はよかけ

オーク似

どんだけ醜女なんだよ

女騎士「精液はそんなにしぶとくないわよね？」
オーク「流石に死んでいる」
女騎士「ふむ……娘に似ているというのがシャクですが……」
オーク「私の娘は人間とのハーフだ。それに娘は沢山いる。ただ、オークの女は短命だ」
女騎士「……それで人間を襲うのですか？」

最後の台詞が意味分からん

早めに子孫残しとこうって事だろそんぐらい分かれ

オーク「存在を残すためだ」
女騎士「……」
オーク「良ければ、娘の心を癒してやってくれないか」
女騎士「人間としてオークに優れているだけでは？」
オーク「そういう所が似ている。言うことを聞かない所だ……」

女騎士「私は貴方の娘ではありません。……少しパンツを取らせてください」
オーク「オレが取ってもいいぞ」
女騎士「貴方は何をし出すか分からないわ」
オーク「オークの精子が汚いとは思わないのか？」
女騎士「精子処理は慣れてますので。夜の営みではないですよ？新入りは皆囚人のトイレ掃除を任されるんです」

オーク「すまないな」
女騎士「魔方陣展開……ブリザード！」
ガチゴチ
女騎士「パンツの処理は終わり」
オーク「娘を、頼んだ」

続いてた

女騎士「お母様はどちらに？」
オーク「脱走した」
女騎士「……娘様は、どちらにいるんですか？」
オーク「来てくれ」

娘オーク「知らない人が二人……」
オーク「娘は、離れた種族のハーフだからオレだけを相手にすると不安になるんだ」
女騎士「結構頭がキレますね」
オーク「オークと人間の歴史は長い。人間を利用してきたオークの方が人間よりも優れているという意見も聞く」
女騎士「……よしよし、『おままごと』って、知ってるかな？」

オーク「人間狩りって、知ってるか？」
女騎士「ヲイ」
娘オーク「パパ……ママ……。ママがどっか行った……」
女騎士「んし。ママが一緒に遊んであげよう」
オーク「……」

女騎士「オークと人間の関係に深い亀裂があっても、その亀裂の中に愛情は残っているんだな」
オーク「娘よ、こっちだ」
女騎士「ママと一緒にお外に出よう♪」
娘オーク「ママ～～～～」
きゅん……

女騎士「あんまりママって言われても……母性を擽られて……」
娘オーク「ママァ～～～～」
女騎士「まぁ心暖まるしいいけど……」
オーク「おままごとと言っても、道具がないが」
女騎士「私ときのこ狩りに出掛けよっか」

娘オーク「ママときのこ狩りいく～～」
女騎士「……あんまりママと言わない様に」
オーク「きのこ狩り？」
女騎士「幼児向けの騎士育成用カリキュラムですわ。特に問題解決能力に特化されています」
オーク「おぉ……良かったな！娘よ！未来は騎士だ！！ハハハハハハハハ」

>>8
×女騎士「人間としてオークに優れているだけでは？」
○女騎士「人間としてオークに恐れているだけでは？」

女騎士「では、ミッションに向かいましょうか」
娘オーク「ママときのこ狩り行く～～」
女騎士「止めなさい」

騎士団「私達の探しているきのこは、山頂に根付く特徴があります。今回は山というには小さいです」

娘オーク「きのこ狩る～～」
女騎士「やっぱりきのこ狩りは失敗だったかな……」
娘オーク「なんで～～？」
女騎士「いや……こっちの話……」
娘オーク「ん～～？」

女騎士「まず洞窟を越えましょう」

娘オーク「暗すぎ！！」
女騎士「こういう環境も必要なんだよ」
娘オーク「ヒツヨウ」

女騎士「必要っていう言葉を知らなかったかな？」
娘オーク「ここ、必要！」
女騎士「ふふ」

娘オーク「明るい！」

女騎士「山頂は……あそこだ！」
娘オーク「きのこ狩る～～」
ダダダダダダダダ
女騎士「速く走るなぁ」
ブォン

グリフォン「カチカチカチカチカチカチカチカチ」
女騎士「鳥類の王、グリフォン！？生息地は選ばないというけど、こんな所ところまで」
グリフォンの翼が女騎士を襲う
ジャリッ
娘オーク「ギャーー」

女騎士「！大丈夫……？私を庇って……」
娘オーク「ママ、大丈夫？」
女騎士「ママ、大丈夫だよ。アナタはこんなミッションをしなくても、既に騎士団に入れるだけの能力はオークとして受け持っていたんだ」
娘「そう、良かった――私、もう寿命だったんだ。女の子にしか分からない症状――ママ、ありがとう」
女騎士「よし、包帯は巻き終わった。人口呼吸はこうやってやるんだ！よく見てて」

グリフォンの翼が女騎士を襲う
ジャジジャリッ
オーク「娘の死はお前のせいではない、女騎士！！」
女騎士「フー……！フー……！」
バキッ

つまんね

グリフォン「アアアアアアアア」
グリフォンのウイングカッターを弾き返すオーク
女騎士「フー……ッ！フー……ッ！」
オーク「女騎士よ……！お前までも、娘のために狂わないでくれ……！！頼む……！！」

女騎士「娘のために死ねなくて何がママだ！！！！死んだ娘に命を与えてあげられないママなんてどこがママなんだよ！！！！」
オーク「女騎士よ……生きろ。お前は美しい。お前は、オークの事にも理解を抱いてくれる女だ」
グリフォンの首根っこに飛び込む女騎士
スパ
グリフォン「……ウオオオオオオオオオオオオオオオオ！！！！！！！！」

――――
女騎士「オーク様、元気でいてくださいね」
オーク「……様付けは要らん。これからまた人間には恐怖の眼で虐げられる生活に戻るのだ」
女騎士「それは、貴方が人間を怖い様に襲うからではありませんか？」
オーク「そうは言うがな」

女騎士「……では、また、どこかの地で」
オーク「ああ。また会う事もあるだろう」

――騎士逹の城――

一先ず終了です。ありがとうございました

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