ子の、のび太か…お前はFの作品で良かったな」
のび太「こんなこと…僕は許さないぞ！」ちんこボロン
魔太郎「！！！」

喪黒「まぁ、見方によってはそうかもしれませんね。しかし、ネット上でこの不正に気付く人などいるでしょうか？
　　　事実、あなた自身も私の卒業証書に何の疑問も持たなかった」

見栄「つまり、ネットで使えばマウント取れるってことですね」

喪黒「そういうことです。」

見栄「わかったその話乗った。頼むよおっさん」

喪黒「お安い御用です！」

スネオ「へへっ…これで大義名分が出来たね」チンコボロン
出木杉「のび君しょっぱなから壊さないでくれよｗ」チンコボロン
のび太「覚悟しろよA野郎がｗ」ﾆﾀﾆﾀ

魔太郎「あっ…ああ………」ｶﾞｸｶﾞｸ

翌日

喪黒「東大の卒業証書についでに一流企業の社員証も作っておきました
　　　もちろんこれも会社公認済みですのでご安心を」

見栄「何から何まで悪いなおっさん。
　　　よし、これでマウント取れるぞ。煽られたらすぐうｐしよう」

喪黒「ああ、言い忘れてましたが。これを使うのは
　　　くれぐれもネット上だけにして下さい。
　　　あくまでも経歴だけをロンダリングしたに過ぎませんから」

見栄「なんだよ現実で使えねえーのかよ。まぁいいか証明書なんて出すことそんなないし
　　　わかった約束するよ」

喪黒「それならいいのです」

魔太郎「アヒイイイイ！！！！ウ・ラ・ミ・ハ・ラ・サ・デ・オ・ク・ベ・キ・カ・アアア！！！////////」パンパンプシャアアアァ！！

喪黒のオーホッホは定期的に聞きたくなる

見栄「さてと、早速ＶＩＰにスレ立ててみるか」

【東大卒業生で大企業幹部候補だけど質問ある？】

見栄「よし、スレ立てはこんなもんか。お、早速反応がきたな」

『働けよおっさん』

『よお底辺、夜勤は終わったのか？』

『こいついつもの高卒だろう？』

見栄「案の定ウザいレスが返ってきた」

『そんなに言うなら証明書うｐしてみろよ』

見栄「よっしゃー！キター！早速うｐと
　　　おっとＩＤを書いておかないとな」

『え？マジかよ』

『疑ってスマン』

『久々に神降臨か？』

見栄「フン！どんなもんだい！俺はお前らみたいな低学歴底辺とは格が違うんだ！
　　　何しろ東大だからな、東大！」

『でも、どうせ無職なんだろう』

『よくて中小かね』

『いくら東大でも収入がないんじゃどうしようもない』

見栄「勝手なことばかり言いやがって。よし、次は社員証をうｐしてやろう。」

『おいおい、東大出た上に大手企業勤務かよ』

『社員証うｐとかやるじゃん』

『こいつできるやつじゃん』

見栄「効いてる効いてる。ざまあみろ。これだから底辺はチョロい」

しょうもなさすぎてすこ

バイト先にて
見栄「今日は何だか気分がいいな」

同僚Ａ「チース」

見栄「お、おはようございます」

同僚Ａ「先輩なんだから敬語使わなくていいっすよ」

見栄「そ、それもそうですね…」

同僚Ａ「…まぁ、別にいいっすけど」

見栄「あーあ、早く終わらないかなこの糞バイト。ネット上でならいくらでもマウント取れるのに…」

ＤＱＮ客「あのさー」

見栄「はい、いらっしゃいませ」

ＤＱＮ客「お前昨日、温かい弁当とアイス一緒にいれたろ？」

見栄「え？私は昨日は休んでいたのですが…」

ＤＱＮ客「いや、確かにお前だった。どうしてくれるんだよ！！」

見栄「いえ、そう言われましても…」

ＤＱＮ客「お前は謝ることもできない訳？」

見栄（なんだこいつ、身なりからして土方の作業員か？
　　　どうせ学歴だって高卒だろういや中卒か？）

ＤＱＮ客「聞いてんのかおい！」

見栄（なんでこの高学歴エリートの俺が中卒なんかに説教されなきゃならないんだよ）

ＤＱＮ客「もしもーし？」

見栄「で？あんた学歴は？」

ＤＱＮ客「はぁ？んなもんどうでもいいだろう」

ＤＱＮ客「はぁ？んなもんどうでもいいだろう」

見栄「言えないんだろう？ならそう言えよこの底辺が
　　　お前なんてどうせ中卒かよくて高卒だろう？」

ＤＱＮ客「なんだと！調子に乗ってるんじゃねえーぞ店員の分際で！」

見栄「何言ってるんだ！俺は東大卒のエリート社員だぞ！」

ＤＱＮ客「知るかそんなもん」

ＤＱＮのパンチが見栄の顔面に直撃する。

見栄「底辺の癖に上級国民に手を出すとは生意気だな」

ＤＱＮ「こいつどうかしてるぜ…」

店長「どうなさいましたお客様？」

ＤＱＮ「もういい、こいつじゃ話になんねえーや」

・・・・・･･･ｺﾞｸﾘ。

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久々に依頼人が清々しいクズ

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　　　　　　 ゞ_ﾑ　　 ､　 {. : . : . :}､　　 ,__,.ノ　　　　　 　 　 ／__ノ
　　　　　　　 　 ゝ　　ヽ､ 二二´_, 　 /　　　　　　　　　／､>
　　　　　　　 　 　｀ヽ､　　　　　　,..ィ　　　　　　　　 ／ ／
　　　　　　　 　 　 　 {､｀ ﾆニﾆ ´}　　　　　　 _　 ／ ／
　　　　　　　　　　 ,- '　　　　　　 ｀ヽ､ 　 ＿/ ）,.- <
　　　　　　　　　 /　 ヽ､　　　 　 　 　 ∨　 -'´, ィ- '　　　　　言うてもお前ら俺の二番煎じやけどな
　　　 　 　 　 　 {　　　 ､　　　　　　　 /　　 　 　 ）
　　　　　　　　　 i　　 　 i　　　　　 ,ィ､　　　　　 /
　　　　　　　　　 i　　　　i　　　 ／ ヽ　ヽ＿,....ノ
　　　　　　　　　　,　　　 ヽ､_／　　　∨/　 }
　　　　 　 　 　 　 ',　　　　　　　　　 ／l　　;
　　　　　　 　 　 　 ヽ　　　　　 　 ／ 　|　 /
　　　　　　　　　　　　|｀　ー―　´　　　{／

　　　　　　　　　　　　　　手塚治虫

店長「ちょっと何してくれてるんだ。ＤＱＮとは言え客に暴言を吐くなんて」

見栄「はぁ？高学歴が底辺を煽って何が悪い！ていうか、あんた高卒だろう？」

店長「私にまで暴言を吐くのか！それに、君も大学は辞めたと言っていただろう」

見栄「ああ、あれ取り消しますよ。俺は東大卒の大企業幹部候補生のエリートですから」

店長「何を言ってるんだ君は？」

見栄「ほら証明書だってちゃんとありますよ」

店長「こんなのいつも持ち歩いてるのか？
　　　もういい！東大卒だかエリートだか知らんが君はもうクビだ」

見栄「ええそれで結構、せいせいする」

ぼくがまえみたssはハッピーエンドだったのに

見栄「俺のバックには大企業が付いてるんだから。弱小コンビニが何だって言うんだ」

喪黒「見栄さん…」

見栄「ああ、喪黒さん。いやーマウント取りまくりで大助かりですよ」

喪黒「あなた、私との約束を破りましたね」

見栄「あれ位いいじゃないですか、あの店長高卒のくせに生意気なんですよね
　　　俺気づいたんです、エリートが居るべき場所はあんなとこじゃないって」

喪黒「では、その願いを叶えて差し上げましょう」

見栄「え？」

喪黒「ドーーーーーーーーーン！！」


見栄「うわあーー！！」

見栄「うん？ここはどこだ？オフィス？」

イケメン社員「見栄君、部長がお呼びだよ」

見栄「部長…？」

イケメン社員「早くいかないと、相当お冠らしいし」

見栄「つーかなんだここは？とりあえず部長とやらのとこに行ってみるか」

部長「君、なんだねこの成績は！」

見栄「成績って学校じゃあるまいし」

部長「ふざけてるのかね！いいか君が我が部の足を引っ張っているせいで
　　　本店からお達しが来てるんだ今度こそ本腰入れてもらわないと困るんだよ！」

見栄「そんな言い方ないじゃないですか。だって、俺何も分からないし」

部長「君はもう入社して１０年以上だと聞いているぞ、何を甘いことを言っているのかね」

見栄「１０年以上だって？」

部長「そうだ、君もそろそろ出世もしたいだろう？」

見栄「別に俺は最低限飯が食えればそれでいいかなって…」

部長「まったく、これが今どきの若者と言う奴か…もっとも君は30をとうに過ぎているがね」

見栄（さっきからなんなんだこいつ偉そうに、典型的な底辺だよな。どうせ、高卒かよくてＦラン大がいいとこか？）

部長「聞いているのかね？」

見栄「つーかさ、学歴で語ろうや」

部長「は？」

見栄「いやだから、あんたさっきから偉そうに説教垂れてるけど
　　　マウント取りたかったらまずは学歴で語ろうよ」

部長「何を言ってるんだ君は？私も下らない議論をしてるほど暇じゃないんだよ」

同僚Ａ「見栄の奴また部長に呼び出されたらしいな」

同僚Ｂ「そりゃあんな成績ではね。言い方は悪いですけど我が部のお荷物ですよ」

同僚Ｃ「今度こそクビですかね？」

同僚Ａ「まぁ、そうなった方が俺は助かるけど」

同僚Ｂ［おいおい、声がでかいぞ」

同僚Ｃ「みんなそう思ってますよｗ」


喪黒「晴れて大手企業のエリート部門に就職できて彼もさぞかし喜んでることでしょうな。
　　　いくら経歴をロンダリングしたところで中身が伴っていなければ
　　　ただのハリボテに過ぎません。
　　　過去の経歴に捉われた彼の今後の人生を思うと胸が締め付けられる思いです…
　　　ホーホッホッホッーーーーーーーー」

おわり

>>40
一応エリートなので大卒以上ということで