1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/03(日) 00:06:35.06 :DeiuHXGb0
淡「オンキリオンキリオンキリオンキリ」
菫「イワコデジマイワコデジマイワコデジマ」
照「豆、買ってきた」ドスーン
誠子「……」
淡「おかえりーテルー」
菫「はは、ちょっと多いんじゃないか?」
照「そう?」
誠子(…ちょっと?)
誠子(人が余裕で入るサイズのドラム缶5個ぶんが、ちょっと?)
淡「パクパクパクパク」
菫「パクパクパクパク」
照「パクパクパクパク」
誠子「な、なにを…?」
淡「…? 罪業の数だけ豆を食べてるんだよ?」
尭深「お豆買ってきました」ドスーン
淡「オンキリオンキリオンキリオンキリ」
菫「イワコデジマイワコデジマイワコデジマ」
照「豆、買ってきた」ドスーン
誠子「……」
淡「おかえりーテルー」
菫「はは、ちょっと多いんじゃないか?」
照「そう?」
誠子(…ちょっと?)
誠子(人が余裕で入るサイズのドラム缶5個ぶんが、ちょっと?)
淡「パクパクパクパク」
菫「パクパクパクパク」
照「パクパクパクパク」
誠子「な、なにを…?」
淡「…? 罪業の数だけ豆を食べてるんだよ?」
尭深「お豆買ってきました」ドスーン
2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/03(日) 00:15:18.06 :DeiuHXGb0
誠子(歳の数じゃないんだ…)
淡「パクパクパクパク」
菫「パクパクパクパク」
照「パクパクパクパク」
尭深「パクパクパクパク」
誠子(ていうか罪業背負いすぎじゃない…?)
淡「ふう…これくらい食べれば鬼を滅殺できるかな…」
誠子「滅殺…?」
淡「うん、日本中の鬼をね、殺すの」
誠子「日本中…なんで…?」
淡「それはもちろん、正しい世界のために」
菫「立派だな、大星」
照「立派だね」
誠子「……先輩たち、なにか焚きつけました?」
菫&照「ぎくうっ!!」
誠子(歳の数じゃないんだ…)
淡「パクパクパクパク」
菫「パクパクパクパク」
照「パクパクパクパク」
尭深「パクパクパクパク」
誠子(ていうか罪業背負いすぎじゃない…?)
淡「ふう…これくらい食べれば鬼を滅殺できるかな…」
誠子「滅殺…?」
淡「うん、日本中の鬼をね、殺すの」
誠子「日本中…なんで…?」
淡「それはもちろん、正しい世界のために」
菫「立派だな、大星」
照「立派だね」
誠子「……先輩たち、なにか焚きつけました?」
菫&照「ぎくうっ!!」
3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/03(日) 00:25:16.74 :DeiuHXGb0
誠子「やっぱり…」
菫「た、焚きつけるなんて人聞きが悪いな!」
照「そうだゾ、オラなにもしてないゾ!」
誠子「なんでクレヨンしんちゃんみたいな喋りかたなんですか…」
照「いやあ~テレるなあ~」エヘラ
誠子「やめてくださいね」
照「はい」
誠子「淡になにを吹き込んだんですか?」
菫&照「…」
誠子「はやく答えてください、弘世先輩」
菫「…毎年節分には山のような豆を撒きに日本中を回るのが覇王白糸台の伝統だと言いました」
誠子「わたしがそんなことはないと淡に言ったら聞いてくれると思いますか、宮永先輩」
照「…去年誠子は鬼に憑りつかれていて記憶がないことになってるから無理だと思います」
淡「豆っておいしいね!タカミ先輩」ポリポリ
尭深「うん」ポリポリ
誠子「やっぱり…」
菫「た、焚きつけるなんて人聞きが悪いな!」
照「そうだゾ、オラなにもしてないゾ!」
誠子「なんでクレヨンしんちゃんみたいな喋りかたなんですか…」
照「いやあ~テレるなあ~」エヘラ
誠子「やめてくださいね」
照「はい」
誠子「淡になにを吹き込んだんですか?」
菫&照「…」
誠子「はやく答えてください、弘世先輩」
菫「…毎年節分には山のような豆を撒きに日本中を回るのが覇王白糸台の伝統だと言いました」
誠子「わたしがそんなことはないと淡に言ったら聞いてくれると思いますか、宮永先輩」
照「…去年誠子は鬼に憑りつかれていて記憶がないことになってるから無理だと思います」
淡「豆っておいしいね!タカミ先輩」ポリポリ
尭深「うん」ポリポリ
4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/03(日) 00:25:35.01 :VHKJubqj0
④
④
5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/03(日) 00:26:58.04 :ZsxTvjv0O
てるてる支援
てるてる支援
6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/03(日) 00:33:23.74 :tAfR+MHj0
なんだこのスレ
7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/03(日) 01:17:12.25 :XGxmK4qm0
書かねぇのかよ
書かねぇのかよ
8:やっとつながった:2013/02/03(日) 01:17:45.09 :DeiuHXGb0
誠子「どうしてそういうことをするんですか?」
菫「…亦野」
誠子「はい」
菫「これを見ろ」
誠子「…ビデオ?なんですかこれ」
菫「いいから見ろって、変なビデオじゃないから」
誠子「…? はい」
ウィーン、ガジャ…ジー…
テレビ『ひとにやさしくーララララララくじけそうになるーけーどー』
誠子「わ、『人にやさしく』じゃないですか…懐かしい…」
テレビ『スリーピース!』
誠子「うわあ、香取慎吾若いなあ…」
菫「これは2月4日に放送された施設でお祭りをする会だが、今回問題にするのはメインの話ではなく導入部分の…豆まきシーンだ」
テレビ『ジャオラー!』バシャーン
誠子「あはは、ドラム缶ごと豆浴びせてる」
誠子「どうしてそういうことをするんですか?」
菫「…亦野」
誠子「はい」
菫「これを見ろ」
誠子「…ビデオ?なんですかこれ」
菫「いいから見ろって、変なビデオじゃないから」
誠子「…? はい」
ウィーン、ガジャ…ジー…
テレビ『ひとにやさしくーララララララくじけそうになるーけーどー』
誠子「わ、『人にやさしく』じゃないですか…懐かしい…」
テレビ『スリーピース!』
誠子「うわあ、香取慎吾若いなあ…」
菫「これは2月4日に放送された施設でお祭りをする会だが、今回問題にするのはメインの話ではなく導入部分の…豆まきシーンだ」
テレビ『ジャオラー!』バシャーン
誠子「あはは、ドラム缶ごと豆浴びせてる」
9:書けるうちに連投しとく:2013/02/03(日) 01:19:30.36 :DeiuHXGb0
菫「よし、見出すと最終回まで見てしまうからここまでにしておこう」ピッ
誠子「あはは、ほんと懐かしいですね、でもこれがどうかしたんですか?」
菫「面白そうだったろ?」
誠子「はい」
菫「それが答えだ」
誠子「…」
誠子「はい?」
照「ぷはっ!急に相棒の真似やめて!」
誠子「してませんよ?ちょっと黙っててくださいね」
照「はい」
誠子「弘世先輩」
菫「なんだ」
誠子「それが、理由なんですか?」
菫「…」
誠子「面白そう、だけで、こんな面倒くさそうなことを巻き起こしてるわけですか?」
菫「よし、見出すと最終回まで見てしまうからここまでにしておこう」ピッ
誠子「あはは、ほんと懐かしいですね、でもこれがどうかしたんですか?」
菫「面白そうだったろ?」
誠子「はい」
菫「それが答えだ」
誠子「…」
誠子「はい?」
照「ぷはっ!急に相棒の真似やめて!」
誠子「してませんよ?ちょっと黙っててくださいね」
照「はい」
誠子「弘世先輩」
菫「なんだ」
誠子「それが、理由なんですか?」
菫「…」
誠子「面白そう、だけで、こんな面倒くさそうなことを巻き起こしてるわけですか?」
10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/03(日) 01:20:33.82 :DeiuHXGb0
菫「あの、亦野、亦野さん、いっこいいですか?」
誠子「…なんですか?」
菫「なんでわたしだけ怒られるんだ!納得いかない!照だって渋谷だってグルなのに!」
誠子「…」
菫「すっげえ怖いゾ…目見開かないでほしいゾ…」
誠子「…」
菫「ごめんなさい…もう言いわけしません…」
誠子「…」
菫「しんちゃんの真似も金輪際しません」
照「あ、もしもし、はい、そろそろ入ってきていただいてダイジョーブ博士です」
誠子「…宮永」
照「びくっ!」
誠子「…先輩、なんですか?いまの電話…」
照「あ…えっと…実は……雰囲気出るかと思って…」
照「……ゲスト呼びました」
菫「あの、亦野、亦野さん、いっこいいですか?」
誠子「…なんですか?」
菫「なんでわたしだけ怒られるんだ!納得いかない!照だって渋谷だってグルなのに!」
誠子「…」
菫「すっげえ怖いゾ…目見開かないでほしいゾ…」
誠子「…」
菫「ごめんなさい…もう言いわけしません…」
誠子「…」
菫「しんちゃんの真似も金輪際しません」
照「あ、もしもし、はい、そろそろ入ってきていただいてダイジョーブ博士です」
誠子「…宮永」
照「びくっ!」
誠子「…先輩、なんですか?いまの電話…」
照「あ…えっと…実は……雰囲気出るかと思って…」
照「……ゲスト呼びました」
11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/03(日) 01:21:11.73 :DeiuHXGb0
誠子「ついに、余所様にもご迷惑を…」
コンコン
照「来た!どうぞ!」
梢「失礼いたします、」
照「ようこそ、白糸台へ!」
誠子「…え、えっと」
梢「劔谷高校から参りました、古塚梢と申します 本日はお招きいただき有難うございます」フカブカ
誠子「あ、こ、こちらこそ、すいません」
梢「……邪鬼払いを」
誠子「…へ?」
梢「すると伺って参ったのですが」
誠子「じゃ、邪鬼払いですか…え、ええと…」
菫「すいません、亦野は、あ、そいつ亦野というんですが、亦野は去年憑りつかれてしまっていて実戦経験がないのです、鬼側としてはあるんですけどね、はは」
梢「まあ…それは大変でしたでしょう…」
誠子「あ、あはは、いや、まあ…」
誠子「ついに、余所様にもご迷惑を…」
コンコン
照「来た!どうぞ!」
梢「失礼いたします、」
照「ようこそ、白糸台へ!」
誠子「…え、えっと」
梢「劔谷高校から参りました、古塚梢と申します 本日はお招きいただき有難うございます」フカブカ
誠子「あ、こ、こちらこそ、すいません」
梢「……邪鬼払いを」
誠子「…へ?」
梢「すると伺って参ったのですが」
誠子「じゃ、邪鬼払いですか…え、ええと…」
菫「すいません、亦野は、あ、そいつ亦野というんですが、亦野は去年憑りつかれてしまっていて実戦経験がないのです、鬼側としてはあるんですけどね、はは」
梢「まあ…それは大変でしたでしょう…」
誠子「あ、あはは、いや、まあ…」
12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/03(日) 01:22:27.46 :DeiuHXGb0
誠子「…弘世先輩」
菫「あっかんべろべろ」
梢「…?」
菫「おっと、鬼が這入ってきているな、豆豆」パクパク
誠子(あとでブッ飛ばそう)
梢「亦野さんのほかに、初めての方は?」
淡「はいはーい!わたし初めてです!」
梢「そうですか、ではまず邪鬼払いの基本から憶えていただきましょう」
淡「はーい!よろしくね!」
誠子「…」
梢「ではみなさん、刀を抜いてください」
誠子「ふえ?」
淡「シャキーン!」
誠子(え、なんで持ってるの…?)
梢「ご立派な刀です」ニコッ
誠子「…弘世先輩」
菫「あっかんべろべろ」
梢「…?」
菫「おっと、鬼が這入ってきているな、豆豆」パクパク
誠子(あとでブッ飛ばそう)
梢「亦野さんのほかに、初めての方は?」
淡「はいはーい!わたし初めてです!」
梢「そうですか、ではまず邪鬼払いの基本から憶えていただきましょう」
淡「はーい!よろしくね!」
誠子「…」
梢「ではみなさん、刀を抜いてください」
誠子「ふえ?」
淡「シャキーン!」
誠子(え、なんで持ってるの…?)
梢「ご立派な刀です」ニコッ
13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/03(日) 01:23:42.56 :DeiuHXGb0
梢「…? 亦野さんは、刀をお持ちでないのですか?」
誠子「え、えっと…」
菫「いや申し訳ない、実は持たせていないのです」
照「なにせ去年のことがありますから、刀を持った状態で鬼に憑かれては金棒では済まないと考えまして」
菫「先ほども鬼に憑りつかれかけていましたので…」
照「心がまだ未成熟なのです、お恥ずかしい」
誠子(あはは、面白いこと言うなこの人たち)
梢「これは、配慮が欠けておりました…申し訳ございません」フカブカ
誠子「いえ、そんな、頭をあげてください…」
梢「しかしそうなると、素手で邪鬼を払うのですか…?危険なのであまりオススメはできませんが…」
菫「いえ、今回は後衛に回すつもりです」
照「お茶汲みでもやらせますよ、はは」
梢「あ、忘れていました、これ、つまらないものですが」
尭深「あ…お茶っ葉」
梢「それでは、大星さんを中心に、邪鬼払い講習を始めますね」
梢「…? 亦野さんは、刀をお持ちでないのですか?」
誠子「え、えっと…」
菫「いや申し訳ない、実は持たせていないのです」
照「なにせ去年のことがありますから、刀を持った状態で鬼に憑かれては金棒では済まないと考えまして」
菫「先ほども鬼に憑りつかれかけていましたので…」
照「心がまだ未成熟なのです、お恥ずかしい」
誠子(あはは、面白いこと言うなこの人たち)
梢「これは、配慮が欠けておりました…申し訳ございません」フカブカ
誠子「いえ、そんな、頭をあげてください…」
梢「しかしそうなると、素手で邪鬼を払うのですか…?危険なのであまりオススメはできませんが…」
菫「いえ、今回は後衛に回すつもりです」
照「お茶汲みでもやらせますよ、はは」
梢「あ、忘れていました、これ、つまらないものですが」
尭深「あ…お茶っ葉」
梢「それでは、大星さんを中心に、邪鬼払い講習を始めますね」
14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/03(日) 01:24:29.26 :DeiuHXGb0
梢「いいですか、邪気を払うのに必要なのは、切っ先ではありません」
淡「ふむふむ?」
梢「必要なのは、殺意」
淡「ひっ」
誠子「…!」ゾクッ
梢「純粋な…邪念を一切孕まない、殺意なのです」
誠子(なんだ今の戦慄……この人、本当に高校生か……?)
梢「殺意は本来対象が必要な念ですが、対象がある殺意では、人は斬れても鬼は斬れない」
尭深「…」ゴクリ(お茶を飲んでる)
梢「鬼を斬ろうと思ってもいけないのです、ただただ、殺すという気持ちだけを磨く…目的意識を捨てて…子どもが刀を撫ぜるような気持ちで…」
淡「ただ、殺す…」
梢「そう…それが基本にして、全てです」
菫「難しい話だな」パクパク
照「そうだね」パクパク
淡「……あ、コツ掴めたかも」
梢「いいですか、邪気を払うのに必要なのは、切っ先ではありません」
淡「ふむふむ?」
梢「必要なのは、殺意」
淡「ひっ」
誠子「…!」ゾクッ
梢「純粋な…邪念を一切孕まない、殺意なのです」
誠子(なんだ今の戦慄……この人、本当に高校生か……?)
梢「殺意は本来対象が必要な念ですが、対象がある殺意では、人は斬れても鬼は斬れない」
尭深「…」ゴクリ(お茶を飲んでる)
梢「鬼を斬ろうと思ってもいけないのです、ただただ、殺すという気持ちだけを磨く…目的意識を捨てて…子どもが刀を撫ぜるような気持ちで…」
淡「ただ、殺す…」
梢「そう…それが基本にして、全てです」
菫「難しい話だな」パクパク
照「そうだね」パクパク
淡「……あ、コツ掴めたかも」
15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/03(日) 01:34:31.17 :DeiuHXGb0
淡「こんなかんじ…?」
梢「…!?」
梢(馬鹿な…もう鋩の構えを会得している…!?)
淡「せいっ」ブンッ
菫「うっ!」バタッ
梢「!!?」
淡「スミレ先輩っ!?」
菫「うう…ううううう…!」
誠子「ちょ、ちょっと先輩、演技ですよね!?刀、当たってもないのに…!」
菫「うああああああああ!!」
誠子「先輩っ!!」
菫「…はっ!」
誠子「! 先輩!?だいじょ…」
菫「…亦野、済まなかったな…迷惑をかけた」
誠子「……へ?」
淡「こんなかんじ…?」
梢「…!?」
梢(馬鹿な…もう鋩の構えを会得している…!?)
淡「せいっ」ブンッ
菫「うっ!」バタッ
梢「!!?」
淡「スミレ先輩っ!?」
菫「うう…ううううう…!」
誠子「ちょ、ちょっと先輩、演技ですよね!?刀、当たってもないのに…!」
菫「うああああああああ!!」
誠子「先輩っ!!」
菫「…はっ!」
誠子「! 先輩!?だいじょ…」
菫「…亦野、済まなかったな…迷惑をかけた」
誠子「……へ?」
16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/03(日) 01:50:05.98 :DeiuHXGb0
誠子「せ、先輩、なにを…」
菫「いいんだ亦野、あとはわたしに任せてくれ」
誠子「…はあ」
梢「邪鬼が、払われたのです」
誠子「……えっと、憑りつかれてたんですか、先輩」
梢「たぶん」
誠子(曖昧なのか…)
梢「しかし、彼女は何者なんですか…?」
誠子「へ?」
梢「おそろしい才能です…正直震えが止まりません…プルプルします…プルプル…」プルプル
淡「これで全国に豆撒きに行けるね!」
尭深「うん」
照「行こうぜ、ピリオドの向こうへ…」
菫「……ああ」
誠子(あ、邪鬼払われても行くんだ、結局)
誠子「せ、先輩、なにを…」
菫「いいんだ亦野、あとはわたしに任せてくれ」
誠子「…はあ」
梢「邪鬼が、払われたのです」
誠子「……えっと、憑りつかれてたんですか、先輩」
梢「たぶん」
誠子(曖昧なのか…)
梢「しかし、彼女は何者なんですか…?」
誠子「へ?」
梢「おそろしい才能です…正直震えが止まりません…プルプルします…プルプル…」プルプル
淡「これで全国に豆撒きに行けるね!」
尭深「うん」
照「行こうぜ、ピリオドの向こうへ…」
菫「……ああ」
誠子(あ、邪鬼払われても行くんだ、結局)
17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/03(日) 01:50:45.93 :/n9QZUZD0
しえーん
しえーん
18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/03(日) 02:03:27.68 :DeiuHXGb0
――大阪
淡「はーるばる、来たでハーコダテー!」
誠子「ぜー…ぜー…」ズルズル
菫「っはー…重いな…豆…」ズルズル
誠子「あの…これ行く先々で豆買ったほうがいいんじゃないですか…?」
菫「なるほど…いい意見だ、来年度以降の参考にしよう…」
誠子「……」
誠子(…邪鬼が払われた、って、言葉遣い変わっただけだよなあ…)
梢「別に人の世の悪いものを全て邪鬼が負っているわけではありませんから」パクパク
照「そりゃそうだ」パクパク
尭深「お茶飲む?」パクパク
誠子「…うん」
尭深「はい」
誠子「ありがとう」ゴクゴク
淡「むむっ!感じる!邪鬼あっちにいるよ!」
――大阪
淡「はーるばる、来たでハーコダテー!」
誠子「ぜー…ぜー…」ズルズル
菫「っはー…重いな…豆…」ズルズル
誠子「あの…これ行く先々で豆買ったほうがいいんじゃないですか…?」
菫「なるほど…いい意見だ、来年度以降の参考にしよう…」
誠子「……」
誠子(…邪鬼が払われた、って、言葉遣い変わっただけだよなあ…)
梢「別に人の世の悪いものを全て邪鬼が負っているわけではありませんから」パクパク
照「そりゃそうだ」パクパク
尭深「お茶飲む?」パクパク
誠子「…うん」
尭深「はい」
誠子「ありがとう」ゴクゴク
淡「むむっ!感じる!邪鬼あっちにいるよ!」
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/03(日) 02:03:37.75 :/n9QZUZD0
猿か
猿か
20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/03(日) 02:04:41.31 :/n9QZUZD0
猿じゃなかったか
支援
猿じゃなかったか
支援
21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/03(日) 02:12:38.17 :DeiuHXGb0
恭子「…」プイッ
漫「せ、先輩…」
洋榎「…」プイッ
絹恵「お、お姉ちゃんも…」
郁乃「…」プイッ
由子「ふたりとも、ケンカはやめてなのよー」
郁乃(あれ…?うちはスルー…?)
恭子「…ケンカちゃうよ、こんなもん」
洋榎「せやな、ケンカっちゅーんは仲良しこよしでやるもんや」
郁乃「みてみて、うち逆立ちできんねんで~」ヒョイ
恭子「口きく必要がないからきかんだけや」
洋榎「にしてはペラペラペラペラ、よう喋るのお」
恭子「あ?」
洋榎「お?」
郁乃「つぇ?」
恭子「…」プイッ
漫「せ、先輩…」
洋榎「…」プイッ
絹恵「お、お姉ちゃんも…」
郁乃「…」プイッ
由子「ふたりとも、ケンカはやめてなのよー」
郁乃(あれ…?うちはスルー…?)
恭子「…ケンカちゃうよ、こんなもん」
洋榎「せやな、ケンカっちゅーんは仲良しこよしでやるもんや」
郁乃「みてみて、うち逆立ちできんねんで~」ヒョイ
恭子「口きく必要がないからきかんだけや」
洋榎「にしてはペラペラペラペラ、よう喋るのお」
恭子「あ?」
洋榎「お?」
郁乃「つぇ?」
22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/03(日) 02:14:08.01 :Ee1KAZbE0
深刻なツッコミ要員不足
深刻なツッコミ要員不足
23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/03(日) 02:16:18.55 :IZaBLut90
節分の時間だあああああああ
節分の時間だあああああああ
24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/03(日) 02:20:40.33 :DeiuHXGb0
恭子「絡んでくるんやめてもらえます?うざいんで」
郁乃「せやせや~ひっこめカス~」
洋榎「なに気取っとんねん、ビビッとるんやろが」
郁乃「そやそや~かかってこんかいボケ~」
恭子「…」ガシッ
郁乃「ほえ?」
洋榎「…」ガシッ
郁乃「あの~…なんでうちの腕をかたっぽずつ掴んどんの~…?」
恭子「面倒なんでハッキリ勝負してケリ付けましょうや」
洋榎「せやな、綱引きで勝負や」
郁乃「!?」
恭子「いい勝負を」
洋榎「…はは、なんや、やる前から爽やかで晴れやかな気持ちになってきたで、勝負ってええなあ」
恭子「そうですね…でも、手加減はなしですよ」
洋榎「当然や、ちゅーか、うちらはそんな仲やない…本気でぶつかり合えるダチや…せやろ?」
恭子「絡んでくるんやめてもらえます?うざいんで」
郁乃「せやせや~ひっこめカス~」
洋榎「なに気取っとんねん、ビビッとるんやろが」
郁乃「そやそや~かかってこんかいボケ~」
恭子「…」ガシッ
郁乃「ほえ?」
洋榎「…」ガシッ
郁乃「あの~…なんでうちの腕をかたっぽずつ掴んどんの~…?」
恭子「面倒なんでハッキリ勝負してケリ付けましょうや」
洋榎「せやな、綱引きで勝負や」
郁乃「!?」
恭子「いい勝負を」
洋榎「…はは、なんや、やる前から爽やかで晴れやかな気持ちになってきたで、勝負ってええなあ」
恭子「そうですね…でも、手加減はなしですよ」
洋榎「当然や、ちゅーか、うちらはそんな仲やない…本気でぶつかり合えるダチや…せやろ?」
25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/03(日) 02:25:19.64 :/n9QZUZD0
いくのん可哀想に……
いくのん可哀想に……
26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/03(日) 02:28:43.76 :DeiuHXGb0
郁乃「ええやん!もう勝負せんでええやん!」
漫「せんぱーい!がんばってくださいねー!」
絹恵「いやー運動会思いだすね」
郁乃「うち教師やで!ええんかあんたら!権力が怖ないんか!」
漫「わかるわー、じつはうちサンドウィッチ作ってきたんや」
絹恵「わあーおいしそう、上重さん、お料理上手なんやねえ」
郁乃「料理っちゅーほどのもんやないやろ!パンと具買ってきて挟むだけやん!挟むだけやん!」
由子「天国の代行にも見せてあげたいのよー…」
郁乃「あれ~もううち天国に行ってもうた~ん?ほわ~い?」
由子「オンユアマーク」
恭子「…」
洋榎「…」
郁乃「いやや~!誰か助けて~!」
怜「そこまでや!」
郁乃「!!」
郁乃「ええやん!もう勝負せんでええやん!」
漫「せんぱーい!がんばってくださいねー!」
絹恵「いやー運動会思いだすね」
郁乃「うち教師やで!ええんかあんたら!権力が怖ないんか!」
漫「わかるわー、じつはうちサンドウィッチ作ってきたんや」
絹恵「わあーおいしそう、上重さん、お料理上手なんやねえ」
郁乃「料理っちゅーほどのもんやないやろ!パンと具買ってきて挟むだけやん!挟むだけやん!」
由子「天国の代行にも見せてあげたいのよー…」
郁乃「あれ~もううち天国に行ってもうた~ん?ほわ~い?」
由子「オンユアマーク」
恭子「…」
洋榎「…」
郁乃「いやや~!誰か助けて~!」
怜「そこまでや!」
郁乃「!!」
27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/03(日) 02:39:49.27 :DeiuHXGb0
怜「あんたら、よってたかって弱いもの、弱っちいもの、弱者を苛めて、恥ずかしくないんか!」
セーラ「こ、こいつが亀だから悪いんや(棒読み)」
竜華「こいつも、こいつのおやじも亀やから、悪いんや(棒読み)」
泉「ひーん…お父さんの悪口はやめてカメー…」(亀の着ぐるみを着ている)
セーラ「クズの子どもはクズや!(棒読み)」
竜華「生まれ落ちた瞬間からクズや!(棒読み)」
怜「…千里山の浦島太郎は、ガキ相手でも容赦せえへんで…!」
怜「処刑したるわ!!」ブオン!
浩子「はい、カットー」
怜「えー…またー…?」
セーラ「海岸シーン何回やるつもりやねん…いつまで経っても竜宮城たどりつけへんで…」
浩子「そんなもん、いい絵が撮れるまで、永遠にや それこそおじいさんになるまでかかっても構わへん」
竜華「おばあさんな」
浩子「うちが言いたいのは、映画なめんなよってことですわ」
怜「はー…うちの監督さまはストイックやなあ…」
怜「あんたら、よってたかって弱いもの、弱っちいもの、弱者を苛めて、恥ずかしくないんか!」
セーラ「こ、こいつが亀だから悪いんや(棒読み)」
竜華「こいつも、こいつのおやじも亀やから、悪いんや(棒読み)」
泉「ひーん…お父さんの悪口はやめてカメー…」(亀の着ぐるみを着ている)
セーラ「クズの子どもはクズや!(棒読み)」
竜華「生まれ落ちた瞬間からクズや!(棒読み)」
怜「…千里山の浦島太郎は、ガキ相手でも容赦せえへんで…!」
怜「処刑したるわ!!」ブオン!
浩子「はい、カットー」
怜「えー…またー…?」
セーラ「海岸シーン何回やるつもりやねん…いつまで経っても竜宮城たどりつけへんで…」
浩子「そんなもん、いい絵が撮れるまで、永遠にや それこそおじいさんになるまでかかっても構わへん」
竜華「おばあさんな」
浩子「うちが言いたいのは、映画なめんなよってことですわ」
怜「はー…うちの監督さまはストイックやなあ…」
28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/03(日) 02:50:54.42 :DeiuHXGb0
セーラ「浦島太郎で本気にならんでもええやんかー」
セーラ「マージャンやろうや、うちらマージャン部やで」
浩子「ええですか、一度しか言わんからよう聞いてください、黙れ」
セーラ「なんておそろしい口のきき方や…」
淡「なにしてるの?」
浩子「映画撮ってるんや、混ざるか?」
淡「ヒロイン以外はやらないよ?」
浩子「上等や、ちょうど乙姫があいとる」
淡「へー、面白いね、豆どうぞ」
浩子「あ、こらどうも」パクパク
浩子「…うっ!」
淡「…ごめんね、騙して」
梢「まさかここまで正確に豆邪鬼払い術を使えるなんて…」
怜「ちゅーかあんたら何やっとんの?」
淡「鬼を払っておる」
セーラ「浦島太郎で本気にならんでもええやんかー」
セーラ「マージャンやろうや、うちらマージャン部やで」
浩子「ええですか、一度しか言わんからよう聞いてください、黙れ」
セーラ「なんておそろしい口のきき方や…」
淡「なにしてるの?」
浩子「映画撮ってるんや、混ざるか?」
淡「ヒロイン以外はやらないよ?」
浩子「上等や、ちょうど乙姫があいとる」
淡「へー、面白いね、豆どうぞ」
浩子「あ、こらどうも」パクパク
浩子「…うっ!」
淡「…ごめんね、騙して」
梢「まさかここまで正確に豆邪鬼払い術を使えるなんて…」
怜「ちゅーかあんたら何やっとんの?」
淡「鬼を払っておる」
29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/03(日) 02:51:20.07 :ZYVKn3c90
カオス
カオス
30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/03(日) 03:01:05.75 :DeiuHXGb0
浩子「…はっ!」
セーラ「お、目え覚めたか」
泉「もう、心配させんでくださいカメ」
浩子「……カメ?なに言うとんのや」
泉「え…せ、先輩が普段から役になりきれって言うて…!」
浩子「役に…なりきる…ククッ!」
竜華「ひ、浩子…?」
浩子「そんなもん!偽りやないか!」
菫「はあ…はあ…」ズルズル
誠子「重いー…」ズルズル
浩子「ストーリー映画なんて糞や!ぜんぶぜんぶ偽りや!ちゅーか!キャメラがもう偽りなんや!」
照「豆、食べますか」
尭深「お茶もありますよ」
怜「おお、どうもどうも」
浩子「せやからドキュメンタリーを撮ります」
浩子「…はっ!」
セーラ「お、目え覚めたか」
泉「もう、心配させんでくださいカメ」
浩子「……カメ?なに言うとんのや」
泉「え…せ、先輩が普段から役になりきれって言うて…!」
浩子「役に…なりきる…ククッ!」
竜華「ひ、浩子…?」
浩子「そんなもん!偽りやないか!」
菫「はあ…はあ…」ズルズル
誠子「重いー…」ズルズル
浩子「ストーリー映画なんて糞や!ぜんぶぜんぶ偽りや!ちゅーか!キャメラがもう偽りなんや!」
照「豆、食べますか」
尭深「お茶もありますよ」
怜「おお、どうもどうも」
浩子「せやからドキュメンタリーを撮ります」
31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/03(日) 03:10:24.96 :DeiuHXGb0
竜華「え、カメラは偽りやって言うたやん」
浩子「でもまあ撮らんよりはええかなって」
セーラ「撮らんでええやん、マージャンやろうや」
浩子「やっててええですよ、こっからはうちとキャメラがあればええ」
泉「へ?」
浩子「もう見つけてあるんや、ドキュメンタリーのテーマ…それは」
浩子「青春や!!」タッタッタッタッ
怜「あ…行ってもうた」
恭子「うぬぬぬぬ…」ヒッパリ
洋榎「くあららら…」ヒッパリ
郁乃「…」ビヨーン
郁乃(うーん、案外痛くないな~…この子らどんだけ非力なんや…)
浩子「イイネイイネ」ジーッ
恭子「!?」
洋榎「浩子やないか!」
竜華「え、カメラは偽りやって言うたやん」
浩子「でもまあ撮らんよりはええかなって」
セーラ「撮らんでええやん、マージャンやろうや」
浩子「やっててええですよ、こっからはうちとキャメラがあればええ」
泉「へ?」
浩子「もう見つけてあるんや、ドキュメンタリーのテーマ…それは」
浩子「青春や!!」タッタッタッタッ
怜「あ…行ってもうた」
恭子「うぬぬぬぬ…」ヒッパリ
洋榎「くあららら…」ヒッパリ
郁乃「…」ビヨーン
郁乃(うーん、案外痛くないな~…この子らどんだけ非力なんや…)
浩子「イイネイイネ」ジーッ
恭子「!?」
洋榎「浩子やないか!」
32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/03(日) 03:11:52.03 :lFCcyYNJT
なんだこのカオス
なんだこのカオス
33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/03(日) 03:12:38.18 :ZhjWgtjbi
キャメラワロタ
キャメラワロタ
34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/03(日) 03:15:31.36 :MbAokSjP0
何だこのスレ
支援
何だこのスレ
支援
35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/03(日) 03:22:51.86 :DeiuHXGb0
由子「なにしてるのよー?」
浩子「構わんでください、うちはリアルを撮りたいんや」
漫「なにカップ麺のCMみたいなこといっとんねん!」
浩子「イイネ、リアルなレベルのツッコミだね」ジーッ
漫「え?えっと、褒められた?」
淡「おめでとう、記念に、乙姫と踊る?」
漫「え、誰?」
淡「乙姫、深海の真珠貝」
洋榎「…浩子、うちらの真剣勝負に水差すなや」
浩子「そらできん、うちにも映画マンとしての矜持っちゅーもんが…」
絹恵「キャメラブレイクキックー!」シュパーン!
浩子「あ!ハンディキャムのキャメラが!」
絹恵「キャメラがなんぼのもんや!そんなもんがふたりの間に割って入る通行証になると思うてんか!」
浩子「はっ…」
絹恵「キャメラ持って偉くなったつもりなんやったら、そんな嘘んこの矜持は棄ててまえ!」
由子「なにしてるのよー?」
浩子「構わんでください、うちはリアルを撮りたいんや」
漫「なにカップ麺のCMみたいなこといっとんねん!」
浩子「イイネ、リアルなレベルのツッコミだね」ジーッ
漫「え?えっと、褒められた?」
淡「おめでとう、記念に、乙姫と踊る?」
漫「え、誰?」
淡「乙姫、深海の真珠貝」
洋榎「…浩子、うちらの真剣勝負に水差すなや」
浩子「そらできん、うちにも映画マンとしての矜持っちゅーもんが…」
絹恵「キャメラブレイクキックー!」シュパーン!
浩子「あ!ハンディキャムのキャメラが!」
絹恵「キャメラがなんぼのもんや!そんなもんがふたりの間に割って入る通行証になると思うてんか!」
浩子「はっ…」
絹恵「キャメラ持って偉くなったつもりなんやったら、そんな嘘んこの矜持は棄ててまえ!」
36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/03(日) 03:33:18.83 :DeiuHXGb0
淡「いいこと言うね、友だち?」タンタンターン
漫「うん、友だち」クルクルン
浩子「うちは…うちはとんだ勘違い野郎だったようやな…」
恭子「まあ、せやな」
浩子「…恥ずかしい、うんこたれやったわ」
絹恵「…ええんや、浩子ちゃん」
浩子「…」
絹恵「間違えたら、もっかいやり直せばええんや、無限リセットや」
浩子「…絹」
洋榎「せや、ちゅーかマージャンやれや、なに映画撮ってんねん」
浩子「…洋榎」
怜「うちらがついとるで」
浩子「みんな……ありがとう……」ポロポロ
梢「いい話ですね」パクパク
誠子「わたしたち何してるんだろうってかんじですけどね」
淡「いいこと言うね、友だち?」タンタンターン
漫「うん、友だち」クルクルン
浩子「うちは…うちはとんだ勘違い野郎だったようやな…」
恭子「まあ、せやな」
浩子「…恥ずかしい、うんこたれやったわ」
絹恵「…ええんや、浩子ちゃん」
浩子「…」
絹恵「間違えたら、もっかいやり直せばええんや、無限リセットや」
浩子「…絹」
洋榎「せや、ちゅーかマージャンやれや、なに映画撮ってんねん」
浩子「…洋榎」
怜「うちらがついとるで」
浩子「みんな……ありがとう……」ポロポロ
梢「いい話ですね」パクパク
誠子「わたしたち何してるんだろうってかんじですけどね」
37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/03(日) 03:39:35.32 :DeiuHXGb0
淡「ふう、楽しいダンスだったね」
漫「うん!」
淡「わたしたちこれから大阪じゅうに豆撒くけど、どうする?」
誠子「え、そうなの?」
漫「やるやる!」
洋榎「面白そうやないか!」
恭子「大阪最近いろいろ起こってますしね」
由子「豆撒くしかないのよー」
絹恵「ほら、浩子ちゃんも行こ?」
浩子「…うん」
セーラ「うちらも忘れてもらっちゃ困るでー」
怜「まあ、楽しそうやしなあ」
竜華「わたしもー」
泉「豆撒きの鬼と呼ばれたうちの豆撒きスキルを
淡「じゃあしゅっぱーつ!」
淡「ふう、楽しいダンスだったね」
漫「うん!」
淡「わたしたちこれから大阪じゅうに豆撒くけど、どうする?」
誠子「え、そうなの?」
漫「やるやる!」
洋榎「面白そうやないか!」
恭子「大阪最近いろいろ起こってますしね」
由子「豆撒くしかないのよー」
絹恵「ほら、浩子ちゃんも行こ?」
浩子「…うん」
セーラ「うちらも忘れてもらっちゃ困るでー」
怜「まあ、楽しそうやしなあ」
竜華「わたしもー」
泉「豆撒きの鬼と呼ばれたうちの豆撒きスキルを
淡「じゃあしゅっぱーつ!」
38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/03(日) 03:45:19.58 :HK8l0dSJ0
ほとばしるハム太郎臭
ほとばしるハム太郎臭
39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/03(日) 03:49:10.48 :DeiuHXGb0
淡「鬼はーそとー!」
街のひと「うわ、なんやなんや」
淡「福はーうちー!」
街のひと「いてっ!こらあ!なにすんじ…あれ…」
淡「鬼はーそとー!」
街のひと「なんや…なんか、しあわせな気分になってきたで…」
淡「福はーうちー!」
街のひと「なんや、人生いいこともあるやん」
淡「鬼はーそとー!」
街「おにはーそとー」
淡「福はーうちー!」
ひと「ふくはーうちー」
淡「みんなの福をわたしに分けてー!」
鬼「…さよなら、また来年」
淡「鬼はそとー!!」バシャーン
淡「鬼はーそとー!」
街のひと「うわ、なんやなんや」
淡「福はーうちー!」
街のひと「いてっ!こらあ!なにすんじ…あれ…」
淡「鬼はーそとー!」
街のひと「なんや…なんか、しあわせな気分になってきたで…」
淡「福はーうちー!」
街のひと「なんや、人生いいこともあるやん」
淡「鬼はーそとー!」
街「おにはーそとー」
淡「福はーうちー!」
ひと「ふくはーうちー」
淡「みんなの福をわたしに分けてー!」
鬼「…さよなら、また来年」
淡「鬼はそとー!!」バシャーン
40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/03(日) 03:59:02.08 :DeiuHXGb0
誠子「豆…ぜんぶ撒いちゃったんですね」
照「うん、よく分かんなかったから」
誠子「有り金ぜんぶ豆にして撒いちゃったんですね」
菫「うん、瞬間瞬間でベストを尽くすべきだと思ったから」
誠子「あは、ちょっと真理ですね」
尭深「恵方巻き買ってきた」
誠子「うん、ほんとに最後に残ったお金だったんだけど、すごいね、ひとり何本ずつ食べるのこれ」
尭深「食べれるだけ食べたらいいと思って」
誠子「うん、それも、やっぱり本当だよね」
淡「あのね、師匠」
梢「なんですか?」
淡「鬼を、殺意で撫ぜて、初めてわかったの」
梢「…」
淡「殺さなくていいんだね」
梢「…ええ」ニコッ
誠子「豆…ぜんぶ撒いちゃったんですね」
照「うん、よく分かんなかったから」
誠子「有り金ぜんぶ豆にして撒いちゃったんですね」
菫「うん、瞬間瞬間でベストを尽くすべきだと思ったから」
誠子「あは、ちょっと真理ですね」
尭深「恵方巻き買ってきた」
誠子「うん、ほんとに最後に残ったお金だったんだけど、すごいね、ひとり何本ずつ食べるのこれ」
尭深「食べれるだけ食べたらいいと思って」
誠子「うん、それも、やっぱり本当だよね」
淡「あのね、師匠」
梢「なんですか?」
淡「鬼を、殺意で撫ぜて、初めてわかったの」
梢「…」
淡「殺さなくていいんだね」
梢「…ええ」ニコッ
41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/03(日) 04:08:30.37 :DeiuHXGb0
淡「えへへ、鬼さんこちらー」
鬼「…?」ヒョコン
淡「豆、ちょっと余ってるけど、食べる?」
鬼「…」
淡「おいで」
鬼「…」コクン
淡「どうぞー」
鬼「…」パクパク
菫「…おい、あれ、いいのか?」
照「いいんじゃない?」
誠子「仲良くできれば、それに越したことはないですよ」
尭深「おいしそうに食べてる」
淡「えへへー」
淡「歳の数だけお食べ」
カン!
淡「えへへ、鬼さんこちらー」
鬼「…?」ヒョコン
淡「豆、ちょっと余ってるけど、食べる?」
鬼「…」
淡「おいで」
鬼「…」コクン
淡「どうぞー」
鬼「…」パクパク
菫「…おい、あれ、いいのか?」
照「いいんじゃない?」
誠子「仲良くできれば、それに越したことはないですよ」
尭深「おいしそうに食べてる」
淡「えへへー」
淡「歳の数だけお食べ」
カン!
42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/03(日) 04:12:56.46 :ETqPiOIX0
終わったのん?乙!
終わったのん?乙!
43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/03(日) 04:15:45.98 :DeiuHXGb0
なんかすいません
自分でも意味わかんなくなったので終わりにしときます
支援とかありがとうございました
なんかすいません
自分でも意味わかんなくなったので終わりにしときます
支援とかありがとうございました
44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/03(日) 05:01:05.58 :0Tf2LENy0
乙乙
乙乙
45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/03(日) 05:03:06.32 :xSdgrdcC0
さっぱり意味わからんかったが乙www