梨沙「それって本当なの？！」

P「あぁ、今日のAmazonプライムで新作アニメ……といってもPVみたいなもんだが、出る！」

梨沙「さっそくパパに知らせないと！」

千枝「あの……それで」

P「あぁ、千枝は今度のU149の新刊でソロCDだったな」

千枝「はい。それで、来年のCMは誰になりますか？」

P「あぁ、美玲と肇とりあむだ！」

千枝「あ…………」



「また……ですか」ｺｺﾞｴ

P「どうした、嬉しくないのか？」

千枝「い、いえ……その急なんで実感が湧かなくて……」

P「そうだろそうだろ。これから忙しくなるぞ！」ﾊﾞﾀﾊﾞﾀﾊﾞﾀ

ﾊﾞﾀﾝ

千枝「……」

ありす「まったく……あわただしい人です」

桃華「それでも私たちのために……千枝さん？」





桃華「何故、泣いてらっしゃるんですの？」

千枝「あ……」

千枝「ご、ごめんね……ちょっと顔を洗ってくるから」ﾀｯﾀｯﾀｯ



桃華「変な千枝さんですね」

ありす「まぁ、私がキャラボイスを頂いた時も実感は湧きませんでしたから」







雪美「千枝……」

こずえ「いまはー……そっとしてあげるのー……」

ﾀｯﾀｯﾀｯ

千枝「……」

千枝「……どうして」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ



ｱﾊﾊｰ

拓海「お、千枝…………どうした！？何で泣いて……誰かにいじめられたのか！？」

里奈「相手は誰？いじめなんか絶対に許しちゃダメだから！」



千枝「違うんです……違います」

千枝「これは……」

………………
…………
……



拓海「そうか……アタシ達もWWGでソロで出たから、CMの道は遠いって言われちまったからな」

里奈「でも、諦めることはないぽよ」

千枝「はい……でも…」

拓海「大丈夫だ……お前も（L.M.B.Gの）頭【ヘッド】なんだろ？」

拓海「そんな頭に任されるヤツをあのPが本の特典程度で茶を濁して見捨てるとは思えん」

千枝「はい……」

里奈「しっかりするぽよ！満点ではなくても、及第点を常にとり続けている千枝ちゃんは負けないんでしょ！」

千枝「はい……ありがとうございます……」

拓海「……」

拓海「今日はアタシの背中を貸してやる……その代わり、いっぱい吐き出したら必ず返せよ」

千枝「あ…りがと……うござい……ます」





千枝「うぅ……うわぁぁぁぁぁぁぁんっ」

………………

P「……そうか」

拓海「あぁ……かなり落ち込んでいた」

P「必ずそうと決まったわけじゃないが、発売スケジュールばかりは俺にも手が出せなくて……すまない」ﾍﾟｺﾘ

里奈「アタシ達はいいからさ」

P「これはお前達にも頭を下げたつもりでな……もっと権力と実力があれば」

拓海「はっ？！泣き言を言ってんじゃねぇよ！アタシが信じたアンタを、アンタが信じなくてどうするんだ！！」

P「ははっ……うん。元気が出てきた。よし、千枝のためには、ひとまずU149の売上を伸ばすことを念頭にしないとな」

里奈「そうこなくっちゃね☆」

拓海「あぁ、頼むぞ。アタシ達のアレが『青空エール』よりプレミアになるぐらいにな！」

P「任せろ！」

ｱﾊﾊｰ









？「……」

？「……」



小春「小春はU149の初期メンバーなんですよ～」

舞「わ、私も頑張りますから」

由愛「運動会で……出番…沢山ありました……」



終わるけど、バンナムにサイゲにコロムビアさんよろしゅう願すね