キャラが掴めない

男「俺実は肝試ししたら死ぬ病なんだよ」

女後輩「そんな病気ありませんよ」

男「いやーわかってないなおまえは何もわかってない」

男「とりあえずそういうことだから俺は帰る」

女後輩「帰ろうとしたら大声で痴漢って叫びますよ」

男「やめて！？」

女後輩「...」

女後輩「...あ！あんなところに人影が」

男「！？」ｻｯ

女後輩「...なんで私のスカートに頭入れてるんですか？蹴り飛ばしますよ」ｹﾞｼｯ

男「蹴ってるから！蹴ってるから！」

男「あ、あれだよ急に性的好奇心が湧いてだな」

女後輩「怖いなら怖いと言えばいいのに」

男「こ、コワクナイヨ？ホントダヨ？」

女後輩「なぜカタコト」

最後まで見てから評価する

女後輩「それじゃあこうしましょう」

女後輩「私と肝試しに行ってくれたらどんなことでも一つだけ叶えて差し上げましょう」

男「まじで？」

女後輩「まじで」

男「あ、あんなことやこんなことも？」

女後輩「あんなことやこんなことも」

男「おい早く行くぞ何ぼさっとしてるんだ」

女後輩「切り替え早くて結構です」

～女子校～

男「ここってあれだよな噂のよく出るっていう女子校だよな」ﾋﾞｸﾋﾞｸｯ

女後輩「そうですね」

男「おまえなんでこういう時でも無表情でいられるの？バカなの？」

女後輩「バカは先輩ですけどね」

～

男「...なあこんなに廊下って長いものなのか？」

女後輩「きっと女子校は廊下が長いのでしょう」

男「いやおかしいってかれこれ30分くらい歩いてるぞおかしいよこれやばいよこれ」

女後輩「まあまあ落ち着きましょう」

大昔のエロゲーのテキストってこんな感じだった

ダッダッダ

男「...なぁ？」

ダッダッタ

女後輩「なんです？」

男「なんか走ってくる物音がしないか？」

女後輩「気のせいでしょう」

？「ブォォォアダ」

男「うぉぉおいああああ」ｶﾞﾊﾞｯ

女後輩「抱きつかないでください殴りますよ」ﾊﾞｷｯﾊﾞｺｯ

男「やめて！殴ってるから！っていうかいま得体の知らないものまで殴っただろおまえ！」

女後輩「なんか抱きついてきたので」

男「いや抱きついたのは俺だから！いま思いっきり走ってくるやつの顔面にクリーンヒットさせただろ！」

女後輩「いやぁ助走つけてきてくれたので素晴らしい威力でしたね」

男「感心すんな」

男「...なぁこれよく見ると人体模型なんだが」

女後輩「そうですね」

男「バラバラになってるんだが」

女後輩「そうですね」

男「...帰る」

女後輩「こんなところにか弱い女の子を1人残して逝く気ですか？」

男「か弱い女の子は走ってくる人体模型を殴ったりしないっていうか漢字違うだろなんで俺死ぬ前提なんだよフザケンナ」

女後輩「帰ろうとしたらサクッと」

男「サクッと？」

女後輩「サクッと」

男「...」

女後輩「...」

男「ところでこの肝試しの目的は何？」

女後輩「目的とは？」

男「肝試しってなんか一番上の階の一番奥の部屋の壁をタッチして帰るとか屋上まで行って手を振るとかあるじゃん？」

女後輩「この学校で泊まります」

男「その選択肢は普通出さないよな頭ぶっ飛んでんじゃねぇの？」

男「それにもし泊まったとして次の日女子校の生徒が来たらどうするんだよ」

女後輩「大丈夫ですこの人が不法侵入したので取り押さえていましたと言えばいいのです」

男「それ俺が悪いことになるじゃん」

男「じゃあとりあえずは屋上で手を振るにしよう」

男「それじゃ俺外でおまえが手を振るの見てるからおまえは屋上で手を振って来てくれ」

女後輩「逃がしませんよ？」ｶﾞｼｯ

男「ﾁｯ」

女後輩「それじゃあ目的はとりあえずこの学校の七不思議を全部体験して見ましょう」

男「えぇ！？」

男「ヤダヤダカエリタイ」

女後輩「子供か」

女後輩「まあ人体模型はぶっ壊したのでのこり6つですね」

男「何おまえ残り6つも破壊する気？」

女後輩「いえ見て聞いて感じます」

男「あっはっは」

女後輩「あっはっは」

男「よし！がんばれよ」

女後輩「帰ったらｺﾛｽ」

男「はい行きましょうか次」

しえんしえん

このあと心霊現象がいろいろあったけど女後輩さんが見事に解決してなんだかんだ2人は幸せに暮らしましたとさめでたしめでたし

ひどいよ

乙
面白かった

てす

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