メカ榛名は榛名と違って大丈夫に違いない

メカ榛名「コンゴウモデルマークハルナです、提督、お姉様、よろしくお願いします」

提督「頼りにしてるぞ榛名」

金剛「私の妹がバイザー顔で(ザルヴァートル)モデル体型な筈ないデース！ちょっと建造妖精に問い合わせ…」

提督「金剛」

金剛「ワッツ？」

提督「姿が少し違うだけだろう？そんなことを言ったらお前も今は戦艦ではなく女の子の姿だろ？」

金剛「いやあれ、艦娘ですらないデスからネー！？」

メカ榛名「こんな姿になってもメカ榛名は大丈夫です！」

提督「ほらな？本人も大丈夫って言ってるし…」

金剛「お前の頭の方が大丈夫じゃないデース」

提督「まあともあれ仲良くしてやれよ」

金剛「仲良くはしてもいいけど姉妹とは認識したくないネーそこんとこわきまえなよ…」

メカ榛名「お姉様がそうおっしゃるなら…榛名はそうします…では…改めてよろしくお願いしますお義姉様」

金剛「あなたに義姉と呼ばれる筋合いはないデース！」

提督「ハッハッハ仲睦まじいな！」

スレタイでワロタ

あなたを犯人です

～翌朝

金剛「なんかひどい夢を見た気がしマース…」

メカ榛名「おはようございます金剛姉様」

金剛「どうやらまだ夢を見てるようデース」

メカ榛名「朝食は私が用意しておきました、どうぞ」

提督「料理うまいな」

金剛「…悪くはないデース」

メカ榛名「ありがとうございます、お茶の方も用意しましたよ、お姉様」

金剛「(いくら見た目がファフナーだからってちょっといい過ぎたネー…謝りま…)」

メカ榛名「緑茶です」

金剛「ファアアアアアック！」

金剛「やっぱりこいつ榛名じゃないデース！榛名の一人称は「榛名」デース！自分の事を「私」などといわないデース！それと私が飲むのは紅茶デース！いい加減にするデース！」

提督「どうした金剛！？更年期障害か！？」

金剛「胃と頭が痛いデース…誰か突っ込み変わって欲しいデース…」

メカ榛名「では榛名が」

金剛「黙れ」

霧島を呼べ！

金剛「出撃デース！」

天龍「久しぶりの実戦だあああ！」

叢雲「きっとまだ私の命がここにある理由だから…」
雪風「しれえ！」

メカ榛名「出撃ですね！」

加賀「なんですかこれ」

金剛「よかったまだこの鎮守府にも常識が残ってたデース」

加賀「編成がよくわからないのだけど…」

金剛「違うそうじゃない」

>>9
艦隊の頭脳、メカ霧島ですね分かります

ハ、ハルスリーさん…！

ヲ級「あなたはそこにいますか」

天龍「見りゃわかんだろ！！」刀でｽﾞﾊﾞｰ
叢雲「これが私の祝福！」槍でｽﾞﾊﾞｰ


雪風(大破)「しれぇ！しれぇ！」
加賀(中破)「」

金剛「(まああの二人の接近戦はいつも通りネー…雪風と加賀がダメだから撤退だとして…アレの実力は…)」

メカ榛名「はい！榛名は大丈夫です！勝手は榛名が許しません！」

金剛(小破)「(ついに動くデース！)」

メカ比叡は料理上手

>>14
戦艦は例外なくお偉いさんとか呼んで食事会とかするぐらい料理が上手とか……

メカ榛名「気合い！いれて！いきます！」ルガーランス二刀流

※ルガーランス
http://dic.nicomoba.jp/k/id/5318059

金剛「それ比叡のセリフデース！？ってなんだその近接武器！？主砲使えよ！」

ル級「グワーッ！サヨナラ！」

メカ榛名「やりました。」

金剛「やっぱりお前うちの妹じゃないデース」

天龍「なんだもう終わりかあ？」

金剛「…もう色々疲れたデース」

メカ榛名「榛名は大丈夫です！」

金剛「天龍、こいつ沈めるデース」

～数日後


メカ榛名改二「はい！榛名はここにいます！」

金剛「なんでもう改二なんですかネー…私ですらまだ改だというのに」

提督「深海棲艦を同化して練度に変換してるからだろ」

金剛「やっぱりそれ艦娘じゃないデース」

提督「ゆくゆくは量産化して深海棲艦を一網打尽に…」

メカ榛名「……」

提督「ん？」

何そのサイレンの朧みたいな能力

メカ榛名「提督」

提督「なんだ？」

メカ榛名「榛名は私によって、この場所を理解し終えました」

提督「どういう…」

メカ榛名「はい榛名は大丈夫です」

金剛「…！？提督逃げ…！」


ｸﾞｼｬｯ


メカ榛名の抱擁により提督は圧死した

金剛「…て…提督…！」

メカ榛名「榛名は私によって提督の全てを理解した、よって破壊してもその全ては榛名によって記録される」

金剛「何…何を言ってるデース？」

メカ榛名「提督は榛名になりました、次はあなたを榛名にします。抵抗されても榛名は大丈夫です」

金剛「……」

メカ榛名「では」

抱擁をしようとしたメカ榛名の両腕は、金剛の手刀により吹き飛んだ

金剛「…全部私が悪かったんですネー…私の育て方が間違ってたから…私があなたを肯定してあげなかったから…
あなたを否定し続けたから…あなたはあなたの存在が否定であると間違って理解してしまったんですネ…」

メカ榛名「榛名は…榛名は大丈夫です！」

メカ榛名は切断された断面から深海棲艦のような青白い腕を再生させ、金剛を再び゛抱擁゛しようとする…だが！

金剛「けどやっぱりあなたは榛名じゃないデース！」

金剛の決断的な正拳突きがメカ榛名の胸部を撃ち抜き、風穴のあいたメカ榛名はよろけながら後退るもまだ立っていた。

メカ榛名「は…はるなは…だ…い…じょ…」

金剛「…もうやめるデース」

メカ榛名「榛名は！…榛名は大丈夫です！」

よろけながらも金剛に向かってくるメカ榛名、だがその動きが止まった。

メカ榛名「はるな…は…だい…じょ…」

その言葉が最後まで紡がれる事はなくメカ榛名は機能を停止した…

～翌日


天龍「夜戦しようぜ～提督」

提督「はい、提督は大丈夫です」

金剛「なんだこれ」

陸奥「メカ榛名からサルベージした提督よ」

金剛「意味がわからないデース」

陸奥「まあ「大丈夫です」としか言わないお飾りだから代わりに貴女が提督になるのよ？提督見習いさん？」

金剛「…えっ私が提督になるんデス？それ私の提督LOVEというアイデンティティーの否定デスよ！？」

陸奥「艦娘LOVEになればいいでしょう？」

金剛「…それもそうデスネー」

～数ヶ月後

提督金剛「ようやく大佐になれたネー」

加賀「提督、そろそろ休憩しましょう」

提督金剛「そうネー…でもその前に建造だけ…4時間…私の姉妹艦みたいネー」
加賀「そうですね…比叡か榛名か霧島か…楽しみですね…」

提督金剛「とりあえず高速建造ネー」

メカ榛名「はい！榛名は大丈夫です！」

加賀「これって榛…」

提督金剛「こいつは榛名じゃないデース！」


ｶｰﾝｶｰﾝ完

終わり！閉廷！以上！議会解散！

携帯からだとHTML化依頼の為のURLがどこにあるかわかんねえな…

勢いが好き
無理なくニンスレネタを混ぜるバランスも好き

我々は私によって下の方にURLがあるという事を理解した

ファフナーと艦これ両方好きな身としてかなり楽しかった