1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/05/28(日) 22:38:12.37 :/jjRmBuL0
これはアイドルマスターシンデレラガールズのSSです
これはアイドルマスターシンデレラガールズのSSです
2:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/05/28(日) 22:39:36.13 :/jjRmBuL0
「今日…奈緒来ないなぁ」
学校からそのまま直行で事務所へ来た私はいつもとは違う違和感を感じた。
いつも必ず私より早く来ているはずの神谷奈緒が、まだ来ていない。
「今日…奈緒来ないなぁ」
学校からそのまま直行で事務所へ来た私はいつもとは違う違和感を感じた。
いつも必ず私より早く来ているはずの神谷奈緒が、まだ来ていない。
3:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/05/28(日) 22:41:21.16 :/jjRmBuL0
「り~ん~奈緒から連絡とか来てない~?」
「んー、特にまだ来てないけど?学校で残されてたりしてるんじゃない?」
「あっ、ふふっ、ありそう」
二人でそんな会話をしているとプロデューサーが入ってきて私たちのほうへ歩いてくる。
「あっ、プロデューサーじゃん どうしたの?」
「あーちょうど二人ともいたか」
「り~ん~奈緒から連絡とか来てない~?」
「んー、特にまだ来てないけど?学校で残されてたりしてるんじゃない?」
「あっ、ふふっ、ありそう」
二人でそんな会話をしているとプロデューサーが入ってきて私たちのほうへ歩いてくる。
「あっ、プロデューサーじゃん どうしたの?」
「あーちょうど二人ともいたか」
4:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/05/28(日) 22:42:20.47 :/jjRmBuL0
プロデューサーが私たちの前に立った。
額には少し汗がにじんでいる。
「今日奈緒が風邪ひいてダウンしてるって親御さんから連絡があった、今日君たちの仕事はユニットのやつだから申し訳ないけど休みってことになってしまったから今日はもう上がってもいいぞ」
「えぇ!!…うん、わかった」
私たち二人は事務所から出て凛は家の手伝いをするといって帰って行ったけど
私は家に帰ってもすることがないから奈緒の家にお見舞いに行くことにした。
プロデューサーが私たちの前に立った。
額には少し汗がにじんでいる。
「今日奈緒が風邪ひいてダウンしてるって親御さんから連絡があった、今日君たちの仕事はユニットのやつだから申し訳ないけど休みってことになってしまったから今日はもう上がってもいいぞ」
「えぇ!!…うん、わかった」
私たち二人は事務所から出て凛は家の手伝いをするといって帰って行ったけど
私は家に帰ってもすることがないから奈緒の家にお見舞いに行くことにした。
5:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/05/28(日) 22:43:55.49 :/jjRmBuL0
奈緒の家に到着してから、奈緒のお母さんに一言挨拶して部屋に向かっていった。
ノックをすると「なにぃ~?」と風邪気味のような声が返ってくる。
扉を開けて「来ちゃった?」と笑顔で入っていくと奈緒はポカーンとした顔でこっちを見つめていた。
奈緒の家に到着してから、奈緒のお母さんに一言挨拶して部屋に向かっていった。
ノックをすると「なにぃ~?」と風邪気味のような声が返ってくる。
扉を開けて「来ちゃった?」と笑顔で入っていくと奈緒はポカーンとした顔でこっちを見つめていた。
6:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/05/28(日) 22:44:47.84 :/jjRmBuL0
「あれ?奈緒?奈~緒~?」
「加蓮?なんでここにいるんだ?」
「プロデューサーが今日は風邪で休んでるっていうからお見舞いに…ね?」
少し首をかしげながらそういうと奈緒は
「な…なんできちゃたんだよ!!風邪うつるだろ!!?」
「あれ?奈緒?奈~緒~?」
「加蓮?なんでここにいるんだ?」
「プロデューサーが今日は風邪で休んでるっていうからお見舞いに…ね?」
少し首をかしげながらそういうと奈緒は
「な…なんできちゃたんだよ!!風邪うつるだろ!!?」
7:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/05/28(日) 22:45:28.55 :/jjRmBuL0
こんなときでも奈緒は私の心配をしてくれていることににやけそうになるけど、少し我慢して
「いーじゃん、お見舞いに来ただけだよ?」
と首をかしげてやると
「すぐ帰れよなっ!!」
と言って布団にもぐってしまった。
きっと少しでも私に風邪がうつることの無いようにしているつもりなのだろう
こんなときでも奈緒は私の心配をしてくれていることににやけそうになるけど、少し我慢して
「いーじゃん、お見舞いに来ただけだよ?」
と首をかしげてやると
「すぐ帰れよなっ!!」
と言って布団にもぐってしまった。
きっと少しでも私に風邪がうつることの無いようにしているつもりなのだろう
8:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/05/28(日) 22:46:02.97 :/jjRmBuL0
だけど私はそんなことお構いなしに布団を剥がした。
「なんだよ!!風邪うつったらいけないだろ!?」
「大丈夫だって、奈緒は心配しすぎ。今日は一日私が看病するから、ゆっくり休んでいていいよ」
「はぁ!?なんでそうなるんだよ!!風邪うつらないように休んでるのに意味ないじゃないか!」
だけど私はそんなことお構いなしに布団を剥がした。
「なんだよ!!風邪うつったらいけないだろ!?」
「大丈夫だって、奈緒は心配しすぎ。今日は一日私が看病するから、ゆっくり休んでいていいよ」
「はぁ!?なんでそうなるんだよ!!風邪うつらないように休んでるのに意味ないじゃないか!」
9:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/05/28(日) 22:47:03.39 :/jjRmBuL0
奈緒は私を帰らせようと説得を試みてはいるが、私の決意は固い。
「仕方ないなぁ…そのかわり絶対風邪ひくなよ!!」
「はいはい、わかってるって」
十分間に及ぶ話し合いの結果、私の決意に負けたのか奈緒はまた布団にもぐりこんでしまう。
しばらく布団を見ていると「スー…スー…」という寝息が聞こえてきた。
奈緒は私を帰らせようと説得を試みてはいるが、私の決意は固い。
「仕方ないなぁ…そのかわり絶対風邪ひくなよ!!」
「はいはい、わかってるって」
十分間に及ぶ話し合いの結果、私の決意に負けたのか奈緒はまた布団にもぐりこんでしまう。
しばらく布団を見ていると「スー…スー…」という寝息が聞こえてきた。
10:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/05/28(日) 22:48:15.12 :/jjRmBuL0
気が付いたら私は寝てしまっていたらしく外は真っ暗で目の前には毛布を掛けようとしている奈緒の姿があった。
「あっ、起しちゃったか?」
「うぅん大丈夫、それより看病するって言ってたのにね」
私は目をこすりながら立ち上がる。
「奈緒、体調は大丈夫?」
「あぁ、もう大丈夫明日からレッスン頑張ろうな!」
なぜか笑顔で私の頭を撫でてきた。
でも今はそれが心地よくて
「…うん!!」
私はそのままなされるがままに撫でられた。
気が付いたら私は寝てしまっていたらしく外は真っ暗で目の前には毛布を掛けようとしている奈緒の姿があった。
「あっ、起しちゃったか?」
「うぅん大丈夫、それより看病するって言ってたのにね」
私は目をこすりながら立ち上がる。
「奈緒、体調は大丈夫?」
「あぁ、もう大丈夫明日からレッスン頑張ろうな!」
なぜか笑顔で私の頭を撫でてきた。
でも今はそれが心地よくて
「…うん!!」
私はそのままなされるがままに撫でられた。
11:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/05/28(日) 22:49:28.45 :/jjRmBuL0
結局、次の日に私が熱を出してしまい。
奈緒からこっぴどく注意されながら看病されたのでした…。
看病されているときに聞いた話だけど私が寝てしまっている間に。
私はずっと奈緒の名前を呼んでいたらしい
どんな夢を見ていたのかは覚えていないけど
お見舞いに来てくれていた凛に聞かれるのが嫌だったから
照れ隠しに、逆に奈緒をいじることでその場を収めることに成功したのはまた別の話…。
結局、次の日に私が熱を出してしまい。
奈緒からこっぴどく注意されながら看病されたのでした…。
看病されているときに聞いた話だけど私が寝てしまっている間に。
私はずっと奈緒の名前を呼んでいたらしい
どんな夢を見ていたのかは覚えていないけど
お見舞いに来てくれていた凛に聞かれるのが嫌だったから
照れ隠しに、逆に奈緒をいじることでその場を収めることに成功したのはまた別の話…。
12:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2017/05/28(日) 22:50:02.70 :/jjRmBuL0
以上です
ありがとうございました
以上です
ありがとうございました