2022/10/23(日) 00:18:19.337 ID:qO4eySCTF.net BE:747779947-2BP(1000)# sssp://img.5ch.net/ico/pc1.gif
？

俺「う、うぅ…あのクソジジイ！」
プシュー(マシンの扉が開く)
俺「うおっ！まぶしっ！…くないな」
サー…(砂塵が舞う)
俺「ここは…」

──そこには空を分厚く覆い隠す雲と、ひたすらに何もない広大な砂漠が広がっていた。

俺「時代間違えただろ、あのクソジジイ」
タイムマシン『タダ今西暦2022年デス。タイムリープハ正常ニ完了シマシタ』
俺「ッ！？びっくりしたあ、アナウンス付きかよ。ご丁寧にどうも」ﾍﾟｯ
タイムマシン『放射線能度上昇。直チニ使用者ノ防護スーツニ変形シマス』
俺「放射線！？ヤバいヤバいっ！よく知らんけどヤバい奴だよ！俺死んじゃうよお！！」
タイムマシン『着用可能、使用者ノ身体ヲ保護シマス』
ｶﾞﾁｬ
俺「うわっ、これ防護服にもなるのか。すげえなアインシュタイン」

？

？

俺「しかしこれが俺のいた時代なのか、おそらく核戦争やらですべて無になった“荒廃世界”なんだろうな」
タイムマシン『戻リマスカ？』
俺「え、戻れるの？」
タイムマシン『特異点回避ノタメ、起動シタ一分後以降デアレバ可能デス』
俺「アインシュタインすげえ、軽く歩き回ったけどなーんもないし戻ろーぜ」
タイムマシン『時間遡行ヲ開始シマス』
俺「頼むぜッ！あのクソジジイ一発ぶん殴ってやらねえとなァ！」

───ゴゴゴ…ﾋﾟｭﾝｯ！

も～、顔捨てたろか！！！！！！！！！！！！

アインシュタイン「コーヒーうんまーｗｗｗ」
俺「のんきにブレイクタイムとはなァ！この腐れ外道ォォ！！」ﾎﾞｺﾞｫ!
アインシュタイン「ッ！？」ﾄﾞｻｯ
俺「苦労したぜ、あんたの研究室に“戻る”のはよォ…！」
アインシュタイン「…くッ…やはり戻ってきたのか、よっこいしょっと(居直る)」
俺「やはり…だと…？」

アインシュタイン「さて、“あちら”の暮らしはどうだったかナ？」コーヒーｽﾞｽﾞｽﾞｯ!
俺「…最悪だったよ！一面何もない砂漠と薄暗い空が続いてて、防護服がなきゃ死んでた！」
アインシュタイン「やはりか、どうやら君を“元の世界”に帰すのは厳しそうだネ…」
俺「…ッ！まさかあんた、俺を“故郷”に返すために…？」
アインシュタイン「いや？実験したかっただけさ、ちょうどいいのが手元にいたからネ☆」
俺「ただのマッドサイエンティストかよ」

まあとりあえず面白くなる可能性もあるし読んでる

アインシュタイン「さて、俺くん。余興はここまでだ」
俺「余興？」
アインシュタイン「ああ、私の理論は完璧だったことが証明された。そしてここからが本題なのだがね」
俺「…なんだよ」
アインシュタイン「簡潔に述べると、“世界を救ってほしい”。いいや、救え、救ってもらう」
俺「は、はぁ！？いったいなにを…！」
アインシュタイン「これは“懇願”ではない、“脅迫”でもない、『使命』なのだ」
俺「…」ｺﾞｸﾘ…

うん、ここからが本題なんだけどさ
続きないんだよねｗ

まあ受けてなかったみたいだからどうでもいいかｗ

このとき俺はまだ気づいていなかった。
この時間を超えた途方もない旅が世界を救うためなんかではなく、紛れもなく俺を救うための長い、束の間の旅路だったなんて───

第一話完。

俺「し、使命だってぇ？え？、なんで俺？ナァンデオレェ？」
アインシュタイン「当然だろう。君が過去に来たせいで世界は滅んだんだよ？」
俺「まぁ…それはでも…」
アインシュタイン「あぁん！？声ちっさいねんお前ずっと！！はっきり話せよホンマに！！」
俺「ヒッ…で、でもぉ…」
アインシュタイン「キモいうてんねん。君、未来に彼女はおったん？」
俺「ｲﾔ…ｿﾚﾊｧ…幼稚園ﾉ ﾄｷﾄｶㇵ…」
アインシュタイン「………ﾊｧ」

>>18
お、がんばってくれｗ

夢の続きを見させてくれ

アインシュタイン「ええか？世界ってんは僅かな力学的なエネルギーの積み重ねで出来てるねん。」
俺「ァ…バタフライエフェクトみたいな…ネットで…」
アインシュタイン「あ！？聞こえへん！何言ってるかわからん！！でかい声で話せやボケが死ねや！！」
俺「あっ…ハヒュ…スミマセンスミマセン」
アインシュタイン「お前みたいな童貞がえっらそうに未来にズケズケ来よったせいで未来は滅んでんぞ」

俺「でもぉ…もう滅んでしまったんですよねぇ…今更」
アインシュタイン「…いやちゃうねんそれが」
俺「？」
アインシュタイン「どうもこの未来は2020年の戦争で滅びるらしいねん。君がさっき行ったのはその後の世界やな」
俺「はぁ…」
アインシュタイン「2019年クリスマスイブの夜、君は25歳の童貞やったやろ。」
俺「…？…ハイ…」
アインシュタイン「君は恋人がいない劣等感を誤魔化す為にAV女優の握手会に向かった。」
俺「ぬぇ！？な、ナンデそれを…」

アインシュタイン「握手したとき、きみ女優になんて言った？」
俺「た、たしか…、『毎日手淫のお供にさせて頂いております。』」
アインシュタイン「…やっぱりな」
俺「な、なんなんでひゅか！さっきから！？早く結論を言ってください！」
アインシュタイン「これは未来を映し出すモニターやよく見とけ」

未来の俺「毎日"自慰"のお供にさせて頂いております。」

アインシュタイン「言ったやろ、世界っていうのは僅かな力学的なエネルギーの積み重ねやねん。君は手淫を自慰と言った。」
俺「…」
アインシュタイン「だから滅んだ」
俺「………ッ！」
アインシュタイン「ええか！？君が今からすべきことは一つや！！2019年に戻ってなんとしてでも彼女を作れ！！」