シャミ子「わかりました！もう何も言いませんから！暴力はやめて！！」

桃「はぁはぁ…最初っからそうすればいいんだよ」

シャミ子「うぅ…」ｵﾄﾞｵﾄﾞ

桃「……」ｲﾗｯ

桃「ねぇ、そのいかにも怯えたような表情やめてくれる？」

シャミ子「え、だって叩かれたばかりで怖いですし…」

桃「そうやって私が悪いみたいにさ！シャミ子の！そういうところ！本当に腹が立つんだよね！？」ﾄﾞｽｯﾄﾞｽｯ

シャミ子「ごめんなさい！ごめんなさい！」

桃「あ゛〜〜〜っ！謝らなくていいから！どうしてわかんないのかなぁっ、もう！」ｶﾞﾝｯ

シャミ子「あうう！」鼻血ﾄﾞﾊﾞ-ｯ

桃「あっ…血が出て…シャミ子ごめっ…」

シャミ子「うう…」ﾎﾟﾀﾎﾟﾀ…

やめて

片手ダンプ

これで勝ったとおもうなよおおおおおお

桃「血がこんなに…私、またシャミ子に怪我させちゃった…あっ、あああああああ！」ﾜﾅﾜﾅ

シャミ子「あ…も、桃！これくらい大丈夫ですから！ちょっと鼻血出ちゃっただけですぐ止まります！」

桃「私最低だ…最低の暴力魔法少女だごめんね、シャミ子は悪くないよ私が全部悪いんだ…」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ

シャミ子「桃…そ、そんなことありません！桃は悪くないです。私が桃をイラつかせて、桃のせいみたいに言うから…」

桃「本当にそうだよ。それなのにどうして私がこんな罪悪感感じないといけないの」

シャミ子「え、桃？」

桃「シャミ子がそんな態度取らなければ私も暴力を振るわずに済むのに！私をイライラさせるのがそんなに楽しいのかな！？シャミ子は性悪まぞくだったんだね！！！」ｶﾞﾝｶﾞﾝ

シャミ子「ぐえ！痛いです桃！そんなに殴ったら死んじゃいます！」

桃「だからそうやって！被害者ぶるのはやめて！！！」ｺﾞﾝｯ

シャミ子「うぎぃ！？あっあっ…」ﾌﾗﾌﾗ…

シャミ子「ぎゃふう！？」地面にｺﾞﾂﾞｩﾝｯ！

桃「はぁはぁ…あれ、シャミ子…大丈夫、シャミ子っ」ﾕｻﾕｻ

シャミ子「」ﾁ-ﾝ

桃「シャミ子…！？ねぇ、シャミ子ってば！タチの悪い冗談やめなよ…シ、シャミ子…」

シャミ子「」ｶｸﾝ…

桃「ひっ！」

まだ使える

清子「本日はシャミ子のために集まっていただき、ありがとうございました…」ﾍﾟｺﾘ

桃「あ、あの…本当に、ごめんなさい…私のせいで、シャミ子は…」

良子「それが分かってるならよく私たちの前に顔を出せたね。この人殺し！」

桃「うう…」

清子「こら！良子やめなさい！ごめんなさい…今日はもうお引き取り願えますか…」

桃「で、でも…あの…」

ミカン「本当にごめんなさい…同じ魔法少女として私からも謝ります。ほら、桃、今日はもう帰りましょう…」

桃「うん…」

良子「うぅ…ぐすっ、どうしてお姉が…こんなことに…」

清子「そうね…あの優しかった優子が…うぅ…」

桃「っっ…」ｽﾞｷｨ…

可哀想なのは抜けない

ほなお人形さん片付けるで

>>12
まだ出しといてや

〜その日の夜〜

桃「うぅ…シャミ子、ごめんなさい…シャミ子は悪くなかった。全部私が…私の暴力のせいでシャミ子は…」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

シャミ子「こらー！何を泣いている魔法少女！我が宿敵として情けないぞ！」

桃「え…し、シャミ子！？生きてたんだね！よかった…私のせいで…死んじゃったのかと…」

シャミ子「何言ってるんですか。前も言った通り、桃は何も悪くありませんよ。私はここにいますから、安心してください…」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

桃「うん、ありがとうシャミ子、ごめんね…ごめんねシャミ子…」ｸﾞｽｯ…

桃「……」ｽｩ…ｽｩ…

ﾁｭﾝﾁｭﾝ…

桃「ハッ！シャミ子は！？」ｶﾞﾊﾞｯ

桃「今のは、夢…？そうか、夢を通じて私に会いに来てくれたんだ！自分はまだ生きてるって事を伝えるために！」

桃「こうしちゃいられない。すぐに会いにいくからね、待っててシャミ子！」ﾀﾞｯ

やばすぎてワロタ

火葬場

良子「お姉…あの優しくて私の憧れだったお姉が…今から跡形もなく燃やされて灰になっちゃうんだ…」ｳﾙｳﾙ

良子「私がもっと早く暴力に気付いて引き離せていれば…せめて、安らかに眠ってね。お姉ちゃん…」

清子「ほら、良…別れの挨拶は済んだわね。そろそろ優子の身体を天国に送ってあげましょう」

良子「うん、バイバイ、お姉…」

桃「ちょっと待った！！！その葬儀、止めて！！」

清子「貴方は…桃さん」

良子「今さら何しにきたの！！！！」

桃「シャミ子はまだ生きてる！燃やしたりしちゃダメだよ！！！」ｶﾞｻｺﾞｿ

清子「ちょっと、優子に何するんです！」

良子「お姉に触るな！！！やめて！やめろよ！」ﾎﾟｶﾎﾟｶ

桃「大丈夫、2人もシャミ子が生きてることが分かればきっと許してくれる」ｸﾞｲｯ

シャミ子「」ｸﾞﾃﾞ-ﾝ

桃「ほら！見てください！こんなにも、綺麗な…ただ眠ってるみたいで…」

桃「こんなシャミ子が死んでるはずないじゃないですか。それを燃やそうだなんて2人とも、頭がおかしくなっちゃったんですか？」

リリス「おい！桃！何をしておる！」

ミカン「桃！シャミ子はもう死んだの！貴方が殺したのよ！いくら現実逃避しても何も変わらないわ！！」

桃「あはは、リリスさんにミカンまで…みんなどうかしてるよ。シャミ子が死んじゃうはずないのに…」

清子「もうやめて！！！」ﾊﾟﾁｨﾝｯ！

桃「っ！？」ｽﾞｷﾝ

終わって無くて草

いつかやると思ってました

清子「貴方が…貴方のせいでシャミ子は死んだのよ！？1番辛いのは私たちなのに…傷口を抉るような真似をして！」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

清子「貴方が悪いのよ。シャミ子を殺したのは貴方…全部貴方が悪いの…」ﾌﾗｯ

良子「お母さん！大丈夫！？しっかりして！」

リリス「清子！大丈夫か？」

ミカン「立てますか？手を貸しますから、ほら、ゆっくりで大丈夫ですよ…」

清子「皆さん…ごめんなさい、1人で大丈夫よ。桃さんも、取り乱してしまってごめんなさい…」

桃「あっぁっ…私の方こそ、ごめんなさい…私のせいで…シャミ子、は…」ﾂﾂ-

桃「うああ！」ﾀﾞｯ

ミカン「桃！」

リリス「よせ！放っておいてやろう。それより今はシャミ子を安らかに送ってやることが先決だ」

ミカン「そ、そうね。ごめんなさいシャミ子…」

良子「お姉…あっちの世界でも、元気でね…」

リコ「ほーらシャミ子（葉っぱ）はんやで」

桃「シャミ子！シャミ子！」ﾄﾞｶﾊﾞｷ

桃「シャミ子は死んだシャミ子は死んだ。私のせいで死んだんだ。私が悪いんだ」

桃「なら夢で会いにきたのは何のために…？そっか、生きてる事を知らせる為じゃなくて、私に自分のいる場所に来て欲しかったんだ…」

桃「ごめんねシャミ子…すぐにそっちに行くから、今度会った時はもう叩いたりしないからね。また前みたいに私のご飯炊いて、一緒に仲良く暮らそうよ…」ｻﾞｸｯ…血ﾎﾟﾀﾎﾟﾀ

ﾄﾞｼｭｯ！ｻﾞｸｻﾞｸ、ｺﾞｷﾌﾞｼｭｯ！ﾄﾞﾊﾞﾄﾞﾊﾞ-ｯ

ミカン「桃…おじゃまするわね。葬儀の時様子がおかしかったから姿を見に…」ﾇﾙｯ

ミカン「きゃっ、何これ水たまり…？え…赤っ、嘘でしょ…まさかこれ、血…？」

桃「」

ミカン「そんな…桃、どうしてこんな、貴方まで…いやあああああ！」

絵文字多用する奴って消えたの？

その後、天国のような場所で

桃「ごめんねシャミ子、さすがに反省したよ。全部私が悪かった」

シャミ子「そんなことありませんよ！現に桃は責任を取って私のことを追いかけてくれましたし…///」

桃「シャミ子…ふふ、これからはもう叩いたりしないから安心してね」

シャミ子「はい！天国に来てまで暴力を振るわれてはたまったもんじゃないですからね！」

桃「……」ｲﾗｧ

シャミ子「あれ、桃？どうかしましたか？顔が怖いですよ…？」

桃「……シャミ子が悪いんだよ」ｽｯ


THE END

無限ループかよ

アニメは切ったけど
確か桃ってアホみたいな怪力だよね
シャミ子かてーな

どーすんの？これ？

>>21
清子さんは優子のことシャミ子って呼ばないでしょ