拳で抵抗しろ

女子大生店員ホームズに俺くんが救われる世界線か？

屋上
俺「ちっ…痛いな…」

男「やり返せば良いじゃねぇすか。兄貴なら余裕であんな奴等」

俺「やめなコブ蔵、前世とは違うんだよ」

コブ「そうっすけど…」

俺とコブ蔵は世紀末の世界から記憶を残してこの世界へ転生した

俺「俺がやられてる内は別の奴が狙われる事はねぇからな。」

コブ「潰せばやられねぇと思いますけどねぇ」

男「争いの種は無い方がいいのさ。俺は人々が笑ってるこの世界が好きだからよ」

コブ「兄貴がそう言うなら…」

トイレ
俺「ふぅ…」ﾁｮﾛﾛﾛﾛ

DQN男「オラァ」ｵﾗｧ

俺「ふぐぅ…」

DQN男「便器が便器使っちゃ駄目だろうが」ｵﾗｧ



DQN男「おい、そこのお前」

同級生「ﾊｲ、ﾅﾝﾃﾞｽｶ」

DQN男「こいつにうんこしろ」

同級生「ﾊｲ、ﾖﾛｺﾝﾃﾞ」ﾌﾞﾘｭﾘｭﾘｭ

俺「…」

屋上
俺「…」

コブ「うわっ、くっせぇ…兄貴臭いますよ」

俺「俺の半径1mに近寄らん方がいいぜ…」

コブ「兄貴、こんなのおかしいですよ」

俺「これがこの世界の在り方なんだろう。笑顔の後ろには犠牲があるんだ」

家
俺「ただいま」ｶﾞﾁｬ

母「おせぇよ！」ﾊﾟｰﾝ

俺「っ…」

母「しかもくせぇ…」

俺「風呂に…」

母「風呂場が臭くなるわ！公園行け」ﾄﾞｺﾞｽ

公園
俺「冷たい…」ｺﾞｼｺﾞｼ

DQN男「おっと、糞踏んじまったぜ」ｵﾗｧﾌﾞｵｰﾝﾄﾞｰﾝ

俺「うぅ…」ｺﾞﾛｺﾞﾛ

DQN女「ﾁｮｯﾄｰﾊﾞｲｸｷｽﾞﾂｸｼﾞｬﾝ」ﾏｼﾞｸｾｰ

DQN男「修理代払えよなぁ？」ｵﾗｧ

家
俺「ただいま」

母「だからおせぇよ」ﾊﾟｰﾝ

俺「…」

母「腹へってんだよ！とっととしろ」

俺「はい…」

バイト先
俺「…」ﾓｸﾓｸ

先輩「俺君はいつもボロボロだけど今日は特に酷いね」

俺「ｳｯｽ…」

先輩「しかし、学生なのに頑張るよねー」

俺「ｳｯｽ…」

帰宅路

俺「…」

DQN男「よぉ、俺クン」

俺「…」ﾄｺﾄｺ

DQN男「無視すんじゃねぇよ」ｵﾗｧ

俺「…」ｶﾞｸ

DQN男「彼女にプレゼントしたくてよ。そこの店からロレックス取ってきてくれよ？」ｵﾗｧｵﾗｧ

俺「断る」

DQN男「はいかイエスで返事しな」ｵﾗｧｵﾗｧｵﾗｧｵﾗｧｵﾗｧ

路上
コブ「うわ、ボロ雑巾かと思ったら兄貴じゃねぇすか」

俺「よぉコブ蔵元気そうだな」ﾔﾑﾁﾔ

コブ「兄貴…絶対間違ってますって」

俺「俺もそんな気がしてきた」

コブ「兄貴が手を出さないなら警察に頼みましょう」

俺「警察か、正義の味方らしいな」

コブ「はい、頼りになりますよ。」

警察「虐めねぇ…随分酷いようだね」

俺「あぁ…」

警察「任せてください、事情は分かりましたので。警察は市民の味方ですよ」

俺「頼む。」

コブ「これで兄貴もやっと救われますね」

DQN父「この勲章が目に入らぬか」

警察「ﾊﾊｰ」

DQN男「流石親父だな」

警察「いじめなんてなかった。」

校庭

DQN女「ｾﾞﾝﾗﾃﾞｼﾊﾞﾘﾂｹﾗﾚﾃﾃﾏｼﾞｳｹﾙｰ」ﾁﾝﾎﾟﾃﾞｹｰ

DQN男「警察に通報しやがって…許さねえ」ｵﾗｧ

俺「くっ…」

何故、警察は動かない？

DQN男「おい、そこのお前」

同級生「ﾊｲ！」

DQN男「こいつのチンコしゃぶれ」

同級生「ﾊｲ、ﾖﾛｺﾝﾃﾞ」ｼﾞｭｯﾎﾟｼﾞｭｯﾎﾟ

俺「くっ」ﾄﾞﾋﾟｭﾛｽ

帰宅路
俺「…」ﾄｺﾄｺ

警察「はいそこ、猥褻物で現行犯逮捕」

俺「だよな」ｶﾞﾁｬﾝ

飽きた