1: ◆C2VTzcV58A:2015/04/28(火) 17:31:51.65 :05O5Nt8v0
P「今日はいいところに連れて行ってあげよう」
梨沙「いいところ?」
P「そう、とても楽しいところ。夢のような場所だ」
梨沙「ふーん。なんか面白そうね。で、どこ行くの?」
P「お城だ。ぐふふ」
梨沙「お城?」
P「今日はいいところに連れて行ってあげよう」
梨沙「いいところ?」
P「そう、とても楽しいところ。夢のような場所だ」
梨沙「ふーん。なんか面白そうね。で、どこ行くの?」
P「お城だ。ぐふふ」
梨沙「お城?」
2: ◆C2VTzcV58A:2015/04/28(火) 17:37:59.74 :05O5Nt8v0
梨沙「で、着いたけど……」
P「おおー、さすがにいい眺めだなあ。小田原城の再現度って実際どれくらいなんだろうなあ。実物見たかったなあ」
梨沙「……そういえば、Pって城オタクだったわね」
P「ああ。でっかい天守閣とかは何度見てもいいもんだ。ぐへへ」
梨沙「キモい顔しないでよ。アタシも一緒にいるんだから。ところで、小田原城って北条家のお城だったっけ」
P「お、よく知ってるな」
梨沙「この前の戦国公演で結構詳しくなったのよ?」
P「そうか。じゃあ今日は北条家についてもっとたくさんのことを教えてやろう」
梨沙「えー? それよりこの辺で食べられるおいしいものとか教えなさいよ。アタシそっちのほうが興味あるし」
P「残念」
梨沙「で、着いたけど……」
P「おおー、さすがにいい眺めだなあ。小田原城の再現度って実際どれくらいなんだろうなあ。実物見たかったなあ」
梨沙「……そういえば、Pって城オタクだったわね」
P「ああ。でっかい天守閣とかは何度見てもいいもんだ。ぐへへ」
梨沙「キモい顔しないでよ。アタシも一緒にいるんだから。ところで、小田原城って北条家のお城だったっけ」
P「お、よく知ってるな」
梨沙「この前の戦国公演で結構詳しくなったのよ?」
P「そうか。じゃあ今日は北条家についてもっとたくさんのことを教えてやろう」
梨沙「えー? それよりこの辺で食べられるおいしいものとか教えなさいよ。アタシそっちのほうが興味あるし」
P「残念」
3: ◆C2VTzcV58A:2015/04/28(火) 17:39:31.96 :05O5Nt8v0
別の日
梨沙「ちゅ……んふ……ちゅぱ」
梨沙「はあっ……んちゅ、んん」
P「どうだ? 初めての感想は」
梨沙「不思議な味ね……」
梨沙「ねえ、もっとちょうだい?」
別の日
梨沙「ちゅ……んふ……ちゅぱ」
梨沙「はあっ……んちゅ、んん」
P「どうだ? 初めての感想は」
梨沙「不思議な味ね……」
梨沙「ねえ、もっとちょうだい?」
4: ◆C2VTzcV58A:2015/04/28(火) 17:40:38.02 :05O5Nt8v0
P「駄目だ。これはもともと杏を釣るための飴だからな。これ以上梨沙にあげるとあいつのぶんがなくなる」
梨沙「けちー、もっと買い置きしときなさいよー」プクー
P「はいはい。明日いっぱい買っておくよ」
梨沙「初めて食べたけど、この飴気に入ったわ♪」
P「駄目だ。これはもともと杏を釣るための飴だからな。これ以上梨沙にあげるとあいつのぶんがなくなる」
梨沙「けちー、もっと買い置きしときなさいよー」プクー
P「はいはい。明日いっぱい買っておくよ」
梨沙「初めて食べたけど、この飴気に入ったわ♪」
5: ◆C2VTzcV58A:2015/04/28(火) 17:42:27.92 :05O5Nt8v0
P「よし、挿れるぞ」
梨沙「はあっ!? ちょっと待ちなさい、こんな太いの入るわけ」
P「心配するな、俺を信じろ」
梨沙「嫌よ! あ、そんな無理やり挿れようとしたって……ああっ」
P「ふんっ」
梨沙「あっ……嘘、はいっちゃった?」
P「ああ、はいったぞ」
梨沙「そんな……」
P「よし、挿れるぞ」
梨沙「はあっ!? ちょっと待ちなさい、こんな太いの入るわけ」
P「心配するな、俺を信じろ」
梨沙「嫌よ! あ、そんな無理やり挿れようとしたって……ああっ」
P「ふんっ」
梨沙「あっ……嘘、はいっちゃった?」
P「ああ、はいったぞ」
梨沙「そんな……」
6: ◆C2VTzcV58A:2015/04/28(火) 17:44:37.51 :05O5Nt8v0
梨沙「この部屋の謎解き、まさかこの太い棒を小さい穴に挿し込むのが正解だったなんて」
P「目の錯覚でサイズが合ってないように見えるけど、実はちょうど入る大きさなんだってさ。紗南から聞いた」
梨沙「へえ……さすがゲーマー。ゲームのことならなんでも知ってるのね」ピコピコ
梨沙「あと一回失敗したら最初の部屋からやり直しだったから、助かったわ」
梨沙「この部屋の謎解き、まさかこの太い棒を小さい穴に挿し込むのが正解だったなんて」
P「目の錯覚でサイズが合ってないように見えるけど、実はちょうど入る大きさなんだってさ。紗南から聞いた」
梨沙「へえ……さすがゲーマー。ゲームのことならなんでも知ってるのね」ピコピコ
梨沙「あと一回失敗したら最初の部屋からやり直しだったから、助かったわ」
7: ◆C2VTzcV58A:2015/04/28(火) 17:47:14.13 :05O5Nt8v0
じゅぷ、じゅぷっ、じゅぽっ!
梨沙「はあっ……ふう……熱いわね、これっ」
ずぞぞぞ、じゅるっ……!
梨沙「でもおいしい……癖になっちゃいそうだわ。アンタの」
P「お気に召したか。なら、おかわりはどうだ?」
梨沙「もういいわ。あんまり頼むと、アンタも疲れちゃうでしょ」
P「そんなことはない。体力はあるほうだ」
梨沙「そうなの? ……はむっ」
P「しかし、気持ちいいもんだな」
じゅぷ、じゅぷっ、じゅぽっ!
梨沙「はあっ……ふう……熱いわね、これっ」
ずぞぞぞ、じゅるっ……!
梨沙「でもおいしい……癖になっちゃいそうだわ。アンタの」
P「お気に召したか。なら、おかわりはどうだ?」
梨沙「もういいわ。あんまり頼むと、アンタも疲れちゃうでしょ」
P「そんなことはない。体力はあるほうだ」
梨沙「そうなの? ……はむっ」
P「しかし、気持ちいいもんだな」
8: ◆C2VTzcV58A:2015/04/28(火) 17:48:30.10 :05O5Nt8v0
P「自分の作った料理をおいしいと言ってもらえるのは」
梨沙「アンタにソバ作りの才能があるなんて知らなかったわ」ズゾゾゾ
P「こう見えても手先が器用なんだ。それにしてもお前、天ぷらを汁に浸しすぎじゃないか?」
梨沙「アタシはこれくらい染みこませるのが好きなの」ジュップジュップ
P「ま、天ぷらそばの食べ方なんて人それぞれだよな」
梨沙「そーそー」チュルチュル
P「自分の作った料理をおいしいと言ってもらえるのは」
梨沙「アンタにソバ作りの才能があるなんて知らなかったわ」ズゾゾゾ
P「こう見えても手先が器用なんだ。それにしてもお前、天ぷらを汁に浸しすぎじゃないか?」
梨沙「アタシはこれくらい染みこませるのが好きなの」ジュップジュップ
P「ま、天ぷらそばの食べ方なんて人それぞれだよな」
梨沙「そーそー」チュルチュル
9: ◆C2VTzcV58A:2015/04/28(火) 17:49:45.47 :05O5Nt8v0
ちひろ「日常の中に転がっているエロス、ですか」
P「はい? なんですか、いきなり」
ちひろ「いえ、なんでもないです。ところで最近、梨沙ちゃん色気がついてきましたよね」
P「そうですねえ。セクシーセクシーって本人が言ってるうちに、本当にそうなってきた気がします」
梨沙「ただいまー」ガチャ
P「おう、レッスンお疲れ様」
梨沙「2人で何話してたの?」
ちひろ「梨沙ちゃんに色気がついてきたってお話よ」
ちひろ「日常の中に転がっているエロス、ですか」
P「はい? なんですか、いきなり」
ちひろ「いえ、なんでもないです。ところで最近、梨沙ちゃん色気がついてきましたよね」
P「そうですねえ。セクシーセクシーって本人が言ってるうちに、本当にそうなってきた気がします」
梨沙「ただいまー」ガチャ
P「おう、レッスンお疲れ様」
梨沙「2人で何話してたの?」
ちひろ「梨沙ちゃんに色気がついてきたってお話よ」
10: ◆C2VTzcV58A:2015/04/28(火) 17:50:52.31 :05O5Nt8v0
梨沙「ふふーん。そうでしょうそうでしょう。アタシってば日に日に美人になっていくから」
P「何か自分でわかる原因とかあるのか? こういうのって外見だけじゃなくて心構えでも結構違ってくるって言うし」
梨沙「心構え?」
ちひろ「恋をすると女の子は変わるって言いますよね」
P「アイドルに恋愛はご法度なんですが……あ、でも梨沙はお父さんに恋してるようなものか」
梨沙「パパが好きなのは昔からだから関係ないと思うわ。関係あるとしたら……」
梨沙「………」ジー
P「どうしたんだ? 急に黙りこんでこっち見て」
梨沙「な、なんでもないわよ……」
梨沙「アタシの勘違いかもしれないし」ボソッ
P「何が勘違いなんだ?」
梨沙「小声で言ったんだから聞き取るんじゃないわよ、ばか!」
P「なぜ怒る!?」
ちひろ「女心は難しいですね~」
おわり
梨沙「ふふーん。そうでしょうそうでしょう。アタシってば日に日に美人になっていくから」
P「何か自分でわかる原因とかあるのか? こういうのって外見だけじゃなくて心構えでも結構違ってくるって言うし」
梨沙「心構え?」
ちひろ「恋をすると女の子は変わるって言いますよね」
P「アイドルに恋愛はご法度なんですが……あ、でも梨沙はお父さんに恋してるようなものか」
梨沙「パパが好きなのは昔からだから関係ないと思うわ。関係あるとしたら……」
梨沙「………」ジー
P「どうしたんだ? 急に黙りこんでこっち見て」
梨沙「な、なんでもないわよ……」
梨沙「アタシの勘違いかもしれないし」ボソッ
P「何が勘違いなんだ?」
梨沙「小声で言ったんだから聞き取るんじゃないわよ、ばか!」
P「なぜ怒る!?」
ちひろ「女心は難しいですね~」
おわり
11: ◆C2VTzcV58A:2015/04/28(火) 17:52:32.43 :05O5Nt8v0
蒸し暑い中酔っぱらった状態でSSなんて書くもんじゃないですね
お付き合いいただきありがとうございました
次はもっとまじめな文章書きます
蒸し暑い中酔っぱらった状態でSSなんて書くもんじゃないですね
お付き合いいただきありがとうございました
次はもっとまじめな文章書きます