続けて

ガヴ「は？」

タプリス「私の誕生日は6月4日で....もう終わっちゃってます」

ガヴ「.....」

ガヴ「いやいやいや...,」

ガヴ「そんなわけないじゃん」

タプリス「そんなわけありますよ...」

ガヴ「え、何、お前人から誕生日祝って貰うの嫌なタイプ？」

タプリス「いえ、そういうわけでは無いですけど....」

ガヴ「じゃあ遠慮すんなよ、誕生日くらい先輩後輩なんて仕切りを引っぺがしてだな」

タプリス「ですから今日じゃないんですよ...」

ガヴ「なんだよせっかく祝ってやろうってのにさ」

タプリス「て、天真先輩からお祝いしてもらえるのはとても嬉しいんですが....やっぱりちゃんと正しい誕生日を認知して貰いたいといいますか....」

ガヴ「え？」

sien

ガヴ「今日お前誕生日じゃないの？」

タプリス「だからそう言ってるじゃないですか！」

ガヴ「....そういうノリ？」

タプリス「ノリ....？」

ガヴ「ああそうか照れてるんだろお前」

タプリス「て、照れるというか....」

ガヴ「いいっていいって！！今日は楽しもうよ」

タプリス「.....」

ガヴ「タプリスの誕生に感謝」ｼｭｯｼｭｯ

タプリス「....ですから」

ガヴ「じゃあまあ改めておめっとさんタプリス」

タプリス「......ありがとうございます」

タプリスェ・・・
支援

ガヴ「いやいや」

タプリス「.....」

ガヴ「ねー」

タプリス「....」

ガヴ「....」

タプリス「....」

ガヴ「.....」

タプリス「....え」

ガヴ「ん？」

タプリス「え、お祝いってその...終わりですか？」

ガヴ「いやこっちのセリフだよ」

ガヴ「なんかやれよ」

タプリス「ええ、私がなにかするんですか....？」

ガヴ「いやいや、誕生日だからって何でもかんでも人に任せっぱなしってのはどうなのよ」

タプリス「....いや、誕生日じゃないんですけど」

ガヴ「なんかやれよ」

タプリス「.....」

タプリス「なにかやれと言われても....」

タプリス「そもそも私今日用事があったんですけど....」

ガヴ「は？」

ガヴ「え、なんだよそれ」

タプリス「ちょっと遠くまで買い物に....」

ガヴ「誕生日に買い物なんか行くやつがどこにいんだよ....」

ガヴ「もうちょっとさあ....わきまえようよ」

タプリス「えぇ....誕生日にお買い物ってしちゃいけないんですか....？」

ガヴ「そりゃそうだろ」

タプリス「.....」

ガヴ「まあなんだ....何か食べようよせっかく来たんだしさ」ｶﾞｻｺﾞｿ

タプリス「そ、そうですね」

ガヴ「せっかくお前の誕生日なんだからさ、奮発していいもの買ってきちゃったよ」ｶﾞｻｺﾞｿ

タプリス「ええ、誕生日でもないのにそんな...いいんですか！？」

ガヴ「え？」

支援

ガヴ「いいんですかってなんだよ」

タプリス「え、いや」

ガヴ「誰の誕生日だろうが私が何買ったって私の自由だろ」

タプリス「え、まあ...そうですね」

ガヴ「変なやつだなぁ....」

タプリス「.....」

ガヴ「まあいいや、ほら見ろ今回奮発して買ったマイ箸だ」ｽｯ

タプリス「た、高そうなお箸ですね....こんな高価なもの頂いていいんですか..,？」

ガヴ「は？マイ箸だっつってんだろ」

タプリス「え、」

ガヴ「お前の誕生日だから箸だけでも先輩らしくしようという私の配慮だよ」

タプリス「あ、ありがとうございます....」

ガヴ「ん」

タプリス「.....で、なにか食べようって話はどこへ」

ガヴ「こっちのセリフだよ」

タプリス「て、てっきり天真先輩が何か私に食べ物を買ってきてくださったのかと....」

ガヴ「なんでだよ、マイ箸だよマイ箸」

タプリス「.....」

ガヴ「箸だけじゃどうにもなんないじゃんなんか作ってよ」

タプリス…

タプリスの誕生日は6月5日だぞ

タプリス「ええ....」

ガヴ「なんだよ」

タプリス「て、天真先輩どういうつもりなんですか....？」

ガヴ「なに？どういうこと」

タプリス「もう1度いいますよ....？今日は私の誕生日じゃないんですよ」

ガヴ「いいってそういうの」

タプリス「いや、ほんとに今日じゃないんです....」

ガヴ「え、」

タプリス「天真先輩昔はちゃんと四日にお祝いしてくれたじゃないですか....」

タプリス「忘れちゃったんですか....？」

ガヴ「なになに？どういうことよ」

タプリス「そのままの意味ですよ....私の誕生日は今日じゃないです」

ガヴ「は？」

タプリス「今年は何もしてくれないのかと少し寂しい気持ちでいたんですが....今日改めてお祝いしてもらえるというのならとても嬉しいです....」

タプリス「でもなんかその.....」

ガヴ「......」

タプリス「その....」

ガヴ「....！！！！！」ドンッ！！！！

タプリス「ひゃあ！！ど、どうしたんですか」

ガヴ「ふざけんな！！！！！！！」

ガヴ「私を騙したんだな！！！！！」

タプリス「ええ！？先輩が勝手に勘違いを」

ガヴ「うるさい！！！！！！！！！！！！」ドンッ！！！！！

タプリス「ひぃい！！！」

ガヴ「私は一体なんのためにマイ箸を.....」

タプリス「いや、ですから....」

ガヴ「こんなことして楽しいのかよ！！！！！！！！！」

タプリス「いえ全く楽しくないです....」

ガヴ「何が今日は誕生日じゃないだよ！！！！！！」

ガヴ「詫びろよ！！！！！！！」

タプリス「そ、そんな...私別に何も....」

ガヴ「うるさい！！！！！！！！」ｽｯ

タプリス「ちょ、ちょっと天真先輩！！！」

ｶﾞﾂﾝｯ！！！！！！！！！

タプリス「痛い！！！！」

タプリス「な、何するんですか！！！！！」

ガヴ「今日が誕生日じゃないってんなら生まれなおせよ！！！！」

タプリス「何言ってるんですかほんとに」

ガヴ「生まれなおせって言ってんだよ！！！！」

タプリス「無理ですよ！！！！」

ガヴ「私の面目丸潰れだよ！！！！！」

ガヴ「これじゃあ私がダサいまま終わっちゃうじゃん！！！！」

タプリス「いや....」

ガヴ「もういい！！！！」ｻﾞｻﾞｯ

タプリス「ああ、天真先輩」

ガヴ「お前の誕生日なんか2度と祝ってやんないからな！！！！」

ガヴ「バカ野郎！！！！」ﾊﾞﾀﾝｯ

タプリス「.....」

支援

ー翌日ー

タプリス「昨日の天真先輩はなんだったんだろう....」

タプリス「なんか私が悪いみたいになっちゃいましたし....」

タプリス「はぁ....」

ガヴ「おいタプリス」

タプリス「わあ！！！て、天真先輩！？」

ガヴ「なんだよそんなに驚かなくても」

タプリス「い、いや....ほんとに突然だったので」

ガヴ「その....昨日は悪かったよ....」

タプリス「て、天真先輩....」

ガヴ「私が間違ってたくせにムキになっちゃってさ....ごめんな」

タプリス「....そ、そんないいんですよ....私こそ祝って貰えるだけでもありがたいというのに....」

ガヴ「いやほんとごめん....私が悪いよ」

タプリス「そんな、」

ガヴ「まあということでさ....改めて...な？」

タプリス「改めて？」

ガヴ「タプリス誕生日おめでとう！！！！」

>>1に戻る

もうちょっと楽しみたかった乙

終わりかよ乙