サターニャ「先生！いや天使！聞きなさい！このハゲ！授業中眩しいでしょうが！」

先生「……ほう。で？」

サターニャ「何！？どうして効かないの！？こんなはずじゃ！ハゲハゲハゲー！！」

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ヴィーネ「サターニャまた机にうつ伏せて泣いてるけどどうしたの？」

ガブリール「さー？あいつバカだからまた変なことしたんじゃね？」

ラフィエル「今度は何をしたんでしょうか？おもちゃは……いえサターニャさんは」

ガブリール「おいこの距離じゃ本人に聞こえてるぞラフィｗｗｗ」

ヴィーネ「やめなよｗｗかわいそうじゃないｗｗｗ」

サターニャ「……」

男DQNA「おいデビル胡桃沢来たぞ！」

男DQNB「お前デビルズアクションで消されるぞ？ｗ」

男DQNC「アクションとか何？ルー大柴かよｗｗｗ」

サターニャ（バカにして……！私が本気を出せばこんなやつら……！）

サターニャ「あ、あれ？私の上履きがない？」

女DQNA「くすくす」

女DQNB「ちょっとかわいそうでしょｗｗｗ」

女DNNC「まああいつ調子乗ってるしね」

女DQNB「Cちゃん言うねｗｗｗ」

サターニャ「……」

ほ

ほ

ほ

ほ

ほ

ほ

ほ

ほ

ほ

ヴィーネ「どうしたのサターニャ！？なんか今日すごく疲れてる顔してるわよ！？」

サターニャ「そ、そんなことないわ。この大悪魔の辞書に疲れなんて文字はないわ！」

男DQNB「おいまたルー悪魔が何か言ってるぞｗｗｗ」ﾋｿﾋｿ

女DQNA「やばいんだけどｗｗｗ」

サターニャ「……。だ、だから全然平気なの！」

ヴィーネ「そ、そう。それならよかったわ。（あれ、サターニャ最近周りのクラスメイトに……）」

サターニャ「そうだ！今日の放課後メロンパン一緒に買いに行きましょ！」

ヴィーネ「え！あ、えっと、ごめん、今日用事ですぐ帰らなきゃいけなくて！」

サターニャ「そ、そう。まあそれなら仕方ないわね！別にいいわ！」

ヴィーネ「う、うん、ごめんね！あ！ガブ～」

サターニャ「……」

ふむふむ

ラフィエル「サターニャさん？何かお困りですか？」

サターニャ「あ、あんたは！な、何でもないわよ！」ｸﾗ

ラフィエル「いえ、疲れてそうです。友達としてそれは見過ごせません！」

サターニャ「え……！あんた……。じ、実はさすがにちょっと疲れがきて…」ｸﾗｸﾗ

ラフィエル「じゃあ足を舐めてくれれば教えてあげますよ♪」

ガブリール「だってさサターニャｗ犬の真似しなよｗ」

サターニャ「……。あんたら……もう本当にいい加減にしなさいよ！！！」

ガブリール「あ、あれ？」

サターニャ「私だってね！！一生懸命なのよ！！悪魔として立派になるってお父様に！！」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ガブリール「わ、悪かったってｗｗｗ行こうラフィ」

DQNA「聞いたか？ルー悪魔マジでキレたってｗｗｗ」

DQNB「力解放しちゃった感じじゃね？ｗｗｗ」

サターニャ「……。休憩時間が終わる……うぷ……吐き気が……」ﾊｱﾊｱ

先生「よーし授業始めるぞ」

女DQNA「うわ、あいつこっち見てくるよｗ」ﾋｿﾋｿ

サターニャ「（見てなんかないのに……）」ｾﾞｴｾﾞｴ

先生「ここの文章はー」

サターニャ「あ、あの！先生！トイレ行ってもいいですか？」

先生「また悪魔なんとかっておかしなことしでかしてくる気か？ダメだ」

一同「ｗｗｗｗｗｗ」

サターニャ「そ、そういうのじゃなく……うぷ……ぐげえ……ごぼぼ……」

輪っかを作るってそういう....

サターニャ（早退したはいいけど……皆の前で吐いたりして……明日もう学校に行けない……）ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

サターニャ（もうあんなところ行くくらいなら……いっそ引きこもりとか……）ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

サターニャ（でもお父様達の期待に応えなきゃ……でももう学校のこと考えるだけで息が……）ｾﾞｴｾﾞｴ

サターニャ（相談できる人……そうだ！インターネットで……！これなら名前も出さずに済むわ！）

サターニャ（２ちゃんねる……？ここは有名だってあの天使も言ってたわね。）

サターニャ「えーと、女子高生です。学校でいじめられてるんだけど……相談乗って……くれませんか？と」ｶﾁｬｶﾁｬ

名無しさん「くっさ死ね」

名無しさん「お前生きてる価値ないから早く死んだ方が親も喜ぶよ」

名無しさん「おっぱいうｐ」

サターニャ「……」

サターニャ「ひどすぎるわ……！死んだ方が親も喜ぶ……でもお父様達は私のことを誇りだって……！」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

サターニャ「言い返してやる……！私だって言われて……言われて傷つくこととかも……あるんです……と」ｶﾁｬｶﾁｬ

名無しさん「じゃあ死ねば？」

名無しさん「こいつ頭おかしいんじゃね？」

名無しさん「おっぱいうｐ」

サターニャ「どうしてなのよ……私何か悪いことした……？」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

サターニャ「でも確かに今の私はお父様から見ても誇りでも何でもない……」ｾﾞｴｾﾞｴ

サターニャ「学校には行けない……家にも帰れない……そうだ……もうこれしか……」

バッドエンドはやめろ

サターニャ「死に方を調べるしかないわ。この縄で輪っかを作ればいいのね」

サターニャ「これなら数秒で楽になれるわ。でも死にたくなんかない……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

サターニャ「誰か助けて……」ｸﾞｽﾋｸﾞ

サターニャ「」

おわり

よかったよかった

よかった

なんだハッピーエンドか

感動した

これは有能

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