順番に廻ってるだけだから…

穂乃果「まずはことりちゃん！」

穂乃果「いろんな投票で上位の常連！って感じかな」

穂乃果「ピクニックガール中間発表でも一位だったし…」

穂乃果「ことりちゃんから色々盗ませてもらおう」


・・・・

穂乃果「ことりちゃーん！」

ことり「穂乃果ちゃん！どうしたの？」

穂乃果「ちょっとことりちゃんを観察するから」

ことり「観察？」

穂乃果「あっ、穂乃果の事は気にしないでね」

穂乃果「普段と同じようにしてて」

ことり「う、うん」

ことり「…」ﾃｸﾃｸ


穂乃果(ふんふん…こうやって見ると)

穂乃果(ことりちゃんは目立つなぁ…)

穂乃果(ことりちゃん、凄く可愛いもんね)

穂乃果(地味な穂乃果とは大違い…)


ことり「きゃっ！」ｽﾞﾃｰﾝ


穂乃果「！」

穂乃果「ことりちゃん！大丈夫！？」ｽｯ

穂乃果「ケガしてない！？」

ことり「う、うん…」


『今、何も無いところで転んだよね…』
『ドジっ子…可愛いわぁ』ﾋｿﾋｿ


ことり「…////」

穂乃果(なるほど…ドジっても可愛く見えるんだね)

穂乃果(でも、痛いのは嫌だなぁ…)

穂乃果「立てる？ことりちゃん」

そんなことないぞ！

俺は、穂乃果ちゃん一筋だ！

ことり「うん、立てる…っ！」

穂乃果「！」

ことり「ちょっと挫いちゃったみたい…」

穂乃果「ええっ！？」

穂乃果「ことりちゃん！保健室行こ！」

穂乃果「ちょっと…」ｶﾞｼｯ

ことり「ひゃっ！穂乃果ちゃん！」

穂乃果「すぐ、連れててってあげるからね！安心して！」

ことり「～～！////」


・・・・

ことり「ありがとう…穂乃果ちゃん」

穂乃果「すぐ治りそう？」

ことり「多分…」

穂乃果「よかったぁ！」ﾆｺｯ

ことり「！」ﾄﾞｷﾝ

穂乃果「じゃあ教室に帰ろうか？」

ことり「ことり…後から行くよ」

穂乃果「えっ、一人で大丈夫なの？」

ことり「うん」

穂乃果「そっかー」

穂乃果「じゃあ、いくね」


ことり「穂乃果ちゃん…///」

ことり「好き…」

μ's内で投票したらぶっちぎり一位でしょ

ほんのり穂乃果色のかほり…

アニメでもスクフェスでもﾎﾉｶﾁｬﾝﾎﾉｶﾁｬﾝ言ってるからね
仕ないね

穂乃果「アクシデントはあったけど、ことりちゃんの良さがわかった気がする…」

穂乃果「でも、穂乃果には真似が難しい事が多いなぁ…」

穂乃果「もっと他の子を研究しよう…」


・・・・


穂乃果「次はにこちゃん！」

穂乃果「どんな投票でもにこちゃんの名前を見る気がする！」

にこ「三年生の教室の前で何やってるニコ？」

穂乃果「うわっ！にこちゃん！」

にこ「何驚いてるの」

穂乃果「何でもないよ！」

穂乃果「ちょっとにこちゃんを観させてもらうから」

にこ「えっ…どういう事？」

穂乃果「特に変な意味は無いから、普段通りにしててね」

にこ「？」



穂乃果「さてさて、にこちゃんは…」ｺｿｯ


にこ「～♪」

にこ「にっー」ﾆｺｯ


穂乃果「ずっと鏡を見てる…」

穂乃果「ああやって笑顔の練習をしてるんだ…」

穂乃果「凄いなぁ…プロみたい」

穂乃果「よしっ、穂乃果も…」

穂乃果「にー」ﾆｺｯ

穂乃果「うーん、意識して笑顔作るのって難しい…」

絵里「何やってるのよ、穂乃果」

穂乃果「ひゃ！」

穂乃果「絵里ちゃん！」

絵里「鏡に向かってニヤニヤして…」

絵里「何してるの？」

穂乃果「これは、にこちゃんの…」

絵里「にこの…あぁ」

絵里「にこはあれをいつもやってるから…」

絵里「日常光景みたいなものね」

穂乃果「そうなんだ」

絵里「だから、穂乃果がやってると変な人みたいよ、ふふっ」

穂乃果「ひどい～」

穂乃果「穂乃果、にこちゃんの良いとこを吸収しようと思ってやってるのに！」

絵里「吸収？なんで？」

穂乃果「穂乃果も絵里ちゃんみたいに人気者になりたい！」

絵里「私？人気！？」

絵里「私なんて全然人気ないわよ」

絵里「シングルのセンターだってとったことないし…」

穂乃果「でもでも、それってアニメ前の事でしょ！？」

穂乃果「皆に絵里ちゃんの魅力が上手く伝わらなかっただけだよ～」

穂乃果「証拠に最新のシングルは二位だったじゃん！」

絵里「ま、まあ…」

穂乃果「穂乃果も絵里ちゃんみたいになりたいー！なりたいー！」

絵里「え、ええっ！？」

穂乃果「穂乃果もかしこく、かわいくなりたい！」

穂乃果「ねぇ、秘訣とかないの？」ｸﾞｲｯ

絵里「ほ、穂乃果…」

穂乃果「絵里ちゃん…」

絵里「そんなこと言われても…」

穂乃果「むっ！」

ﾀﾞｷｯ

絵里「穂乃果！」

穂乃果「教えてくれないと、抱きついたまま離さないもん！」ｷﾞｭｳｳｳｳ

絵里「ちょっと…////」

絵里「だ、ダメよ！」

絵里「周りが見てるから！」

穂乃果「じゃあ、教えてくれる？」

絵里「わ、わかったから！」

穂乃果「本当！？」

絵里「ええ…」

穂乃果「なになにー！？」

絵里「それはね…えーっと」

絵里(どうしよう…正直わかんない…)

絵里「そ、そうね…」

穂乃果「うんうん！」ｷﾗｷﾗ

絵里「お、お勉強をたくさんすることかしら？」

穂乃果「…」

絵里「…だめ？」

穂乃果「だめ！」ｷﾞｭｳｳｳｳ

穂乃果「もう離してあげないんだから！」

絵里「あっ…穂乃果！」


・・・・

穂乃果「このくらいで許してあげる」

絵里「ありがとう…」

絵里(何で私がお礼を言ってるのよ…)

穂乃果「じゃあね、絵里ちゃん！」

穂乃果「絵里ちゃん、とってもいい匂いで気持ち良かったよ！」

絵里「じゃ、じゃあね…」


絵里「もう…まだ抱き締められた余韻が…」

絵里「穂乃果…好きよ」

これは完全に無自覚ですね……

はわわ～！キマシタワーに埋もれてて穂乃果ちゃんの姿が全然見えないでベガス～ヤヴァイでベガス～

他のメンバーからは人気ですね

俺から好かれてるだけでいいじゃない

穂乃果総受けは神

よし
次は私ですね！

穂乃果「う～ん、結局絵里ちゃんみたいに可愛くてカッコよくなるにはどうすればいいのか…」

穂乃果「カッコいい…か」

穂乃果「うん！次はあの子に聞こう！」


・・・・

音楽室

ｶﾞﾗﾗ

穂乃果「まーきーちゃん！」

真姫「！」ﾋﾞｸｯ

真姫「何よ、穂乃果か…びっくりしたわ…」

真姫「もう！驚かせないでよ！」

穂乃果「えへへ、ごっめーん」

真姫「で？」

真姫「何の用なの？」

穂乃果「何でもないよ？」

穂乃果「何時も通りにしてくれていいよ」

真姫「はあ？」

真姫「意味わかんないわよ！」

穂乃果「だから、穂乃果の事は気にしないで何時も通りに過ごして？」

真姫「…ますます意味わかんない」

穂乃果「まあまあ、ピアノの続きをどうぞ」

真姫「もう…後でちゃんと説明してよね」

穂乃果「うん」


真姫「～♪」ﾎﾟﾛﾝﾎﾟﾛﾝ

真姫「うん、いいメロディーね…」

真姫「…」ｶｷｶｷ

真姫「～♪」

穂乃果「…」ｼﾞｰ

真姫「もう！やりづらい！」

真姫「どっか行きなさいよ！」

穂乃果「酷い！」

真姫「何でずっと見てるのよ！」

真姫「目的を言いなさい！」

穂乃果「うん…穂乃果はね」

穂乃果「真姫ちゃんを観察してるんだよ！」

穂乃果「それで真姫ちゃんの良いところを盗むんだ」

真姫「私のいいところ？」

穂乃果「うん！」

穂乃果「だって真姫ちゃんとっても可愛いし」

穂乃果「すっごい人気があるんだよ？」

穂乃果「穂乃果、真姫ちゃんに憧れちゃうな…」

真姫「うっ…」

真姫「人気なんて…あるわけ…」

真姫「私、こんな性格だし…」

真姫「いつも素直になれなくて…」

真姫「私なんかよりもっと、憧れにふさわしい人がいるわよ」

穂乃果「そんなことない！！」

穂乃果「真姫ちゃんは可愛い！」

穂乃果「素直じゃなくたって、穂乃果は真姫ちゃんがずっと素直にって頑張ってること知ってるもん！」

穂乃果「だから、穂乃果は真姫ちゃんに憧れてる！」

穂乃果「頑張ってる真姫ちゃんに憧れてるんだよ！」

真姫「…」

真姫「そ、そう…」

穂乃果「はっ！」

穂乃果「真姫ちゃんの人気の秘密わかっちゃった！」

穂乃果「よーし、穂乃果も！」

穂乃果「真姫ちゃん、ありがとね！じゃあ！」

ｶﾞﾗﾗ

真姫「…」

真姫「一体何だったのかしら…」

真姫「穂乃果…」

真姫「ありがと…」

u's内で人気投票したら穂乃果に８票集まって、
穂乃果の１票が誰に入るかで揉めそうだなｗｗ

穂乃果「穂乃果、わかっちゃった…」

穂乃果「真姫ちゃんの人気の秘密は真姫ちゃんが素直じゃないから…」

穂乃果「でも頑張って素直になろうとしてる…そこに惹かれちゃうのかな？」

穂乃果「まあ、それだけじゃ無いだろうけど…」

穂乃果「めもめも…」

穂乃果「よーし！」

穂乃果「どんどん、行こう！」


・・・・

穂乃果「次は花陽ちゃん！」

穂乃果「チョコレートガール！」

穂乃果「花陽ちゃんはなんて美味しそうな称号を持ってるんだろう…」

穂乃果「あと、花陽ちゃんの綺麗な歌声は憧れるよね」

一年教室

穂乃果「花陽ちゃん、ここで君を見てるからね」


花陽「…」ｸﾞｩｩｩｩ

花陽「！」ｷｮﾛｷｮﾛ

花陽「…/////」


穂乃果「お腹鳴らして…かわいい」

穂乃果「あっ、よく見たら今日は眼鏡かけてる」

穂乃果「かわいいなあ」

穂乃果「μ′sで眼鏡かけるのって、花陽ちゃんだけだね」

穂乃果「個性ってやつだね」ﾒﾓﾒﾓ

凛「何してるにゃー？穂乃果ちゃん」

穂乃果「うひゃあ！」

穂乃果「り、凛ちゃんか…ビックリした」

凛「こんなところで何をしてるの？」

穂乃果「今ね…花陽ちゃんを観察してたの…」

凛「かよちんを？何で？」

穂乃果「それは花陽ちゃんの人気の秘密に迫るため…」

穂乃果「凛ちゃんはどう思う？」

穂乃果「花陽ちゃんのどこが魅力的だと思う？」

凛「うーん…そうだなぁ」

凛「まっすぐなところかな？」

穂乃果「まっすぐ？」

凛「うん」

凛「かよちんはアイドルにしたって、ご飯のことにしたって…」

凛「こだわってるというか…」

凛「それに真っ直ぐに向き合ってるんだよ」

凛「凛はかよちんのそんなところが好きだし、魅力的だと思うにゃー」

穂乃果「なるほど…」

これはいいですね
所で園田海未さんの出番はまだでしょうか？

海未ちゃん、弓道場に戻ろう！

私はいつでも穂乃果を見ていますよ

だから戻ろう！

穂乃果「じゃあ次は凛ちゃん！」

凛「にゃ？」

穂乃果「凛ちゃんを観察するね？」

凛「ええー！？」

凛「凛なんて見ても面白くないよ？」

凛「凛なんて可愛くもないし…かよちんみたいにまっすぐでもないし…」

凛「きっと穂乃果ちゃんが求めてるものなんて見つからないよ？」

穂乃果「いや…」

穂乃果「穂乃果にはわかる！」

穂乃果「凛ちゃんは可愛い！輝いてる！」

穂乃果「絶対凛ちゃんに穂乃果が求めてるものがある！」

凛「！」ﾄﾞｷｯ

凛「穂乃果ちゃん…」

穂乃果「じゃあそういうことだから…」

穂乃果「近くで見守ってるから」

穂乃果「凛ちゃんは普段通りに過ごしてね」

凛「う、うん…」

凛「にゃー！」ﾀﾀｯ

凛「かよちん！真姫ちゃーん！」

凛「早くいっくにゃー！」ﾀﾀｯ


穂乃果「…」ﾀﾀｯ


凛「あっ！そうだ！にこちゃんに借り物があったんだ！」

凛「すぐ行ってこよう！」ﾀﾀｯ


穂乃果「！」ﾀﾀｯ

・・・・

凛「にこちゃん！にこちゃーん！」

にこ「あれ？凛ちゃんニコ」


穂乃果「はぁ…はぁ…」

穂乃果(凛ちゃん走りすぎ…)

穂乃果(しんどい、しんどい…)


絵里「あら、凛じゃない」


穂乃果(おっ、絵里ちゃんだ…)

凛「絵里ちゃん！」ﾀﾀｯ

三年生の人「絢瀬、この子が星空凛ちゃん？」

絵里「そうよ」

凛「あっ…」ｼｭﾝ


穂乃果(？)

三年生の人「初めてまして！」

三年生の人「やっぱりスクールアイドルだけあって可愛いわねー！」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

凛「そ、そんなこと…」

凛「ないです…」

凛「でも、ありがとうございます…」

絵里「そうでしょ？」


穂乃果(うーん、普段元気いっぱいの凛ちゃんが…)

穂乃果(もしかして、人見知りなのかな？)

穂乃果(可愛い…)

穂乃果(…はっ！)

穂乃果(これがギャップ萌えか…)

穂乃果(なるほど！)

穂乃果「ちょうど三年の教室にいるんだし…」

穂乃果「あの人を覗いていこう…」

希「それってもしかして…うち？」

穂乃果「そうそう…うちと言えば希ちゃん」

穂乃果「って！うわぁ！希ちゃん！」

希「ふふん、穂乃果ちゃんが皆をストーキングしまくってるのは知ってるよ」

穂乃果「ストーキングだなんて、人聞きの悪い！」

穂乃果「観察だよ！」

希「ものは言い様やな」

希「でも何でそんなことを？」

穂乃果「詳しくは恥ずかしくて言えないけどね」

穂乃果「皆の人気の秘密をさぐってるの！」

希「人気？」

穂乃果「そうだよ！」

穂乃果「皆の人気、魅力の秘密を探ってるの！」

希「ふーん」

希「うちの魅力かぁ…」

希「他はあんまり自信はないけど…」

希「これだけは…うちの売りかな？」

穂乃果「ん？」

希「これ」

ﾌﾟﾙﾙﾝ

穂乃果「！」

穂乃果「こんなの真似しようがない！」ﾜｼﾜｼ

希「あっ！ちょっと！」

穂乃果「何食べたらこんなになるの！？」ﾜｼﾜｼ

希「ダメやってー！」


・・・・


穂乃果「ごめんね…調子乗りすぎた」

希「全く…」

希「うちの真似せんでも、穂乃果ちゃんの控え目なようで、実はそうではない部分は十分魅力的やで？」ﾜｼﾜｼ

穂乃果「きゃっ！」

穂乃果「もう！胸の話はいいよう！」

希「にしし、そうか」

手のひらに収まるスピリチュアルな大きさやね

>>29-32
完全に咲のキャップと同じ扱いでワロタ

凛の人見知りネタ、鍋つかみのマンガ思い出した

希「うちの真似はできなさそうやね、ふふふ」

穂乃果「うーん」

穂乃果「穂乃果、希ちゃんの別の魅力って、ちょっとだけわかるんだ」

希「？」

穂乃果「こういう事かな～？」

ﾓｯｷﾞｭｰ

希「ほ、穂乃果ちゃん！？」

穂乃果「はぁ…こうしてると…」

穂乃果「落ち着く…」

穂乃果「希ちゃ～ん」ﾓﾌﾓﾌ

希「ちょっと！」

穂乃果「…」Zzz

希「ちょっと！寝んといて！」


・・・・

穂乃果「希ちゃんの魅力は包容力…っと」ﾒﾓﾒﾓ

穂乃果「あと、おっぱい…はいいか」

穂乃果「後は海未ちゃんか…」

穂乃果「正直海未ちゃんの事は大概知ってるけどね…」

穂乃果「海未ちゃんはやっぱり…カッコ可愛い感じかな」

穂乃果「あと、変顔と天然…」

穂乃果「海未ちゃんって実はμ'sの中でもかなり個性的な方に入るんじゃないかな？」

穂乃果「海未ちゃんを観察だ！」


・・・・


穂乃果「おっ…いたいた」

穂乃果「海未ちゃんだ…」


海未「今日はずっと穂乃果が教室にいません！」

海未「全く…穂乃果はどこに行ってるんですか…」


穂乃果(…穂乃果の事心配してるなぁ)


海未「まったくもうっ！」

海未「…」ｿﾜｿﾜ

海未「…」ｿﾜｿﾜ


穂乃果「お？」

か

海未「探しに行くべきでしょうか…」

海未「穂乃果、どこで何を…」

海未「心配でなりません…」


穂乃果「…！」

穂乃果「海未ちゃん…」

穂乃果「普段、穂乃果の前では口うるさく怒ってるだけに思えるけど…」

穂乃果「裏ではこんなに心配してくれてるんだ…」

穂乃果「行こう…」


穂乃果「海未ちゃん」

海未「穂乃果！」

海未「どこ行ってたんですか！」

海未「ずっと教室にいなくて！」

穂乃果「ごめんね」

穂乃果「ちょっと、野暮用で…」

(・8・)は？

>>45
ことりちゃん落ち着け

海未「野暮用？」

海未「そんなこと言って！遊び歩いてたんでしょう！」

海未「いいですか！休み時間というのは遊ぶ時間では無いのですよ！？」

穂乃果(こんな風に厳しく言うけど…)

穂乃果(本当は寂しいだけだったりして…)

海未「休み時間というのは！」

海未「次の授業の準備をしたり、クラスの人とちょっとお喋りしたりする時間です！」

穂乃果「ん？」

穂乃果「ねぇ」

海未「はい？」

穂乃果「穂乃果がいなくて寂しかった？」

(・8・)は最初の方で出てたか
すまんな

これは、しょうがないな…

ウサギはさみしいと死んじゃうもんな
＼(・8・)／チュン

ふぅ...

海未「はぁ？」

海未「寂しくなんて無いです！」

穂乃果「ええー？」

穂乃果「本当に？」ｸﾞｲｯ

海未「…！///」ｶｧｧｧ

海未「無いです！」

穂乃果「そう…」

穂乃果「それはそれで、穂乃果が寂しいなぁ…」

海未「えっ…」

海未「その…」

海未「本当はちょっと…寂しかったり」

穂乃果「海未ちゃーん！」ｶﾞﾊﾞｯ

海未「やっ！穂乃果！」

穂乃果「大好き！」

穂乃果「穂乃果がずっと一緒にいるからねー！」ﾓﾌﾓﾌ

海未「や、やめてください！////」

穂乃果(うんうん…)

穂乃果(厳しさの中にある愛情…)

穂乃果(これが海未ちゃんの魅力だよ)

海未「穂乃果…いい加減離してください…」

海未「恥ずかしいです…」

穂乃果「あっ…ごめんね」ﾊﾟｯ

海未「…///」

海未「穂乃果、その…さっき」

海未「私の事、大好きって…」

海未「わ、私も…大好き」 穂乃果「よーし！それじゃあ実践だ！」

海未「ほ、穂乃果…」

穂乃果「調べた皆のいいところを取り入れていこう！」

穂乃果「早速やろう！」ﾀﾞｯ

海未「あっ…穂乃果！」

海未「さっき、一緒にいるって言ったくせに…」

海未「穂乃果のバカ…」

海未「でも…同じ所にずっと留まってられないのは穂乃果らしいですね」

海未「大好きです…穂乃果」

穂乃果「えっと…」

穂乃果「ことりちゃんのドジっ子…」

穂乃果「にこちゃんスマイルに…お勉強…」

穂乃果「素直に頑張りつつ、まっすぐ何かに向き合って…人見知りして」

穂乃果「包容力と隠れた愛情…」

穂乃果「うーん…」

穂乃果「難しいけど…頑張ってみよう」


・・・・

放課後・部室

穂乃果「み、皆！」ﾆｺﾆｺ

絵里「穂乃果…？」

希「何その顔？」

海未「何か企んでます？」

穂乃果(！？)

穂乃果(にこちゃんスマイルが…)

穂乃果(次は…)

穂乃果「うわぁ！」ﾄﾞﾃｯ

ﾎﾟﾌｯ

希「ほ、穂乃果ちゃん？」

真姫「今のこけ方…なんか不自然ね」

ことり「穂乃果ちゃん何かあったの？」

穂乃果「な、何でもないです…」

穂乃果「ごめんなさい…」

凛「？」

穂乃果(人見知りも駄目か…)

花陽「穂乃果ちゃん、今日おかしいよ」

穂乃果「えっ…」

にこ「そういえばさっき、にこを観るとか何とか…」

ことり「そういえば…」

希「穂乃果ちゃん」

絵里「穂乃果」

海未「話してくれますか？」

穂乃果「うっ…」

・・・・


ことり「ことり、別にいつもわざと転けてるわけじゃ…」

凛「凛だって！わざと人見知りしてるわけじゃ…」

凛「さっきの穂乃果ちゃん…凛たち相手じゃ、人見知りにすらなってないよ！」

にこ「あの顔、にこの真似だったの…」

にこ「穂乃果ちゃんはまだにこにースマイルの修行が足りないニコ」

真姫「でも何で真似なんか…」

絵里「そういえば、人気がどうとか…」

花陽「人気？」

希「穂乃果ちゃん、人気が欲しいん？」

穂乃果「そ、そうなの…」

海未「穂乃果は元々人気じゃないですか…」

穂乃果「そうかな？」

絵里「そうよ！」

希「センター投票、二回も一位とってるやん」

穂乃果「でも…最近、投票でも上位に入れないし…」

穂乃果「きっと穂乃果が飽きられてきたんだよ…」

穂乃果「それは穂乃果に個性が無いから…」

穂乃果「だから！皆から人気の元になるような個性を学ぼうと…」

海未「はぁ…」

海未「穂乃果は本当に馬鹿ですね…」

絵里「まったくね…」

穂乃果「え？」

希「投票なんて基本僅差やし、どう転ぶかわからん…」

ことり「それに…穂乃果ちゃんは個性の塊みたいな女の子だよ？」

凛「おバカな所とか！あはは！」

にこ「だらし無い所とかもね」

花陽「おっちょこちょいな所も！」

穂乃果「悪い所ばっかり！」

海未「それは、穂乃果がしっかりしないからでしょう」

海未「もちろん、いい所だっていっぱいあります」

希「元気な所！」

ことり「優しい所…」

真姫「歯が浮くようなセリフを平気で言う所とか…///」

絵里「可愛い所もね」

海未「そして…いつも私達を引っ張ってくれる所…」

海未「こんなに個性をもった人は他にいませんよ」

ことり「そうだよ…」

ことり「そして…ことりは穂乃果ちゃんが大好き！」ﾀﾞｷｯ

穂乃果「ことりちゃん！」

絵里「あっ！ダメよ！私だって穂乃果が大好きなんだから！」

海未「！？」

海未「わ、私も…大好きです！」

真姫「私も…好きよ」

希「うちも好きやで～」ﾀﾞｷｯ

にこ「にこも～」

凛「もちろん凛だって！かよちんもでしょー？」

花陽「う、うん…穂乃果ちゃんが好き…」

穂乃果「み、みんな…」

海未「もう投票なんて気にしないでください…」

海未「だって私達はこんなに穂乃果のこと好きなんですから…」

穂乃果「ありがと…皆」

穂乃果「穂乃果も皆が大好き」

穂乃果「穂乃果、皆が穂乃果のこと見てくれるなら…もっと輝ける気がする」

穂乃果「だから…これからもよろしくね！」

おわり

いいオチだ

乙

素晴らしい

乙。穂乃果かわいい