1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/10/12(日) 00:32:38.53 :hmlKwuKq0
恋愛モノです
最近スクフェスでのぞにこ合体絵のにこのURを引いて書いてみたくなって書きました
読んでいただけるとありがたいです
恋愛モノです
最近スクフェスでのぞにこ合体絵のにこのURを引いて書いてみたくなって書きました
読んでいただけるとありがたいです
2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/10/12(日) 00:33:39.03 :hmlKwuKq0
にこ「ずっと前から大好きだったの」
にこ「私と付き合ってください」
勇気を出して告白した
でも
希「ごめんなさい」
希「にこっちの気持ちは嬉しいけど…本当にごめんなさい」
最初からわかってた
絶対に届かない存在だということはわかってた
だってあの2人に付け入る隙なんかないでしょ
所構わず見せつけてくれてたもんね
なにをするにもいつも2人一緒
こいつら夫婦かってぐらいベタベタして
私の気持ちも知らないで
にこ「ずっと前から大好きだったの」
にこ「私と付き合ってください」
勇気を出して告白した
でも
希「ごめんなさい」
希「にこっちの気持ちは嬉しいけど…本当にごめんなさい」
最初からわかってた
絶対に届かない存在だということはわかってた
だってあの2人に付け入る隙なんかないでしょ
所構わず見せつけてくれてたもんね
なにをするにもいつも2人一緒
こいつら夫婦かってぐらいベタベタして
私の気持ちも知らないで
3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/10/12(日) 00:34:52.23 :hmlKwuKq0
最初から駄目だってわかってたのに
最初から心の準備は出来てたはずなのに
それなのに
どうしよう涙が止まらない
子供みたいに泣きじゃくってる
お父さんが亡くなって以来泣かないって決めたのに…
にっこにっこにーでみんなを笑顔にするって決めたのに…
最初から駄目だってわかってたのに
最初から心の準備は出来てたはずなのに
それなのに
どうしよう涙が止まらない
子供みたいに泣きじゃくってる
お父さんが亡くなって以来泣かないって決めたのに…
にっこにっこにーでみんなを笑顔にするって決めたのに…
4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/10/12(日) 00:36:48.66 :hmlKwuKq0
にこ「ごめんね」
落ち着くのに1時間もかかっちゃった
希「でも悪いのはウチだから…」
にこ「そんなことないわ」
にこ「希は私の告白から逃げないでしっかり答えてくれた」
にこ「それだけで私は充分よ」
希「にこっち…」
にこ「暗くなって来ちゃったしそろそろ帰ろっか」
希「…そうやね」
にこ「ごめんね」
落ち着くのに1時間もかかっちゃった
希「でも悪いのはウチだから…」
にこ「そんなことないわ」
にこ「希は私の告白から逃げないでしっかり答えてくれた」
にこ「それだけで私は充分よ」
希「にこっち…」
にこ「暗くなって来ちゃったしそろそろ帰ろっか」
希「…そうやね」
5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/10/12(日) 00:40:00.94 :hmlKwuKq0
帰り道希が優しく手を差し伸べてくれた
希の手は暖かくて私を優しく包みこんでくれるみたいで
私は希のそういうとこが好き
希はμ'sが出来る前から私のこと気にかけてくれた
希はμ'sに入るキッカケを作ってくれた
ひとりぼっちだった私を救ってくれた
希のおかげで今の私があるの
だから…希のことを感謝してるし好きになるのもおかしくないでしょ
時間が経つにつれて想う気持ちが強くなっていって
近くにいるだけで胸が痛くて
この気持ちを伝えようと何度も思ったけど
いつもは自分に自信があるのに希のことだけは自信がもてなくて
ずっと誤魔化してた
それでも勇気を振り絞ってやっと告白出来たの
振られちゃったけど想いを伝えないのよりよっぽどマシ
気持ちを誤魔化してた過去の自分とはおさらば出来たの
だから後悔は…してない
帰り道希が優しく手を差し伸べてくれた
希の手は暖かくて私を優しく包みこんでくれるみたいで
私は希のそういうとこが好き
希はμ'sが出来る前から私のこと気にかけてくれた
希はμ'sに入るキッカケを作ってくれた
ひとりぼっちだった私を救ってくれた
希のおかげで今の私があるの
だから…希のことを感謝してるし好きになるのもおかしくないでしょ
時間が経つにつれて想う気持ちが強くなっていって
近くにいるだけで胸が痛くて
この気持ちを伝えようと何度も思ったけど
いつもは自分に自信があるのに希のことだけは自信がもてなくて
ずっと誤魔化してた
それでも勇気を振り絞ってやっと告白出来たの
振られちゃったけど想いを伝えないのよりよっぽどマシ
気持ちを誤魔化してた過去の自分とはおさらば出来たの
だから後悔は…してない
6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/10/12(日) 00:46:30.75 :hmlKwuKq0
暖かい希の手を感じながらこの時間がいつまでも続けばいいなって思ってたけど
あっという間に私の家に着いちゃった
にこ「わざわざ家まで送ってくれてありがとう」
私の家に着いた頃には辺りもすっかり暗くなってて
希の顔もしっかり見えなかった
希「ウチの家も近いからお礼を言われるほどでもないよ」
希「…じゃあウチも家に帰るね」
そう言って希はすぐに帰っちゃった
暖かい希の手を感じながらこの時間がいつまでも続けばいいなって思ってたけど
あっという間に私の家に着いちゃった
にこ「わざわざ家まで送ってくれてありがとう」
私の家に着いた頃には辺りもすっかり暗くなってて
希の顔もしっかり見えなかった
希「ウチの家も近いからお礼を言われるほどでもないよ」
希「…じゃあウチも家に帰るね」
そう言って希はすぐに帰っちゃった
7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/10/12(日) 00:52:05.41 :hmlKwuKq0
次の日の学校はなんだか行きたくなくて休もうと思ったけど
μ'sの練習があるし休んだら希に心配かけちゃうと思ったから
重い体を引きずって学校に来たの
午前中の授業に身が入らなかったけど
なんとか乗り切って昼休みになったの
午前中に希が私の様子を何回か見に来てたから
希に心配しないでって言うために生徒会室に来たの
そしたら生徒会室の中から会話が聞こえてきて…
次の日の学校はなんだか行きたくなくて休もうと思ったけど
μ'sの練習があるし休んだら希に心配かけちゃうと思ったから
重い体を引きずって学校に来たの
午前中の授業に身が入らなかったけど
なんとか乗り切って昼休みになったの
午前中に希が私の様子を何回か見に来てたから
希に心配しないでって言うために生徒会室に来たの
そしたら生徒会室の中から会話が聞こえてきて…
8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/10/12(日) 00:59:19.12 :hmlKwuKq0
希「この前にこっちに告白されたんよ」
絵里「にこに告白された?」
希「…うん」
希が絵里に昨日のこと話してた
ひどいひどいひどいひどい
なんでそのことを絵里に言うの
ショックでその場で力が抜けちゃって
体が石みたいに固まって動けなくて
ただただ泣いてた
希「この前にこっちに告白されたんよ」
絵里「にこに告白された?」
希「…うん」
希が絵里に昨日のこと話してた
ひどいひどいひどいひどい
なんでそのことを絵里に言うの
ショックでその場で力が抜けちゃって
体が石みたいに固まって動けなくて
ただただ泣いてた
9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/10/12(日) 01:09:04.56 :hmlKwuKq0
絵里「返事はどうしたの?」
希「…断ったよ」
絵里「希は本当にそれで良かったの?」
希「…うん」
希「ウチ…にこっちの前では泣かなかったよ」
絵里「そっか…」
絵里「私がいくらでも胸を貸すから」
絵里「辛い時には泣くのが一番よ」
希「ありがとう…絵里ち」
えっ…希が泣いてる?
なんで?なんで?
絵里「にこのためだとはいえここまで出来るあなたはやっぱり凄いわよ」
私のため?
希は絵里と付き合ってるから私を振ったんじゃないの?
絵里「返事はどうしたの?」
希「…断ったよ」
絵里「希は本当にそれで良かったの?」
希「…うん」
希「ウチ…にこっちの前では泣かなかったよ」
絵里「そっか…」
絵里「私がいくらでも胸を貸すから」
絵里「辛い時には泣くのが一番よ」
希「ありがとう…絵里ち」
えっ…希が泣いてる?
なんで?なんで?
絵里「にこのためだとはいえここまで出来るあなたはやっぱり凄いわよ」
私のため?
希は絵里と付き合ってるから私を振ったんじゃないの?
10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/10/12(日) 01:14:54.42 :hmlKwuKq0
希があんなふうに泣いてるところなんて初めて見た
30分…もっとそれ以上も希は泣いてた気がする
希「ありがとう…絵里ち」
希「おかげで落ち着いたよ」
絵里「じゃあそろそろ教室に戻ろっか」
希「うん」
希達が生徒会室から出てくる
隠れなきゃって思ったけど体が動かなくて
2人に見つかっちゃった
希があんなふうに泣いてるところなんて初めて見た
30分…もっとそれ以上も希は泣いてた気がする
希「ありがとう…絵里ち」
希「おかげで落ち着いたよ」
絵里「じゃあそろそろ教室に戻ろっか」
希「うん」
希達が生徒会室から出てくる
隠れなきゃって思ったけど体が動かなくて
2人に見つかっちゃった
11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/10/12(日) 01:16:48.81 :hmlKwuKq0
一旦ここで切ります
今日の遅くても夜にはあげるのでよろしくお願いします
一旦ここで切ります
今日の遅くても夜にはあげるのでよろしくお願いします
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/10/12(日) 01:26:44.27 :gK5Ro3OLO
乙
楽しみ
乙
楽しみ
13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/10/12(日) 01:54:27.06 :PXrlel9wO
乙
こういう感じの好き
続きも楽しみにしてるよ
乙
こういう感じの好き
続きも楽しみにしてるよ
14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/10/12(日) 12:22:19.53 :n1qg3GFIO
のぞにこの需要は決して少なくないことをもっと知ってほしい
のぞにこの需要は決して少なくないことをもっと知ってほしい
15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/10/12(日) 12:27:43.32 :Ui5yUEy9O
のぞにことかマイナー
のぞえりこそ至高、信者夢見すぎ
のぞにことかマイナー
のぞえりこそ至高、信者夢見すぎ
16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/10/12(日) 17:08:14.26 :b/VTes8bo
いいぞいいぞ
期待
いいぞいいぞ
期待
17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/10/12(日) 17:13:23.64 :+pr4Ug/so
俺はにこのぞ派(呼び方
なお、順序に特に意味は感じない模様
俺はにこのぞ派(呼び方
なお、順序に特に意味は感じない模様
18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/10/12(日) 18:05:32.32 :11ymJvzgO
私はのぞにこ派
全体的に希ちゃんが前にある呼び方のほうがしっくりくる気がする
私はのぞにこ派
全体的に希ちゃんが前にある呼び方のほうがしっくりくる気がする
19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/10/12(日) 20:04:19.47 :FCz7BgyM0
絵里「あ…にこ」
希「にこっち…」
私はどうしたらいいかわからなくて
いつもの笑顔を作ろうと思ったけど出来なくて
私の顔を見た絵里が言ったの
絵里「ちょっと2人ともついて来て」
そう言って連れて来られたのはいつも練習してる屋上
絵里「誰も来ないように見張っておくから」
絵里「じゃあ私は席を外すわね」
そう言って絵里はいなくなっちゃった
2人でしっかり話をしろってこと?
絵里「あ…にこ」
希「にこっち…」
私はどうしたらいいかわからなくて
いつもの笑顔を作ろうと思ったけど出来なくて
私の顔を見た絵里が言ったの
絵里「ちょっと2人ともついて来て」
そう言って連れて来られたのはいつも練習してる屋上
絵里「誰も来ないように見張っておくから」
絵里「じゃあ私は席を外すわね」
そう言って絵里はいなくなっちゃった
2人でしっかり話をしろってこと?
20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/10/12(日) 20:05:24.03 :FCz7BgyM0
ID変わちゃったけど1です
引き続きよろしくお願いします
ID変わちゃったけど1です
引き続きよろしくお願いします
21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/10/12(日) 20:10:44.14 :FCz7BgyM0
私も希も話し出せなくて
時間だけが過ぎていったの
授業開始のチャイムが鳴り出して
ああもう教室に戻らないとって思ったけど
絵里が折角用意してくれた場だしこのまま何も言わないのはダメ
しっかり話すんだって私は決めた
チャイムが鳴り終わったと同時に希に聞いたの
にこ「私のために告白を断ったってどういうこと?」
私も希も話し出せなくて
時間だけが過ぎていったの
授業開始のチャイムが鳴り出して
ああもう教室に戻らないとって思ったけど
絵里が折角用意してくれた場だしこのまま何も言わないのはダメ
しっかり話すんだって私は決めた
チャイムが鳴り終わったと同時に希に聞いたの
にこ「私のために告白を断ったってどういうこと?」
22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/10/12(日) 20:23:07.00 :FCz7BgyM0
希はしばらく黙ってたけど決心がついたのか私の目をまっすぐ見て言った
希「ウチな…本当はにこっちのことが大好きなんよ」
えっ…?
希から意外な答えが返ってきた
希「最初はにこっちに告白しようと思ってた」
希「にこっちに近づいてウチのこと好きになってもらおうと努力したの」
希「結果としてにこっちに告白されるぐらい好きになってもらえたんだけど…」
希「でもな…にこっちに近づいて気づいたんよ」
希「にこっちのアイドルにかける思いは本気だって」
希「アイドルのことにはあんまり詳しくないけど恋愛することが悪影響なのはウチにもわかる」
希「ましてや同性愛なんてしたらそれがバレたときにどうなるか想像したくもない」
希「ウチはにこっちの夢を潰したくないの」
希「ウチはにこっちに夢を叶えてほしいの」
そう言った希は私に抱きついてこの前の私みたいに泣き出した
希はしばらく黙ってたけど決心がついたのか私の目をまっすぐ見て言った
希「ウチな…本当はにこっちのことが大好きなんよ」
えっ…?
希から意外な答えが返ってきた
希「最初はにこっちに告白しようと思ってた」
希「にこっちに近づいてウチのこと好きになってもらおうと努力したの」
希「結果としてにこっちに告白されるぐらい好きになってもらえたんだけど…」
希「でもな…にこっちに近づいて気づいたんよ」
希「にこっちのアイドルにかける思いは本気だって」
希「アイドルのことにはあんまり詳しくないけど恋愛することが悪影響なのはウチにもわかる」
希「ましてや同性愛なんてしたらそれがバレたときにどうなるか想像したくもない」
希「ウチはにこっちの夢を潰したくないの」
希「ウチはにこっちに夢を叶えてほしいの」
そう言った希は私に抱きついてこの前の私みたいに泣き出した
23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/10/12(日) 20:40:26.45 :FCz7BgyM0
そうだった
希はいつだって私のことをしっかり考えてくれてたもんね
私より希のほうがずっとずっと私の将来の心配してくれてた
アイドルは恋愛禁止そんなの当たり前だもんね
希の恋人になりたい
アイドルになりたい
どっちも求めてた私は欲張りだったのかな
でも…両方とも私の大切な夢なの
だから片方を選択するなんて出来ない
そうだった
希はいつだって私のことをしっかり考えてくれてたもんね
私より希のほうがずっとずっと私の将来の心配してくれてた
アイドルは恋愛禁止そんなの当たり前だもんね
希の恋人になりたい
アイドルになりたい
どっちも求めてた私は欲張りだったのかな
でも…両方とも私の大切な夢なの
だから片方を選択するなんて出来ない
24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/10/12(日) 21:00:43.32 :FCz7BgyM0
にこ「ありがとう」
にこ「希がそこまで私のこと考えてくれてるなんて思ってなかったわ」
にこ「本当にありがとう」
にこ「でもね…アイドルになることと同じくらい希の恋人になりたいの」
にこ「だから少し考える時間がほしいの」
にこ「いいかな?」
希「うん」
にこ「ありがとう」
にこ「希がそこまで私のこと考えてくれてるなんて思ってなかったわ」
にこ「本当にありがとう」
にこ「でもね…アイドルになることと同じくらい希の恋人になりたいの」
にこ「だから少し考える時間がほしいの」
にこ「いいかな?」
希「うん」
25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/10/12(日) 21:17:50.35 :FCz7BgyM0
その日から寝る間も惜しんで考えた
授業中も練習中もなにをしてる時も考えてた
練習中他のメンバーに迷惑かけちゃってごめんね
でも…やっとやっと私らしい答えをみつけたの
だから希にお願いした
私の答えを言うために
にこ「明日一日だけ私と恋人としてデートしてください」
その日から寝る間も惜しんで考えた
授業中も練習中もなにをしてる時も考えてた
練習中他のメンバーに迷惑かけちゃってごめんね
でも…やっとやっと私らしい答えをみつけたの
だから希にお願いした
私の答えを言うために
にこ「明日一日だけ私と恋人としてデートしてください」
26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/10/12(日) 21:31:50.89 :FCz7BgyM0
希は二つ返事でオーケーしてくれた
どんな形であろうと希との初デート
楽しみでしかたなくて1時間も早く集合場所に来たの
そしたらもう希がいたの
嬉しくて嬉しくて希のとこまで走っていったら途中にあった段差で転んじゃった
希「にこっち大丈夫?」
にこ「大丈夫大丈夫」
希「にこっちは運動音痴だね」
にこ「そんなこと言わないでよー」
にこ「希に早く会いたくて走ったんだからー」
希「ごめんごめん」
にこ「じゃあ早速中に入ろっか」
希「うん」
希は二つ返事でオーケーしてくれた
どんな形であろうと希との初デート
楽しみでしかたなくて1時間も早く集合場所に来たの
そしたらもう希がいたの
嬉しくて嬉しくて希のとこまで走っていったら途中にあった段差で転んじゃった
希「にこっち大丈夫?」
にこ「大丈夫大丈夫」
希「にこっちは運動音痴だね」
にこ「そんなこと言わないでよー」
にこ「希に早く会いたくて走ったんだからー」
希「ごめんごめん」
にこ「じゃあ早速中に入ろっか」
希「うん」
27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/10/12(日) 21:46:33.47 :FCz7BgyM0
遊園地に来たの
デートといえば遊園地でしょ
お化け屋敷・ジェットコースター・メリーゴーランド他にもたくさん
ショーを見たりいろんな物を食べたり
遊園地がこんなに楽しいのは初めてだった
本当に最高の時間だった
でも楽しい時間はあっという間で辺りがもう夕陽の赤に染められて
私たちは最後に観覧車に乗ることにしたの
観覧車はゆっくりゆっくり回って
一番上に来た時にはもう夕陽が半分沈んでた
遊園地に来たの
デートといえば遊園地でしょ
お化け屋敷・ジェットコースター・メリーゴーランド他にもたくさん
ショーを見たりいろんな物を食べたり
遊園地がこんなに楽しいのは初めてだった
本当に最高の時間だった
でも楽しい時間はあっという間で辺りがもう夕陽の赤に染められて
私たちは最後に観覧車に乗ることにしたの
観覧車はゆっくりゆっくり回って
一番上に来た時にはもう夕陽が半分沈んでた
28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/10/12(日) 22:10:15.71 :FCz7BgyM0
にこ「今日は私のわがままに付き合ってくれてありがとう」
希「お礼なんて言わないでよ」
希「凄く楽しかったよ」
希「にこっちとこうしてデートするのずっと夢だったから」
にこ「私もとっても楽しかったわ」
でも…楽しい時間はいつまでも続かない
私の大切なリボンを外して希に渡した
にこ「あの夕陽が沈んだら私たちの恋人関係はおしまい」
希「…にこっち」
にこ「私はアイドルの道を突き進むわ」
希「そっか…ウチもそうしてくれると嬉しい」
にこ「今日は私のわがままに付き合ってくれてありがとう」
希「お礼なんて言わないでよ」
希「凄く楽しかったよ」
希「にこっちとこうしてデートするのずっと夢だったから」
にこ「私もとっても楽しかったわ」
でも…楽しい時間はいつまでも続かない
私の大切なリボンを外して希に渡した
にこ「あの夕陽が沈んだら私たちの恋人関係はおしまい」
希「…にこっち」
にこ「私はアイドルの道を突き進むわ」
希「そっか…ウチもそうしてくれると嬉しい」
29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/10/12(日) 22:19:19.84 :FCz7BgyM0
希は私の答えに喜んでくれたみたいだけど
でもね
私の答えはまだ終わってないの
にこ「私…誰にも負けないアイドルになる」
にこ「なにがあっても絶対に人気の落ちないスーパーアイドルになる」
にこ「そしたらね…絶対に絶対にあなたを迎えにいくから」
にこ「このリボンは恋人の証よ」
結局どちらかなんて選べなかったの
だってどっちも大切な夢なんだもん
最初から私に選択肢なんてなかったのよ
希は私の答えに喜んでくれたみたいだけど
でもね
私の答えはまだ終わってないの
にこ「私…誰にも負けないアイドルになる」
にこ「なにがあっても絶対に人気の落ちないスーパーアイドルになる」
にこ「そしたらね…絶対に絶対にあなたを迎えにいくから」
にこ「このリボンは恋人の証よ」
結局どちらかなんて選べなかったの
だってどっちも大切な夢なんだもん
最初から私に選択肢なんてなかったのよ
30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/10/12(日) 22:29:53.09 :FCz7BgyM0
希「にこっちらしいね」
希「じゃあウチも」
希がいつも付けてるシュシュをくれた
希「一番お気に入りシュシュなの」
希「恋人の証よ」
希「それとね」
希「ウチからはもう一つ渡したいものがあるの」
希「目…瞑って」
私は目を瞑った
希「にこっち…愛してる」
希「ずっとずっと応援してるから早く迎えに来てね」
耳元で希が囁いた後に唇に触れる柔らかい感触
希の暖かさが伝わってきて
希のこの暖かさが大好きだった
希「にこっちらしいね」
希「じゃあウチも」
希がいつも付けてるシュシュをくれた
希「一番お気に入りシュシュなの」
希「恋人の証よ」
希「それとね」
希「ウチからはもう一つ渡したいものがあるの」
希「目…瞑って」
私は目を瞑った
希「にこっち…愛してる」
希「ずっとずっと応援してるから早く迎えに来てね」
耳元で希が囁いた後に唇に触れる柔らかい感触
希の暖かさが伝わってきて
希のこの暖かさが大好きだった
31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/10/12(日) 22:38:25.04 :FCz7BgyM0
希「これがもう一つの渡したいもの」
希「ウチからの元気が出るおまじないだよ」
希「だから…頑張ってね」
観覧車を降りた時には
夕陽はもう沈んでいて
私はシュシュを希はリボンをつけて
手を繋いで帰った
辺りは真っ暗だったけど希の顔はしっかり見えた気がした
END
希「これがもう一つの渡したいもの」
希「ウチからの元気が出るおまじないだよ」
希「だから…頑張ってね」
観覧車を降りた時には
夕陽はもう沈んでいて
私はシュシュを希はリボンをつけて
手を繋いで帰った
辺りは真っ暗だったけど希の顔はしっかり見えた気がした
END
32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/10/12(日) 22:39:22.23 :FCz7BgyM0
以上でおしまいです
読んでいただいてありがとうございました
以上でおしまいです
読んでいただいてありがとうございました
33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/10/13(月) 00:08:30.56 :oA1Sp8bZo
乙
にこのぞはもっと流行るべき(確信
乙
にこのぞはもっと流行るべき(確信
34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/10/13(月) 00:13:59.42 :9bZ+detBO
のぞえりキチに負けずによく頑張った
本当に害悪な連中であって
のぞえりキチに負けずによく頑張った
本当に害悪な連中であって
35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/10/13(月) 05:41:08.46 :VMyfSCXBO
乙
のぞにこもっと増えてほしい
乙
のぞにこもっと増えてほしい
36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/10/13(月) 07:21:51.29 :CQg9QujKo
乙
のぞにこの姉妹のようにも母娘のようにも元恋人同士のようにも見える関係性好きだわ
のぞにこの姉妹のようにも母娘のようにも元恋人同士のようにも見える関係性好きだわ
37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/10/13(月) 14:43:47.66 :UsKnn177O
乙!
後日談も書いて欲しいな
乙!
後日談も書いて欲しいな