1:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/15(水) 20:48:14.50 :kYDLA4jl0.net
少女「ふえるわかめー、ふえるわかめー」
紳士「……」
少女「ふえるわかめっスよ」
紳士「あのな君……」
少女「はい」
紳士「ずっとわかめ臭いバケツ抱えて付いてこられても困るのだが」
少女「承知の上っス」
紳士「ええ……」
少女「ふえるわかめー、ふえるわかめー」
紳士「……」
少女「ふえるわかめっスよ」
紳士「あのな君……」
少女「はい」
紳士「ずっとわかめ臭いバケツ抱えて付いてこられても困るのだが」
少女「承知の上っス」
紳士「ええ……」
2:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/15(水) 20:50:54.28 :Llgdjg2p0.net
っす口調の女の子可愛いよね
っす口調の女の子可愛いよね
3:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/15(水) 20:52:05.28 :kYDLA4jl0.net
紳士「大体な君、こんなものどうして……」
少女「作ったっス」
紳士「……増えるワカメを?」
少女「イエス」
ネチョー
紳士「もう水で戻してあるじゃないか」
紳士「水で戻したワカメを『作った』とは言わないよ、君」
少女「水で戻してないっスよ」
紳士「だが増えるワカメというのはね君、こうもっとカサカサとしてて……」
少女「アタマ固いっスね」
紳士「君が緩いんだよ……」
紳士「大体な君、こんなものどうして……」
少女「作ったっス」
紳士「……増えるワカメを?」
少女「イエス」
ネチョー
紳士「もう水で戻してあるじゃないか」
紳士「水で戻したワカメを『作った』とは言わないよ、君」
少女「水で戻してないっスよ」
紳士「だが増えるワカメというのはね君、こうもっとカサカサとしてて……」
少女「アタマ固いっスね」
紳士「君が緩いんだよ……」
4:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/15(水) 20:52:21.40 :qifJ0GW80.net
悪魔のリドルのあいつで再生される
悪魔のリドルのあいつで再生される
5:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/15(水) 20:53:26.06 :+TXggqg80.net
ゆるまん
ゆるまん
6:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/15(水) 20:55:03.40 :kYDLA4jl0.net
少女「ざっくり言うと、つまり遺伝子工学的なヤツっス」
紳士「君が……その、なんだ、品種改良でもしたと言うのかね」
少女「最初はワカメ作る気なんて無かったんスが」
少女「なんかワカメっぽくなったっス」
紳士「ワカメですらない」
少女「厳密に言えばまあワカメではないっス」
少女「ふえるわかめっス」
ネチョー
紳士「近付けるな、臭いが移る……年頃の娘がなんとも思わんのかね」
少女「いや、まあクサいっスね、蕁麻疹でちゃうっスね」
ネチョネチョ
紳士「ワカメに素手を突っ込んで言う台詞では無いな」
少女「ふえるわかめっス」
少女「ざっくり言うと、つまり遺伝子工学的なヤツっス」
紳士「君が……その、なんだ、品種改良でもしたと言うのかね」
少女「最初はワカメ作る気なんて無かったんスが」
少女「なんかワカメっぽくなったっス」
紳士「ワカメですらない」
少女「厳密に言えばまあワカメではないっス」
少女「ふえるわかめっス」
ネチョー
紳士「近付けるな、臭いが移る……年頃の娘がなんとも思わんのかね」
少女「いや、まあクサいっスね、蕁麻疹でちゃうっスね」
ネチョネチョ
紳士「ワカメに素手を突っ込んで言う台詞では無いな」
少女「ふえるわかめっス」
7:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/15(水) 20:58:04.10 :kYDLA4jl0.net
紳士「こんなやりとりを続けるほど私は暇ではないんだが……」
少女「カップうどんでも作ってるんスか」
紳士「何故カップうどんになる」
少女「じゃあカップそば」
紳士「違う」
少女「まさか……カップそうめんっスか!」
紳士「……何故そこで普通にカップラーメンという言葉を出さんのだ」
少女「なんだ、カップラーメンっスか、普通っスね」
紳士「違う!」
少女「ええ……」
紳士「なんだそのあからさまに呆れたような視線は……」
紳士「こんなやりとりを続けるほど私は暇ではないんだが……」
少女「カップうどんでも作ってるんスか」
紳士「何故カップうどんになる」
少女「じゃあカップそば」
紳士「違う」
少女「まさか……カップそうめんっスか!」
紳士「……何故そこで普通にカップラーメンという言葉を出さんのだ」
少女「なんだ、カップラーメンっスか、普通っスね」
紳士「違う!」
少女「ええ……」
紳士「なんだそのあからさまに呆れたような視線は……」
8:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/15(水) 20:59:26.42 :9FPPfMcX0.net
ふえんの?
ふえんの?
9:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/15(水) 21:00:04.88 :6/KFq5dCO.net
わかめ酒を貰おうか
わかめ酒を貰おうか
10:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/15(水) 21:01:07.64 :kYDLA4jl0.net
少女「オトコの癖に二言ありまくりっスね」
紳士「もういい……ところでそれ、それは結局のところ何だ」
少女「何度もご説明させていただきましたっス」
少女「ふえるわかめっス!」
ネチョー
紳士「そういう事じゃないだろう、原材料は何だ、プラスチックの類いか何かか」
少女「原材料っスか、そこ聞いちゃうっスか」
少女「……」
ネチョ ネチョ
紳士「どうした、答えてみろ」
少女「……ヒ・ミ・ツ☆」
ネチョー
少女「オトコの癖に二言ありまくりっスね」
紳士「もういい……ところでそれ、それは結局のところ何だ」
少女「何度もご説明させていただきましたっス」
少女「ふえるわかめっス!」
ネチョー
紳士「そういう事じゃないだろう、原材料は何だ、プラスチックの類いか何かか」
少女「原材料っスか、そこ聞いちゃうっスか」
少女「……」
ネチョ ネチョ
紳士「どうした、答えてみろ」
少女「……ヒ・ミ・ツ☆」
ネチョー
11:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/15(水) 21:04:18.77 :kYDLA4jl0.net
紳士「ならもういい、ついてくるな」
ツカツカツカ
少女「まあまあそう言わずに」
テクテクテク
紳士「いい加減に……――!」
少女「あっ」
ネチョー
紳士「――なっ!?」
少女「あーあ、急に止まるから」
紳士「どうしてくれるんだ! 着替えに戻る暇などないというのに!」
少女「着替えなくても問題ないっスよ」
紳士「冗談ではない! こんなワカメ臭いシミなどつけていたらいい笑い者だ!」
少女「ハハハハハハハハハハハハ」
紳士「笑うな!」
紳士「ならもういい、ついてくるな」
ツカツカツカ
少女「まあまあそう言わずに」
テクテクテク
紳士「いい加減に……――!」
少女「あっ」
ネチョー
紳士「――なっ!?」
少女「あーあ、急に止まるから」
紳士「どうしてくれるんだ! 着替えに戻る暇などないというのに!」
少女「着替えなくても問題ないっスよ」
紳士「冗談ではない! こんなワカメ臭いシミなどつけていたらいい笑い者だ!」
少女「ハハハハハハハハハハハハ」
紳士「笑うな!」
12:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/15(水) 21:07:53.13 :6/KFq5dCO.net
マジレスするとワカメはそんなにネチョネチョしてない
昆布じゃないんだから
マジレスするとワカメはそんなにネチョネチョしてない
昆布じゃないんだから
13:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/15(水) 21:08:05.49 :Llgdjg2p0.net
うっとおしい少女においかけ回されたい
うっとおしい少女においかけ回されたい
14:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/15(水) 21:08:08.93 :DROHfgzB0.net
SSだからね
SSだからね
15:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/15(水) 21:09:13.28 :kYDLA4jl0.net
紳士「よく人こんな事をして笑っていられるな……見てみろ!」
少女「なんと不思議、シミひとつない」
紳士「は?」
少女「もういっちょ! もういっちょ!」
ネチョー ネチョー ネチョー
紳士「なんだ突然!」
少女「おじさんこそよく見てみるといいっスよ」
少女「今ねちょねとと叩いたその胸元をよーくご覧あれ」
紳士「何を……――」
紳士「――シミひとつ……無いだと……」
紳士「よく人こんな事をして笑っていられるな……見てみろ!」
少女「なんと不思議、シミひとつない」
紳士「は?」
少女「もういっちょ! もういっちょ!」
ネチョー ネチョー ネチョー
紳士「なんだ突然!」
少女「おじさんこそよく見てみるといいっスよ」
少女「今ねちょねとと叩いたその胸元をよーくご覧あれ」
紳士「何を……――」
紳士「――シミひとつ……無いだと……」
16:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/15(水) 21:12:12.55 :kYDLA4jl0.net
少女「これがそんじょそこらのワカメとは違うふえるわかめってワケっスよダンナ」
ネチョネチョ
紳士「どういう事だ、どう見てもヌメヌメしているようにしか……」
少女「ふえるわかめは今、たいへんみずみずしい状態にあるっス」
少女「しかーし、こいつには水をつかんで離さない、そんな謎特性があるっス」
紳士「……つまり何か使い道があるというわけか」
紳士「例えば……その見た目であってほしくはないが、次世代ペットボトルとでもいうような」
少女「お、乗ってきたっスね」
紳士「言っておくが、私はよくできた創作物くらいにしか考えていないぞ」
少女「まあ創作物には違いないっスが、あんまり蒸し返すと怒るっスよね」
少女「あ、答えなくてもいいっス、十分わかるっス」
少女「まあぶっちゃけ取り込まれた水を取り出せたためしはないっス」
少女「もっとぶっちゃけるとそんなことどうでもいいっス」
少女「これがそんじょそこらのワカメとは違うふえるわかめってワケっスよダンナ」
ネチョネチョ
紳士「どういう事だ、どう見てもヌメヌメしているようにしか……」
少女「ふえるわかめは今、たいへんみずみずしい状態にあるっス」
少女「しかーし、こいつには水をつかんで離さない、そんな謎特性があるっス」
紳士「……つまり何か使い道があるというわけか」
紳士「例えば……その見た目であってほしくはないが、次世代ペットボトルとでもいうような」
少女「お、乗ってきたっスね」
紳士「言っておくが、私はよくできた創作物くらいにしか考えていないぞ」
少女「まあ創作物には違いないっスが、あんまり蒸し返すと怒るっスよね」
少女「あ、答えなくてもいいっス、十分わかるっス」
少女「まあぶっちゃけ取り込まれた水を取り出せたためしはないっス」
少女「もっとぶっちゃけるとそんなことどうでもいいっス」
17:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/15(水) 21:16:03.55 :Llgdjg2p0.net
wktk
wktk
18:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/15(水) 21:16:59.99 :kYDLA4jl0.net
紳士「そうか」
バシャー
少女「ああっ、私のふえるわかめちゃんに午後の紅茶が!」
紳士「こうすれば保水性の証明はできるだろう」
少女「意外と庶民的なモノ飲んでるんスね」
紳士「どうだ、ワカメを引っ張り出してみろ」
少女「もうー、せっかちっスねー」
ネチョー
紳士「私のゴゴティーが一滴残らず……」
紳士「まるっきり嘘では無いのか」
ネチョ
少女「あ、やべ」
ガタッ
少女「おじさん、ちょっとこっち」
紳士「なんだね突然……」
紳士「そうか」
バシャー
少女「ああっ、私のふえるわかめちゃんに午後の紅茶が!」
紳士「こうすれば保水性の証明はできるだろう」
少女「意外と庶民的なモノ飲んでるんスね」
紳士「どうだ、ワカメを引っ張り出してみろ」
少女「もうー、せっかちっスねー」
ネチョー
紳士「私のゴゴティーが一滴残らず……」
紳士「まるっきり嘘では無いのか」
ネチョ
少女「あ、やべ」
ガタッ
少女「おじさん、ちょっとこっち」
紳士「なんだね突然……」
19:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/15(水) 21:21:07.66 :kYDLA4jl0.net
少女「隠れて隠れて」
紳士「いいのか、あのバケツをあんな所に置いて」
少女「近くにいるとマズいんスよ」
紳士「……は?」
少女「あ、丁度いい、誰か来たっス」
少女「ほら、頭伏せて」
紳士「本当に意味がわからん……」
少女「隠れて隠れて」
紳士「いいのか、あのバケツをあんな所に置いて」
少女「近くにいるとマズいんスよ」
紳士「……は?」
少女「あ、丁度いい、誰か来たっス」
少女「ほら、頭伏せて」
紳士「本当に意味がわからん……」
20:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/15(水) 21:23:40.22 :bv5QkMKSi.net
面白い
面白い
21:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/15(水) 21:26:13.28 :kYDLA4jl0.net
……
ハゲ「……なんだ、このバケツ」
ハゲ「……ワカメ……?」
ネチョ
少女「ほら、ちゃんと見ててくださいっス」
紳士「どこを」
少女「バケツとあのハゲっス」
紳士「もう少し言葉を選んだらどうかね」
少女「遠回しに言ってもハゲの苦しみが余計増すだけっス」
少女「つまりさらにハゲるっス」
紳士「そうか……」
……
ハゲ「……なんだ、このバケツ」
ハゲ「……ワカメ……?」
ネチョ
少女「ほら、ちゃんと見ててくださいっス」
紳士「どこを」
少女「バケツとあのハゲっス」
紳士「もう少し言葉を選んだらどうかね」
少女「遠回しに言ってもハゲの苦しみが余計増すだけっス」
少女「つまりさらにハゲるっス」
紳士「そうか……」
22:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/15(水) 21:30:48.40 :kYDLA4jl0.net
紳士「このままじゃ時間に間に合わんな……」
少女「あ! ほら、動いたっス!」
紳士「ん、ああ……立ち去るようだな」
紳士「まあ、普通そうなるだろう」
少女「なんでハゲ見てるんスか! ホモはハゲ好きってホントっスか!」
紳士「……?」
ネチョ
紳士「……今、何か……」
紳士「このままじゃ時間に間に合わんな……」
少女「あ! ほら、動いたっス!」
紳士「ん、ああ……立ち去るようだな」
紳士「まあ、普通そうなるだろう」
少女「なんでハゲ見てるんスか! ホモはハゲ好きってホントっスか!」
紳士「……?」
ネチョ
紳士「……今、何か……」
23:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/15(水) 21:33:37.99 :Llgdjg2p0.net
wkwk
wkwk
24:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/15(水) 21:33:59.27 :kYDLA4jl0.net
ネチョ
ネチョ
ハゲ「……?」
ネチョー
ハゲ「……う、うわあああああああ!!!」
ネチョネチョネチョネチョ
ネチョ
ネチョ
ハゲ「……?」
ネチョー
ハゲ「……う、うわあああああああ!!!」
ネチョネチョネチョネチョ
25:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/15(水) 21:36:39.34 :EvrYMYHi0.net
|
| 彡 ⌒ ミ
\ (´・ω・`)またふえるわかめの話してる...
(| |)::::
(γ /:::::::
し \:::
\
|
| 彡 ⌒ ミ
\ (´・ω・`)またふえるわかめの話してる...
(| |)::::
(γ /:::::::
し \:::
\
26:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/15(水) 21:37:02.23 :Llgdjg2p0.net
ハゲはわかめくってろ
ハゲはわかめくってろ
27:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/15(水) 21:38:45.12 :kYDLA4jl0.net
紳士「一体何が起こってる!?」
少女「しー、静かにっス」
紳士「あのワカメもどきに人が襲われているんだぞ!」
少女「いやいや、今はちょっとダメっスよ」
少女「ばっちり狙われちゃうっスよ」
紳士「それはどういう……」
少女「こう、撫でるように肉を削ぎ取ってっスね」
紳士「肉……!?」
少女「そんで、もりっとふえるんスよ」
紳士「もりっと!?」
ハゲ「ひいいいいいいい!!!!」
紳士「一体何が起こってる!?」
少女「しー、静かにっス」
紳士「あのワカメもどきに人が襲われているんだぞ!」
少女「いやいや、今はちょっとダメっスよ」
少女「ばっちり狙われちゃうっスよ」
紳士「それはどういう……」
少女「こう、撫でるように肉を削ぎ取ってっスね」
紳士「肉……!?」
少女「そんで、もりっとふえるんスよ」
紳士「もりっと!?」
ハゲ「ひいいいいいいい!!!!」
28:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/15(水) 21:38:48.74 :dAp4oN1A0.net
>>1
ちょw咲ネタやめろしwwwww
>>1
ちょw咲ネタやめろしwwwww
29:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/15(水) 21:39:24.54 :efs0qLCn0.net
ストーリーランド思い出した
ストーリーランド思い出した
30:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/15(水) 21:40:03.72 :bv5QkMKSi.net
期待
期待
31:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/15(水) 21:40:26.56 :uF6DkIeg0.net
ふえるワカメそのまま食ったらどうなんの?
ふえるワカメそのまま食ったらどうなんの?
32:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/15(水) 21:40:36.70 :Oj8HF3KY0.net
>>28
ちょっと何言ってるかわかんないです
>>28
ちょっと何言ってるかわかんないです
33:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/15(水) 21:42:17.01 :kYDLA4jl0.net
モリッ
少女「あ、ほら今もりっとふえた」
紳士「それよりあのハゲを助けなくては!」
少女「あ、今ハゲって言った」
紳士「くそう、どうすればいい!」
ハゲ「うぐっ、ぐっ……」
少女「あ、死んだっスかね」
紳士「無責任な! あれを作ったんだろ! 何とかしろ!」
少女「仕方ないっスね……これで足りるといいんスが……」
チャララチャッチャチャーン
少女「どーぶーねーずーみーのーしーたーいー(特大)」
少女「えいっ」
ペシッ
モリッ
少女「あ、ほら今もりっとふえた」
紳士「それよりあのハゲを助けなくては!」
少女「あ、今ハゲって言った」
紳士「くそう、どうすればいい!」
ハゲ「うぐっ、ぐっ……」
少女「あ、死んだっスかね」
紳士「無責任な! あれを作ったんだろ! 何とかしろ!」
少女「仕方ないっスね……これで足りるといいんスが……」
チャララチャッチャチャーン
少女「どーぶーねーずーみーのーしーたーいー(特大)」
少女「えいっ」
ペシッ
34:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/15(水) 21:44:09.82 :Jdm47Z660.net
かわいい
35:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/15(水) 21:47:30.94 :kYDLA4jl0.net
ネチョネチョネチョネチョ
紳士「今、どういう状況だ……」
少女「解説しよう!」
少女「ふえるわかめは今、妙にでかくて食いづらいハゲを食う作業を中断して
お手ごろサイズでとても食べやすいドブネズミの死体へとターゲットを移したのだ!
つまりハゲを助けるなら今しかない、ハゲ死んでるかもしれないけど! 頑張れハゲ!」
少女「以上っス!」
紳士「ええい、ままよ!」
少女「赤い彗星っスか」
ガシッ
ハゲ「ううっ……」
紳士「息はあるが……クソッ、重い……!」
少女「ハゲにそれ以上減らせというのは酷では」
紳士「手伝え!」
ネチョネチョネチョネチョ
紳士「今、どういう状況だ……」
少女「解説しよう!」
少女「ふえるわかめは今、妙にでかくて食いづらいハゲを食う作業を中断して
お手ごろサイズでとても食べやすいドブネズミの死体へとターゲットを移したのだ!
つまりハゲを助けるなら今しかない、ハゲ死んでるかもしれないけど! 頑張れハゲ!」
少女「以上っス!」
紳士「ええい、ままよ!」
少女「赤い彗星っスか」
ガシッ
ハゲ「ううっ……」
紳士「息はあるが……クソッ、重い……!」
少女「ハゲにそれ以上減らせというのは酷では」
紳士「手伝え!」
36:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/15(水) 21:53:34.12 :kYDLA4jl0.net
ズルズルズル
少女「はー、か弱い少女になんで重労働を」
紳士「か弱い少女はあんなバケモノ作らん」
少女「それよりアレっスね」
少女「もう頭の肉結構削ぎ取られててハゲっていうか頭に凄いケガした人っスね」
少女「これなら怪我のせいでハゲたという高度な言い訳が可能に」
紳士「それよりも彼を病院に……救急車……そうだ救急車!」
少女「ハゲとはもう呼んであげないんスか」
紳士「少し静かにしたまえ!」
少女「あー、救急車の件ならご安心を、最初に手配済みっス」
ピーポーピーポー
……
ズルズルズル
少女「はー、か弱い少女になんで重労働を」
紳士「か弱い少女はあんなバケモノ作らん」
少女「それよりアレっスね」
少女「もう頭の肉結構削ぎ取られててハゲっていうか頭に凄いケガした人っスね」
少女「これなら怪我のせいでハゲたという高度な言い訳が可能に」
紳士「それよりも彼を病院に……救急車……そうだ救急車!」
少女「ハゲとはもう呼んであげないんスか」
紳士「少し静かにしたまえ!」
少女「あー、救急車の件ならご安心を、最初に手配済みっス」
ピーポーピーポー
……
37:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/15(水) 21:54:51.47 :Llgdjg2p0.net
tktk
tktk
38:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/15(水) 21:55:00.25 :dSvkDGJ50.net
あなたのハゲはどこから?
私は元から!
彡⌒ミ
(´・ω・`) n__
η > ⌒\/ 、_∃
(∃)/ ∧ \_/
\_/ \ 丶
_人人人人_
>テレッテレーレー<
 ̄Y^Y^Y^ ̄
あなたのハゲはどこから?
私は元から!
彡⌒ミ
(´・ω・`) n__
η > ⌒\/ 、_∃
(∃)/ ∧ \_/
\_/ \ 丶
_人人人人_
>テレッテレーレー<
 ̄Y^Y^Y^ ̄
39:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/15(水) 21:55:16.59 :1QlVUyEai.net
がんがれ
がんがれ
40:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/15(水) 21:57:35.71 :kYDLA4jl0.net
……
紳士「おい、君」
少女「はい」
紳士「なぜまた隠れる」
少女「えー、めんどくさいじゃないっスかー」
紳士「何がだ」
少女「イヤっスよ、またふえるわかめがどうのこうのなんて説明するの」
紳士「またそんな無責任な事を平然と……」
少女「シャア如きにそんなこと言われたくないっス」
少女「あのおしゃれめがねおじさんこそ無責任のカタマリじゃないっスか!」
紳士「君は一体何を……そもそも、私はシャアでは……」
少女「嘘おっしゃい!」
少女「『ええい、ままよ!』なんて台詞……シャアしか言えないっス! 恥ずかしくて!」
……
紳士「おい、君」
少女「はい」
紳士「なぜまた隠れる」
少女「えー、めんどくさいじゃないっスかー」
紳士「何がだ」
少女「イヤっスよ、またふえるわかめがどうのこうのなんて説明するの」
紳士「またそんな無責任な事を平然と……」
少女「シャア如きにそんなこと言われたくないっス」
少女「あのおしゃれめがねおじさんこそ無責任のカタマリじゃないっスか!」
紳士「君は一体何を……そもそも、私はシャアでは……」
少女「嘘おっしゃい!」
少女「『ええい、ままよ!』なんて台詞……シャアしか言えないっス! 恥ずかしくて!」
41:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/15(水) 22:01:19.04 :kYDLA4jl0.net
ザワザワ
少女「救急車騒ぎで野次馬が沸いて出たっスね」
紳士「あまりこういう場で目立ちたくは無いのだが……」
少女「じゃあ隠れてて正解じゃないっスか」
紳士「む……」
少女「おヒゲのジェントルメンが行きずりの少女と草むらに隠れるの図」
紳士「……」
少女「耳が赤いっスよ」
紳士「赤くない」
少女「あーどっこいしょ」
ガサッ
紳士「おい、何立って……」
少女「え? だってもう野次馬に見つかってるし隠れる意味無いと思って」
紳士「は」
ザワザワ
少女「救急車騒ぎで野次馬が沸いて出たっスね」
紳士「あまりこういう場で目立ちたくは無いのだが……」
少女「じゃあ隠れてて正解じゃないっスか」
紳士「む……」
少女「おヒゲのジェントルメンが行きずりの少女と草むらに隠れるの図」
紳士「……」
少女「耳が赤いっスよ」
紳士「赤くない」
少女「あーどっこいしょ」
ガサッ
紳士「おい、何立って……」
少女「え? だってもう野次馬に見つかってるし隠れる意味無いと思って」
紳士「は」
42:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/15(水) 22:04:04.95 :1QlVUyEai.net
これどれくらい続くの?
これどれくらい続くの?
43:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/15(水) 22:05:07.12 :kYDLA4jl0.net
ザワザワ
少女「草むらから話し声聞こえたら普通怪しむっスよ」
紳士「いや、これはその……」
少女「どうも、通りすがりのアベックっス」
紳士「!!?」
ザワザワザワザワザワザワザワザワ
紳士「仕方ない……!」
ガシッ
紳士「走れ!」
少女「あーれー」
……
ザワザワ
少女「草むらから話し声聞こえたら普通怪しむっスよ」
紳士「いや、これはその……」
少女「どうも、通りすがりのアベックっス」
紳士「!!?」
ザワザワザワザワザワザワザワザワ
紳士「仕方ない……!」
ガシッ
紳士「走れ!」
少女「あーれー」
……
44:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/15(水) 22:07:30.32 :kYDLA4jl0.net
……
ドバシャー
紳士「なんとか逃げ切った……か……」
少女「都合よくゲリラ豪雨に襲われて良かったっスね」
紳士「良くは無い、おかげでズブ濡れじゃないか」
少女「いいえ、おかげで濡れ透けっスよ」
紳士「……」
少女「どうっスか、濡れ透けのスケっスよ」
紳士「……先程から思っていたが君は一体いくつだ、言葉のチョイスが妙にレトロだな」
少女「死語の世界の探求者っス」
紳士「何者だ」
少女「別にそんな、フツーっスよフツー」
少女「アレだってお台所で作ったっスよ」
少女「土鍋で」
……
ドバシャー
紳士「なんとか逃げ切った……か……」
少女「都合よくゲリラ豪雨に襲われて良かったっスね」
紳士「良くは無い、おかげでズブ濡れじゃないか」
少女「いいえ、おかげで濡れ透けっスよ」
紳士「……」
少女「どうっスか、濡れ透けのスケっスよ」
紳士「……先程から思っていたが君は一体いくつだ、言葉のチョイスが妙にレトロだな」
少女「死語の世界の探求者っス」
紳士「何者だ」
少女「別にそんな、フツーっスよフツー」
少女「アレだってお台所で作ったっスよ」
少女「土鍋で」
45:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/15(水) 22:11:11.93 :kYDLA4jl0.net
紳士「そうだ、さっきのワカメ、あれは一体何なんだ」
少女「ふえるわかめっス」
紳士「またそれか!」
少女「大丈夫、わからないなりに観察とかはちゃんとしてるっスよ、たとえばー」
少女「まず水! ふえるわかめは水を吸収すると元気になるっス」
紳士「さっきのアレだな……いきなり紅茶をかけた私も無用心ではあったが」
紳士「大体、君の説明が要領を得ないのが問題なのではないか」
少女「えー、役所の人とかよりずっとマシっスよ、聞かれてないこともペラペラ言うっス」
紳士「余計な話が多いのは、あまりいい傾向では無いと思うよ」
少女「シャアのくせに……じゃあ以後気をつけるっス」
紳士「私はシャアではない」
少女「じゃあクワトロ」
紳士「同じじゃないか!」
少女「意外と知ってるっスね」
紳士「う……」
紳士「そうだ、さっきのワカメ、あれは一体何なんだ」
少女「ふえるわかめっス」
紳士「またそれか!」
少女「大丈夫、わからないなりに観察とかはちゃんとしてるっスよ、たとえばー」
少女「まず水! ふえるわかめは水を吸収すると元気になるっス」
紳士「さっきのアレだな……いきなり紅茶をかけた私も無用心ではあったが」
紳士「大体、君の説明が要領を得ないのが問題なのではないか」
少女「えー、役所の人とかよりずっとマシっスよ、聞かれてないこともペラペラ言うっス」
紳士「余計な話が多いのは、あまりいい傾向では無いと思うよ」
少女「シャアのくせに……じゃあ以後気をつけるっス」
紳士「私はシャアではない」
少女「じゃあクワトロ」
紳士「同じじゃないか!」
少女「意外と知ってるっスね」
紳士「う……」
46:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/15(水) 22:14:01.72 :Llgdjg2p0.net
はいはい
はいはい
47:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/15(水) 22:14:34.75 :kYDLA4jl0.net
少女「そんで次! あれは吸収した水の体積と同量の肉を食うらしいっス」
少女「あ、ちなみに血は水としてカウントされるみたいっス」
少女「どういうわけか肉に含まれる水分は水としてカウントされないみたいっスね、フシギ」
紳士「肉を食って……どうなる」
少女「もりっとふえるっス」
紳士「つまり、水さえ与えなければ無害なわけか」
少女「どこぞのグレムリンみたいっスね」
紳士「君は本当にいくつだ」
少女「あ、そうそう、水と肉の量のバランスが取れさえすれば動かなくなるっス」
少女「またぐったりとしたワカメ風の何かに戻るっスよ」
少女「そんで次! あれは吸収した水の体積と同量の肉を食うらしいっス」
少女「あ、ちなみに血は水としてカウントされるみたいっス」
少女「どういうわけか肉に含まれる水分は水としてカウントされないみたいっスね、フシギ」
紳士「肉を食って……どうなる」
少女「もりっとふえるっス」
紳士「つまり、水さえ与えなければ無害なわけか」
少女「どこぞのグレムリンみたいっスね」
紳士「君は本当にいくつだ」
少女「あ、そうそう、水と肉の量のバランスが取れさえすれば動かなくなるっス」
少女「またぐったりとしたワカメ風の何かに戻るっスよ」
48:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/15(水) 22:16:11.35 :1QlVUyEai.net
おいいつまで続くんだよ
おいいつまで続くんだよ
49:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/15(水) 22:16:22.69 :UVC4/rNW0.net
ゲリラ豪雨……あっ
ゲリラ豪雨……あっ
50:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/15(水) 22:17:44.24 :kYDLA4jl0.net
紳士「殺せないのか」
少女「生物かどうかよくわかんないっス」
紳士「じゃあ引きちぎるとか、細切れにするとかは」
少女「意味ないっスね、それでも水さえあれば勝手に肉食って増えるっス」
紳士「燃やせばどうなる」
少女「それも試したんスけどね、家庭用ガスコンロの火力じゃ色すら変わらなかったっスよ」
少女「火さえ通せば食べられるかと思ったんスけど」
紳士「食べる気だったのか」
少女「今にして思えば一番やっちゃいけない事っスねー」
少女「味噌汁の具なんかにしたらそれはもう悲惨なことに」
紳士「やめてくれ、あまり想像したくない」
少女「オナカの中がハゲの頭と同じ惨状に!」
紳士「それはちょっと違う」
紳士「殺せないのか」
少女「生物かどうかよくわかんないっス」
紳士「じゃあ引きちぎるとか、細切れにするとかは」
少女「意味ないっスね、それでも水さえあれば勝手に肉食って増えるっス」
紳士「燃やせばどうなる」
少女「それも試したんスけどね、家庭用ガスコンロの火力じゃ色すら変わらなかったっスよ」
少女「火さえ通せば食べられるかと思ったんスけど」
紳士「食べる気だったのか」
少女「今にして思えば一番やっちゃいけない事っスねー」
少女「味噌汁の具なんかにしたらそれはもう悲惨なことに」
紳士「やめてくれ、あまり想像したくない」
少女「オナカの中がハゲの頭と同じ惨状に!」
紳士「それはちょっと違う」
51:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/15(水) 22:22:55.58 :kYDLA4jl0.net
紳士「……ふと思い出したんだが」
少女「何っスか、改まって」
紳士「あのワカメはどこだ」
少女「ふえるわかめは現場に置き去りっス」
紳士「……」
少女「……」
少女「雨、思いのほか止まないっスね」
紳士「……ああ」
紳士「……うかつだったか……」
少女「もう何十人血祭りにあげられてるっスかね」
紳士「何か……止める方法は無いのか」
少女「あー、もう帰らなきゃっスねー」
紳士「話を聞いてくれ」
紳士「……ふと思い出したんだが」
少女「何っスか、改まって」
紳士「あのワカメはどこだ」
少女「ふえるわかめは現場に置き去りっス」
紳士「……」
少女「……」
少女「雨、思いのほか止まないっスね」
紳士「……ああ」
紳士「……うかつだったか……」
少女「もう何十人血祭りにあげられてるっスかね」
紳士「何か……止める方法は無いのか」
少女「あー、もう帰らなきゃっスねー」
紳士「話を聞いてくれ」
52:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/15(水) 22:23:26.99 :1QlVUyEai.net
ほ
ほ
53:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/15(水) 22:25:41.05 :kYDLA4jl0.net
少女「私ね、切羽詰って頼りがいのありそうなおじさんにつきまとったんスよ」
紳士「何故私に」
少女「教科書で見た偉い人に似てたからっス」
紳士「あまり言われたことは無いな」
少女「確かなんとかダイクンて」
紳士「それ教科書じゃないだろう」
少女「なんとか説明して、うまい解決策を……と思ってたんスけど」
少女「『ワカメのバケモノ作っちゃいました!』じゃ頭おかしいガキだと思われるだろうし」
少女「頑張ってひねり出した作戦がイライラさせて注目を惹こう作戦だったっス」
紳士「今でも頭おかしいガキだと思ってるよ」
少女「時々、口悪いっスね」
紳士「まあな」
紳士「……つまり、なんだ」
少女「打つ手なしってコトっス」
紳士「詰んだ……」
少女「私ね、切羽詰って頼りがいのありそうなおじさんにつきまとったんスよ」
紳士「何故私に」
少女「教科書で見た偉い人に似てたからっス」
紳士「あまり言われたことは無いな」
少女「確かなんとかダイクンて」
紳士「それ教科書じゃないだろう」
少女「なんとか説明して、うまい解決策を……と思ってたんスけど」
少女「『ワカメのバケモノ作っちゃいました!』じゃ頭おかしいガキだと思われるだろうし」
少女「頑張ってひねり出した作戦がイライラさせて注目を惹こう作戦だったっス」
紳士「今でも頭おかしいガキだと思ってるよ」
少女「時々、口悪いっスね」
紳士「まあな」
紳士「……つまり、なんだ」
少女「打つ手なしってコトっス」
紳士「詰んだ……」
54:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/15(水) 22:29:10.82 :kYDLA4jl0.net
/⌒ヽ
/ .i! ヽ
 ̄ ̄ ̄二二ニ=- ( .|| )
'''''""" ̄ ̄ ) .|| (
-=ニニニニ=- ( .|| )
) .|| (
. ヽ || ノ
彡 || ミ _,,-''"
_ ,(´・ω・`),-''"; ;,
/ ,_O_,,-''"'; ', :' ;; ;,'
(.゙ー'''", ;,; ' ; ;; ': ,' 才 _ -┼、\ .、--|-、
_,,-','", ;: ' ; :, ': ,: :' /|/ 丶 / | /\/ |.
_,,-','", ;: ' ; :, ': ,: :' | ノ ./ J ヽノ ノ
/⌒ヽ
/ .i! ヽ
 ̄ ̄ ̄二二ニ=- ( .|| )
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. ヽ || ノ
彡 || ミ _,,-''"
_ ,(´・ω・`),-''"; ;,
/ ,_O_,,-''"'; ', :' ;; ;,'
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_,,-','", ;: ' ; :, ': ,: :' /|/ 丶 / | /\/ |.
_,,-','", ;: ' ; :, ': ,: :' | ノ ./ J ヽノ ノ
55:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/15(水) 22:30:35.25 :TmeSBV6J0.net
もちろん続くっスよね先輩っ!
もちろん続くっスよね先輩っ!
56:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/15(水) 22:30:39.48 :ggHjj5xb0.net
ん?
ん?
57:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/15(水) 22:31:12.35 :qifJ0GW80.net
わかめ
じゃねーよwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
完結させろやwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
わかめ
じゃねーよwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
完結させろやwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
58:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/15(水) 22:31:21.14 :I3gjEl3T0.net
コラコラコラ~ッ!(`o´ )
コラコラコラ~ッ!(`o´ )
59:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/15(水) 22:35:19.41 :1QlVUyEai.net
おい おい
60:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/15(水) 22:42:31.34 :HIrYw+yR0.net
こんなところで終わらせたら食われたハゲの呪いが降りかかるっスよ
こんなところで終わらせたら食われたハゲの呪いが降りかかるっスよ
61:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/15(水) 22:44:15.28 :UVC4/rNW0.net
乙
乙
62:狐好き ◆FoxCute/.YQ1 :2014/10/15(水) 22:45:19.17 :VLYxho5Q0.net
このスレハゲと磯の香りがする
このスレハゲと磯の香りがする
63:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/15(水) 22:50:48.65 :kYDLA4jl0.net
続き書くにしても書き溜めないから遅いがそれでもいいなら
ハゲの呪いが怖い
続き書くにしても書き溜めないから遅いがそれでもいいなら
ハゲの呪いが怖い
64:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/15(水) 22:52:57.17 :HIrYw+yR0.net
待ってる
待ってる
65:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/15(水) 22:56:04.53 :kYDLA4jl0.net
……
少女「……まっくら……」
少女「おじさん、生きてるっスか」
少女「あの、おじさん」
少女「……あの」
少女「どこっスか、返事してくださいっス」
少女「……」
少女「おいロリコン総帥」
少女「……」
ガツッ
少女「いてっ」
少女「なんだろうこれ……ボール……にしては重いっスね」
サワサワ
少女「……これ……もしかして……」
……
少女「……まっくら……」
少女「おじさん、生きてるっスか」
少女「あの、おじさん」
少女「……あの」
少女「どこっスか、返事してくださいっス」
少女「……」
少女「おいロリコン総帥」
少女「……」
ガツッ
少女「いてっ」
少女「なんだろうこれ……ボール……にしては重いっスね」
サワサワ
少女「……これ……もしかして……」
66:狐好き ◆FoxCute/.YQ1 :2014/10/15(水) 22:57:09.11 :VLYxho5Q0.net
ハゲに確実な予防策などない
ハゲに確実な予防策などない
67:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/15(水) 22:59:11.40 :bTCpgnmN0.net
わかめー
わかめー
68:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/15(水) 23:01:08.53 :kYDLA4jl0.net
少女「信楽焼きの狸さんっス!」
少女「キンタマでかい」
サワサワ
少女「ここはモチベーションをあげるために一人語りでもするしかないっスね……」
少女「オホン」
少女「突如暗闇に放り出されたか弱き少女は、お供のキンタマもとい狸を連れて、歩き出した!
行くも暗闇、戻るも暗闇! 右も左もおっぱいおっぱい! ふたつ合わせておっぱいぱい!
うんこー! うんこー! うんこー! アホー! アホー!」
少女「……」
少女「特に語ることないっス……」
少女「ああ、ワカメくさい」
紳士「おい、君」
少女「その時、まぶしい光と共にあの世から突然なつかしのロリコ……ジェントルメンの声が!」
紳士「殺すな」
少女「はい」
少女「信楽焼きの狸さんっス!」
少女「キンタマでかい」
サワサワ
少女「ここはモチベーションをあげるために一人語りでもするしかないっスね……」
少女「オホン」
少女「突如暗闇に放り出されたか弱き少女は、お供のキンタマもとい狸を連れて、歩き出した!
行くも暗闇、戻るも暗闇! 右も左もおっぱいおっぱい! ふたつ合わせておっぱいぱい!
うんこー! うんこー! うんこー! アホー! アホー!」
少女「……」
少女「特に語ることないっス……」
少女「ああ、ワカメくさい」
紳士「おい、君」
少女「その時、まぶしい光と共にあの世から突然なつかしのロリコ……ジェントルメンの声が!」
紳士「殺すな」
少女「はい」
69:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/15(水) 23:08:11.20 :Llgdjg2p0.net
こんなとこ信楽焼が取り上げられると思わなんだ
こんなとこ信楽焼が取り上げられると思わなんだ
70:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/15(水) 23:08:45.89 :bTCpgnmN0.net
ワカメー酒
ワカメー酒
71:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/15(水) 23:10:20.31 :kYDLA4jl0.net
紳士「君が気を失っていた間に少し周りを見てきたんだが」
少女「本当にやったことはそれだけっスか」
紳士「何を突然」
少女「正直に言ってほしいっス!」
紳士「無事を確認した後にちょっと殴った、すまない」
少女「どーりで頭にたんこぶが」
紳士「怪我もないようだし、ひとまずは大丈夫そうだな」
少女「たんこぶあるっス」
紳士「さっきの建物の中ではあるようだが、出入り口が……ちょっとな」
少女「臭いで大体察したっス」
紳士「こんな爆発的に増えるものなのか」
少女「さあ、ゲリラ豪雨に晒した事はないっスから」
少女「街中に みっちり詰まった ワカメの図」
紳士「どう考えても肉が足りたとは思えないんだが、活動が停止している」
少女「ワカメってどの季節の季語っスかね」
紳士「君が気を失っていた間に少し周りを見てきたんだが」
少女「本当にやったことはそれだけっスか」
紳士「何を突然」
少女「正直に言ってほしいっス!」
紳士「無事を確認した後にちょっと殴った、すまない」
少女「どーりで頭にたんこぶが」
紳士「怪我もないようだし、ひとまずは大丈夫そうだな」
少女「たんこぶあるっス」
紳士「さっきの建物の中ではあるようだが、出入り口が……ちょっとな」
少女「臭いで大体察したっス」
紳士「こんな爆発的に増えるものなのか」
少女「さあ、ゲリラ豪雨に晒した事はないっスから」
少女「街中に みっちり詰まった ワカメの図」
紳士「どう考えても肉が足りたとは思えないんだが、活動が停止している」
少女「ワカメってどの季節の季語っスかね」
72:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/15(水) 23:17:00.08 :eY9GbSOe0.net
再開しとる!
再開しとる!
73:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/15(水) 23:22:08.26 :kYDLA4jl0.net
紳士「ワカメの量次第だが、上にいけばなんとかなるかもしれない」
少女「上ってどっちっスか、上っスか、下っスか」
紳士「上だ」
少女「ふーん」
テテテテ
紳士「おい、一人でどこへ行く気だ、明かりも無しに!」
少女「こっちこっち」
紳士「おい!」
少女「こっちっスー」
紳士「ちょっと、待ってくれ!」
少女「ストップっス!!」
紳士「……!!」
少女「そこの床、踏み間違えると爆発するっス、気をつけて」
紳士「爆発!?」
少女「真っ赤なウソっス」
紳士「ワカメの量次第だが、上にいけばなんとかなるかもしれない」
少女「上ってどっちっスか、上っスか、下っスか」
紳士「上だ」
少女「ふーん」
テテテテ
紳士「おい、一人でどこへ行く気だ、明かりも無しに!」
少女「こっちこっち」
紳士「おい!」
少女「こっちっスー」
紳士「ちょっと、待ってくれ!」
少女「ストップっス!!」
紳士「……!!」
少女「そこの床、踏み間違えると爆発するっス、気をつけて」
紳士「爆発!?」
少女「真っ赤なウソっス」
74:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/15(水) 23:25:59.47 :Rut752FL0.net
まってる
まってる
75:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/15(水) 23:30:13.02 :kYDLA4jl0.net
少女「エレベーターは動かないっスねー」
紳士「ああ……そこならさっき私も確認したが……」
少女「ここ、非常階段が外なんスよ、こういう時困るっスね」
紳士「……そうなのか」
少女「仕方ないっスねー、じゃあこっちっス」
紳士「ずいぶんと詳しいな」
少女「え、だってここ私の家っスからね」
少女「まあ、ほとんどの部屋は人に貸してるっスよ」
紳士「偶然逃げ込んだここが……まあ、助かってることに違いはないが」
少女「カギカギ……」
紳士「ここは?」
少女「機械室っス、非常用ハイパー発電装置があるっス」
紳士「ハイパーって何だい」
少女「スーパーの一段上っス」
紳士「なんか違うぞ」
少女「エレベーターは動かないっスねー」
紳士「ああ……そこならさっき私も確認したが……」
少女「ここ、非常階段が外なんスよ、こういう時困るっスね」
紳士「……そうなのか」
少女「仕方ないっスねー、じゃあこっちっス」
紳士「ずいぶんと詳しいな」
少女「え、だってここ私の家っスからね」
少女「まあ、ほとんどの部屋は人に貸してるっスよ」
紳士「偶然逃げ込んだここが……まあ、助かってることに違いはないが」
少女「カギカギ……」
紳士「ここは?」
少女「機械室っス、非常用ハイパー発電装置があるっス」
紳士「ハイパーって何だい」
少女「スーパーの一段上っス」
紳士「なんか違うぞ」
76:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/15(水) 23:38:04.56 :YCsuOskr0.net
はい
はい
77:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/15(水) 23:38:52.16 :kYDLA4jl0.net
ゴソゴソ
少女「……あれっ」
ゴソゴソ
紳士「どうした」
少女「失くしたっス、鍵」
ゴソゴソ
少女「やっぱあったっス」
紳士「やっと慣れてきた」
ガチャコン
少女「ちょっと懐中電灯借りるっスよ」
紳士「ああ、わかった」
少女「水道水道……」
キュッ キュッ
ネチョッ
少女「……わかめが出てきたっス……」
ゴソゴソ
少女「……あれっ」
ゴソゴソ
紳士「どうした」
少女「失くしたっス、鍵」
ゴソゴソ
少女「やっぱあったっス」
紳士「やっと慣れてきた」
ガチャコン
少女「ちょっと懐中電灯借りるっスよ」
紳士「ああ、わかった」
少女「水道水道……」
キュッ キュッ
ネチョッ
少女「……わかめが出てきたっス……」
78:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/15(水) 23:42:05.69 :YwKLhpDT0.net
見てるぞ
見てるぞ
79:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/15(水) 23:43:53.09 :kYDLA4jl0.net
少女「あー、非常用の貯蔵水ならまだきっとあるっス」
紳士「まずは水の確保か、意外としっかりしてるな」
少女「えへへ」
紳士「でもその水、どうする気だ? 万が一ワカメに触れでもしたら」
少女「へーきへーきだいじょーぶだいじょーぶ」
紳士「あまり大丈夫ではない気がする」
少女「だって、エレベーター動かさなきゃっスよ!」
紳士「それはそうだが」
少女「発電機動かさなきゃっスよ!」
紳士「それは冷却水か何かに使うのか」
少女「ノー」
紳士「どうもこういうのには疎くてなあ……」
少女「ならば教えてあげるっス! この水で、発電機を起動させるっス!」
紳士「すこぶる意味がわからない」
少女「あー、非常用の貯蔵水ならまだきっとあるっス」
紳士「まずは水の確保か、意外としっかりしてるな」
少女「えへへ」
紳士「でもその水、どうする気だ? 万が一ワカメに触れでもしたら」
少女「へーきへーきだいじょーぶだいじょーぶ」
紳士「あまり大丈夫ではない気がする」
少女「だって、エレベーター動かさなきゃっスよ!」
紳士「それはそうだが」
少女「発電機動かさなきゃっスよ!」
紳士「それは冷却水か何かに使うのか」
少女「ノー」
紳士「どうもこういうのには疎くてなあ……」
少女「ならば教えてあげるっス! この水で、発電機を起動させるっス!」
紳士「すこぶる意味がわからない」
80:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/15(水) 23:44:31.81 :bTCpgnmN0.net
水素
水素
81:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/15(水) 23:47:27.38 :kYDLA4jl0.net
少女「ここは実演してあげるしかないっスね!」
少女「ここのフタを開けて!」
ガパッ!
少女「水をドバー!」
ドバー
少女「急いで閉める!!」
ガチャン!
少女「ロックは厳重に!」
ガチャン! ガコン! ガチャン! ガコッ! ガコッ!
少女「そしてしばし待つっス」
紳士「本当にこれだけでいいのか」
ゴォ……
紳士「おお……なんか回ってる……」
少女「これぞ特製ふえるわかめエンジン」
紳士「ちょっと待て」
少女「ここは実演してあげるしかないっスね!」
少女「ここのフタを開けて!」
ガパッ!
少女「水をドバー!」
ドバー
少女「急いで閉める!!」
ガチャン!
少女「ロックは厳重に!」
ガチャン! ガコン! ガチャン! ガコッ! ガコッ!
少女「そしてしばし待つっス」
紳士「本当にこれだけでいいのか」
ゴォ……
紳士「おお……なんか回ってる……」
少女「これぞ特製ふえるわかめエンジン」
紳士「ちょっと待て」
82:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/15(水) 23:49:47.86 :bTCpgnmN0.net
蓋を二段式にすれば急いで締める必要ないのに
蓋を二段式にすれば急いで締める必要ないのに
83:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/15(水) 23:54:13.84 :kYDLA4jl0.net
少女「こうする事で飢えたわかめが走り続ける!」
少女「僅かな水で半永久的に動く未来のエネルギーっス!」
紳士「でもこれ、止まってただろう」
少女「あー、ふえるわかめが虫でも食っちゃったんスかねー」
少女「お腹いっぱいになれば止まっちゃうっスからね」
紳士「でもこれ、どこから虫が入るんだ」
少女「ハンドメイドっスからね、ちょっと隙間あるかもっス」
紳士「大丈夫なのかこれ」
少女「今にして思うとあんまり」
紳士「もしかして今、中はワカメがみっしりと」
少女「……あー」
紳士「……急いで上に出よう」
少女「イエッサー」
少女「こうする事で飢えたわかめが走り続ける!」
少女「僅かな水で半永久的に動く未来のエネルギーっス!」
紳士「でもこれ、止まってただろう」
少女「あー、ふえるわかめが虫でも食っちゃったんスかねー」
少女「お腹いっぱいになれば止まっちゃうっスからね」
紳士「でもこれ、どこから虫が入るんだ」
少女「ハンドメイドっスからね、ちょっと隙間あるかもっス」
紳士「大丈夫なのかこれ」
少女「今にして思うとあんまり」
紳士「もしかして今、中はワカメがみっしりと」
少女「……あー」
紳士「……急いで上に出よう」
少女「イエッサー」
84:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/16(木) 00:02:13.14 :z3Pp0ryn0.net
わかめ
わかめ
85:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/16(木) 00:02:13.81 :fpeyRCMY0.net
面白い
面白い
86:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/16(木) 00:08:50.55 :6+3g8exc0.net
ガコンッ
紳士「上に着くまで止まってくれるなよ……」
少女「意外と頑丈に作ってるっスから、すぐ壊れるとかそういう事はな――」
ガコッ
少女「――きにしもあらずっていうかなんというかそんな感じっス」
紳士「俺はワカメに埋もれて死ぬのか……」
少女「大丈夫っスよ」
少女「どうせ外ではもっと大量のハゲがわかめに食われてるっス」
少女「……あ、ハゲ以外もっス」
紳士「慰める気、無いだろう」
少女「まあまあ、何気に手動ハンドルというステキなモノもあるっスよ」
ガチャッ
紳士「何故発電機の前にこれを言わなかった」
少女「え、楽したいじゃないっスか、フツー」
紳士「くそおう!」
ガコンッ
紳士「上に着くまで止まってくれるなよ……」
少女「意外と頑丈に作ってるっスから、すぐ壊れるとかそういう事はな――」
ガコッ
少女「――きにしもあらずっていうかなんというかそんな感じっス」
紳士「俺はワカメに埋もれて死ぬのか……」
少女「大丈夫っスよ」
少女「どうせ外ではもっと大量のハゲがわかめに食われてるっス」
少女「……あ、ハゲ以外もっス」
紳士「慰める気、無いだろう」
少女「まあまあ、何気に手動ハンドルというステキなモノもあるっスよ」
ガチャッ
紳士「何故発電機の前にこれを言わなかった」
少女「え、楽したいじゃないっスか、フツー」
紳士「くそおう!」
87:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/16(木) 00:12:53.10 :6+3g8exc0.net
キーコキーコキーコキーコ
少女「すごいっス! 5cmも進んでるっスよ!」
紳士「一体いくら回せば上へ着くんだ……」
少女「大体30億らしいっス」
紳士「誰だこんなモノ取り付けたのは」
少女「はい」
紳士「聞くまでも無かった」
ドサッ
少女「どうしたんスか?」
紳士「疲れたよ、なんだか……とても眠いんだ」
少女「なっ……!」
少女「どういうつもりっスか!」
少女「配役的には私がネロでおじさんがパトラッシュっスよ! 逆っス!!」
キーコキーコキーコキーコ
少女「すごいっス! 5cmも進んでるっスよ!」
紳士「一体いくら回せば上へ着くんだ……」
少女「大体30億らしいっス」
紳士「誰だこんなモノ取り付けたのは」
少女「はい」
紳士「聞くまでも無かった」
ドサッ
少女「どうしたんスか?」
紳士「疲れたよ、なんだか……とても眠いんだ」
少女「なっ……!」
少女「どういうつもりっスか!」
少女「配役的には私がネロでおじさんがパトラッシュっスよ! 逆っス!!」
88:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/16(木) 00:29:49.48 :37Y7wUxU0.net
ワカメー!!!
ワカメー!!!
89:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/16(木) 00:30:25.45 :WpR5k+rUi.net
カツオー!
カツオー!
90:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/16(木) 00:30:40.95 :6+3g8exc0.net
ガタンッ!!
紳士「!?」
少女「パトラッシュ……疲れたろう? ボクも疲れたんだ……」
紳士「ちょっと待てそんな事してる場合じゃ……」
少女「犬が喋るとかアタマおかしいんじゃないっスか」
紳士「そんな事よりこれ、わかめが来たんじゃないのか!」
少女「あー……」
少女「確かにネロがわかめに食われてエンドとかイヤっスからね」
少女「最終手段っスが、これを使えば上へいけるのでは」
ガパッ
少女「よく映画とかアニメで見るエレベーターのうえー」
紳士「これ……ワイヤーを使って登るのか……」
少女「甘いっスよ、ここからが見せ場っス!」
少女「見るがいい! 秘蔵の秘密道具!」
ガタンッ!!
紳士「!?」
少女「パトラッシュ……疲れたろう? ボクも疲れたんだ……」
紳士「ちょっと待てそんな事してる場合じゃ……」
少女「犬が喋るとかアタマおかしいんじゃないっスか」
紳士「そんな事よりこれ、わかめが来たんじゃないのか!」
少女「あー……」
少女「確かにネロがわかめに食われてエンドとかイヤっスからね」
少女「最終手段っスが、これを使えば上へいけるのでは」
ガパッ
少女「よく映画とかアニメで見るエレベーターのうえー」
紳士「これ……ワイヤーを使って登るのか……」
少女「甘いっスよ、ここからが見せ場っス!」
少女「見るがいい! 秘蔵の秘密道具!」
91:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/16(木) 00:33:34.62 :d7PThV5A0.net
何がなんだかわかんない
分かりづらい
何がなんだかわかんない
分かりづらい
92:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/16(木) 00:33:48.72 :6+3g8exc0.net
少女「おんぶひもー」
紳士「……」
少女「どうぞ、おぶってくださいっス」
紳士「……」
ペシッ
少女「ああっ」
紳士「仕方ないな……だが登れるかどうかはわからないぞ、最悪落ちるかもしれん」
少女「よいしょっと」
紳士「早いな……」
少女「ふふっ」
紳士「……どうした?」
少女「当ててんのよ」
紳士「君、無いだろ」
少女「おんぶひもー」
紳士「……」
少女「どうぞ、おぶってくださいっス」
紳士「……」
ペシッ
少女「ああっ」
紳士「仕方ないな……だが登れるかどうかはわからないぞ、最悪落ちるかもしれん」
少女「よいしょっと」
紳士「早いな……」
少女「ふふっ」
紳士「……どうした?」
少女「当ててんのよ」
紳士「君、無いだろ」
93:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/16(木) 00:38:59.72 :6+3g8exc0.net
(中略)
紳士「案外、いけるものだな……」
少女「中略された」
紳士「エレベーターでいけるのはここが限界か」
少女「まあとりあえず、部屋でシャワーでもどうっスか」
紳士「ワカメしか出ないだろう」
少女「ワカメシャワー」
紳士「断る」
少女「いえいえどうぞおかまいなく」
紳士「それは君が言う台詞じゃあない」
(中略)
紳士「案外、いけるものだな……」
少女「中略された」
紳士「エレベーターでいけるのはここが限界か」
少女「まあとりあえず、部屋でシャワーでもどうっスか」
紳士「ワカメしか出ないだろう」
少女「ワカメシャワー」
紳士「断る」
少女「いえいえどうぞおかまいなく」
紳士「それは君が言う台詞じゃあない」
94:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/16(木) 00:47:09.35 :iN+fuHPj0.net
しえ
しえ
95:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/16(木) 00:48:53.51 :OGxb7UVJ0.net
紳士「……なんだこの台所」
少女「新生物はいつも台所から生まれるっス」
紳士「これがその……土鍋か」
少女「ワカメ的なモノを作る気は無かったんスけどねー」
少女「カッコ悪いけど、当初の目的は半分くらい達成したしいいかなーと」
紳士「一体何を作ろうとしていたんだ」
少女「ふふふ……」
少女「それを語る前に、まずはこれを見てもらわねばならないっス!!」
ガーンバスター ガンバスター
紳士「……なんだこの台所」
少女「新生物はいつも台所から生まれるっス」
紳士「これがその……土鍋か」
少女「ワカメ的なモノを作る気は無かったんスけどねー」
少女「カッコ悪いけど、当初の目的は半分くらい達成したしいいかなーと」
紳士「一体何を作ろうとしていたんだ」
少女「ふふふ……」
少女「それを語る前に、まずはこれを見てもらわねばならないっス!!」
ガーンバスター ガンバスター
96:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/16(木) 00:51:31.79 :Dn74GMKq0.net
わかめを食う何かを開発すればいいんでね
わかめを食う何かを開発すればいいんでね
97:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/16(木) 00:55:36.32 :OGxb7UVJ0.net
少女「電源が死んでることを忘れていたっス」
紳士「まあ、パッケージで多少想像はつくが……」
紳士「つまり巨大ロボットを作りたかったのか」
少女「全然違うっス!」
少女「大事なのはそこじゃないっス! ここ! ここっス!」
紳士「心臓……いや、心か?」
少女「縮退炉でしょ! ブラックホール炉でしょ! もー!」
紳士「何の話だ」
少女「これだからおじさんは乙女心というものがわかっていないっス」
紳士「……そうだ、ここでアレを作ったなら、その逆もできるんじゃないのか?」
少女「え、でもノリで作ったから凄く曖昧っスよ」
紳士「それでも、やってみるしかないだろう!」
紳士「君が何者かはもうどうでもいい、とにかくできることをやろう!」
少女「アタマ緩くなったっスね」
紳士「柔らかくなったと言ってくれ」
少女「電源が死んでることを忘れていたっス」
紳士「まあ、パッケージで多少想像はつくが……」
紳士「つまり巨大ロボットを作りたかったのか」
少女「全然違うっス!」
少女「大事なのはそこじゃないっス! ここ! ここっス!」
紳士「心臓……いや、心か?」
少女「縮退炉でしょ! ブラックホール炉でしょ! もー!」
紳士「何の話だ」
少女「これだからおじさんは乙女心というものがわかっていないっス」
紳士「……そうだ、ここでアレを作ったなら、その逆もできるんじゃないのか?」
少女「え、でもノリで作ったから凄く曖昧っスよ」
紳士「それでも、やってみるしかないだろう!」
紳士「君が何者かはもうどうでもいい、とにかくできることをやろう!」
少女「アタマ緩くなったっスね」
紳士「柔らかくなったと言ってくれ」
98:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/16(木) 01:00:28.82 :OGxb7UVJ0.net
少女「超合金ガンバスターのカカトに……しめじ、なめたけ、あとしめじ」
紳士「しめじ多いな」
少女「まだまだこれから……」
少女「あー、あと何入れればいいんスかね……」
紳士「しかし、そんなものでなんとかなるのか」
少女「まあ、たぶんムリ」
少女「でもおじさんが、できることをやれって言ったから……」
紳士「すまないな、俺はほとんど力になれないが」
少女「そんな事ないっスよ、おじさんと会わなかったら……」
少女「わかめ抱えたまま処分先に困った挙句海に放り込んでもっと事態悪化させてたっスから」
紳士「それは今よりも救い無さそうだな」
少女「超合金ガンバスターのカカトに……しめじ、なめたけ、あとしめじ」
紳士「しめじ多いな」
少女「まだまだこれから……」
少女「あー、あと何入れればいいんスかね……」
紳士「しかし、そんなものでなんとかなるのか」
少女「まあ、たぶんムリ」
少女「でもおじさんが、できることをやれって言ったから……」
紳士「すまないな、俺はほとんど力になれないが」
少女「そんな事ないっスよ、おじさんと会わなかったら……」
少女「わかめ抱えたまま処分先に困った挙句海に放り込んでもっと事態悪化させてたっスから」
紳士「それは今よりも救い無さそうだな」
99:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/16(木) 01:06:07.90 :OGxb7UVJ0.net
少女「できた……できたっス!」
紳士「凄いじゃないか!」
少女「えへへ」
紳士「この黒い球体が、そうなのか」
少女「そうっスよ! びっくりするくらいカンペキっス!」
紳士「よし、まだ取り返しはつくかもしれない! 急ごう!」
少女「よーし! 剥き身だけど動けー! 縮退炉!!」
紳士「……ちょっと待て今な ´ ´.
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...‐''゙ . ` ´ ´、 ゝ ''‐...
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ノi|lli; i . .;, 、 .,, ` ; 、 .; ´ ;,il||iγ
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少女「できた……できたっス!」
紳士「凄いじゃないか!」
少女「えへへ」
紳士「この黒い球体が、そうなのか」
少女「そうっスよ! びっくりするくらいカンペキっス!」
紳士「よし、まだ取り返しはつくかもしれない! 急ごう!」
少女「よーし! 剥き身だけど動けー! 縮退炉!!」
紳士「……ちょっと待て今な ´ ´.
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100:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/16(木) 01:07:46.94 :aXk9sM7O0.net
ですよねー
ですよねー
101:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/10/16(木) 01:08:19.02 :OGxb7UVJ0.net
┼ヽ -|r‐、. レ |
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---------------
制作・著作 わかめ
┼ヽ -|r‐、. レ |
d⌒) ./| _ノ __ノ
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制作・著作 わかめ
102:狐好き ◆FoxCute/.YQ1 :2014/10/16(木) 01:13:00.55 :xwE92DbB0.net
これが本当のわけわかめ
これが本当のわけわかめ
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