小梅「・・・・・？」ﾁﾗ

幸子「どうしたんですか小梅さん？」

小梅「今誰かに見られてたような・・・」

輝子「フヒ・・・ストーカーか？」

小梅「わかんない・・・」


小梅（最近あの子の様子もおかしいし、何かの前触れ・・・かな？）



あの子『・・・・・』

髪の色が違うだろ

猫娘『は？鬼太郎が女装してるって？』

まな『遠目だったから完全には見てないけど・・・あの髪型は確かに・・・』

猫娘『いやまさかそんな・・・』

まな『もしかして鬼太郎って女装趣味が・・・』

猫娘『あるわけないでしょ、でも・・・』

まな『でも？』

蘭子「混 沌 電 波 第 171幕 ！（ち ゃ お ラ ジ 171回）」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1528107596/

猫娘『最近1人で出かけることが多くなってるのよね・・・」

まな『そうなの？』

猫娘『親父さんに聞いても・・・』




目玉の親父「まぁあの子にも色々あるんじゃろう、あまり詮索してやるなよ」



猫娘『って言うばかりで・・・』

6期は猫娘じゃなくてねこ娘。ちなみに5期はネコ娘

掴みはええで

漫画原作の半魚人の出てくる回で「かまぼこ」というタイトルがあって、それを読んでみろ、

まな『それもう間違いないよ！鬼太郎はきっと女の子の格好をすることに目覚めちゃったんだよ！』

ねこ娘「それは由々しき事態かも知れないわね・・・早急に手を打たないと』

まな『ねこ姉さん・・・』

ねこ娘『わ、私はただこのことが悪い妖怪の中に広まって鬼太郎がナメられないようにしたいだけだからね！』

まな『はいはい、それでどうするの？』

ねこ娘『不本意だけど・・・あいつにも話を聞かないとダメかもしれないわね・・・』

猫でもねこでもネコでも寢子でも同じなんだし細かいやつだな

違うんだよなぁ[ﾋﾟｰｰｰ]ばいいと思うよ

鬼太郎ガチ勢こわい……

有里湊「ん？」

ネコでもタチでもどうでもええわ

ID:cSiLE75/o
いちいちうるせえ奴だなお前は本当に(無慈悲)

～路地裏～

ねずみ男「あ？鬼太郎が1人で何してるかなんて知らねーよ」

ねこ娘「いいから答えなさいよ！あんたなら親父さんも知らないような鬼太郎の秘密くらい知ってんでしょ？」

ねずみ男「知っててもお前に言うわけねーだろ」

ねこ娘「こいつ・・・」

まな「お願いねずみ男さん！鬼太郎の為に協力して欲しいの！」

ねずみ男「まなちゃん///しゃーねーな・・・」

ねこ娘「・・・・・」

ねずみ男「で、そいつは本当に鬼太郎だったのか？」

まな「スカートはいててゲタもちゃんちゃんこも着てませんでしたけど・・・髪型は一緒でした」

ねずみ男「写真とか撮ってない？」

まな「撮ったんですけど・・・ほら」ｽﾏﾎﾄﾘﾀﾞｼ

ねずみ男「ほほう・・・」

ねこ娘「真っ黒ね・・・」

まな「何かこうなっちゃって・・・」

ねずみ男「なるほどねぇ～」ﾋﾞﾋﾞﾋﾞ

まな「何かわかりませんか？」



ねずみ男「なぁ、もしかしてそいつ、鬼太郎のニセモノなんじゃねーか？」

違うって見た目と性格が違うだけだろ
どちらにしろ鬼太郎にでてくる妖怪には変わりないだろ
たかが二次元にそこまで熱くなるのはキモいぞ

まな「に、ニセモノ！？」

ねこ娘「どういう事よ？」

ねずみ男「昔な、いたんだよ、あいつそっくりの奴が」

ねずみ男「でな、そいつに鬼太郎は大切な人を殺されちまった」

ねこ娘「そんなことが・・・」

まな「鬼太郎が危ない！」

ねこ娘「すぐ探しにいくわよ！」

ねずみ男「あ、教えてあげたお礼にまなちゃん今度デー・・・」

ﾀﾀﾀ･･･

ﾋｭｳｳｳｳｳｳｳｳ･････

ねずみ男「そりゃねえだろおおおおおおおおおおおおお！！！！！」

偽鬼太郎（水神に溶かされた）を拾うとは、やるな…

ねこ娘「じゃあここからは2手に分かれて探すけど・・・ニセ鬼太郎を見かけたらすぐに呼ぶのよ、いいわね」

まな「うん！」






まな「とは言ったものの・・・どこをどう探せば・・・」


小梅「・・・ねぇ」ﾇッ

まな「ひっ！」ﾋﾞｸ

小梅「この間の視線・・・あなただよね」

まな「き、鬼太郎・・・いや、完全に女の子・・・だよね」

小梅「鬼太郎・・・違う」





小梅「私は・・・白坂小梅」


【白坂小梅】


ﾄﾞﾝ!

まな「白阪・・・小梅ちゃん？」

小梅「一応アイドルやってる・・・駆け出しだけど」

まな「ご、ごめんね知らなくて・・・」（最近それどころじゃなかったし）

小梅「気にしないで」

まな「で、何で鬼太郎みたいな姿してるの？」

小梅「それはね・・・」

電池組っていたよな
ドームでライブ出来るくらいだしあの娘らのアイドルランクは高そうだな

小梅「特に無いんだよ」

まな「え？」

小梅「生まれてから成長したらこんな姿になった、それだけ」

まな「そうなんだ・・・ちっちゃくて髪型同じだからつい・・・」

小梅「・・・私、中学生なんだけど」

まな（同年代だった・・・）

小梅「でも鬼太郎の事は知ってる、いつか会いたいと思ってたんだ・・・」

まな「どうして？」

小梅「私も、人には見えないものが見えるみたいだから」

まな「あなたも？」

小梅「そう、たとえば・・・」ｽッ

小梅「あの子、とか」

まな「え？」

ｽﾞｽﾞｽﾞ･･･

まな「な、何か小梅ちゃんの裏からぞわぞわした何かが・・・」

小梅「あ、やっぱり見えるんだ・・・ねぇ」

あの子『・・・・・』

小梅「あれ？おーい挨拶・・・」

あの子『チカヨルナ』

小梅「え？」


あの子『ワタシノコウメチャンニチカヨルナアアアアアアアア！！！！！」ﾊﾞｧﾝ!

まな「！？」



【あの子】


ﾄﾞﾝ!

ヨースケくんと同類かな？

まな「な・・・ぞわぞわしたものがさらに大きく・・・」

あの子『キシャアアアアアアアアアアアアアアアアア！！！！！』

小梅（最近様子がおかしいと思ってたけど、まさかこんな・・・）

まな「と、とにかく逃げよう！」ｶﾞｼ

小梅「え・・・」

ﾀﾀﾀ･･･

あの子『マテエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ！！！！！』

まーたあの子が妖怪化したのか
昔もあの子が妖怪だかなんだかになったのあったな

まな「とにかく人気のないところまで逃げなきゃ・・・」ﾀﾀﾀ･･･

小梅「わ、私まで一緒に逃げるのまずくない・・・」ﾀﾀﾀ･･･

あの子『マテエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ！！！！！』ｺﾞｵｵ･･･

小梅「お願い、正気に戻って・・・」

まな「とにかくねこ姉さんに連絡を・・・」ｽﾏﾎﾄﾘﾀﾞｼ

小梅「猫姉さん？」

ﾋﾟﾋﾟﾋﾟ･･･

ねこ娘「まなから連絡が・・・」

まな『怖い何かに襲われて、今偽鬼太郎・・・小梅ちゃんと逃げてる』

ねこ娘「すぐに向かわないと・・・」ﾀﾞッ

ｻﾞッ

ねこ娘「！」

幸子「フフフ・・・」

輝子「ヒャッハー！！！」

ねこ娘「こいつら・・・」



【輿水幸子】　　【星輝子】


ﾄﾞﾄﾞﾝ!!!

ねこ娘「目が虚ろ・・・何かに操られてるのかしら・・・時間ないってのに・・・」

さちしょうこ「・・・・・」ｻﾞッ

ヒュルルルルルルル・・・ﾄﾞｽﾝ!

一反木綿「お待たせばい！」ｸﾞﾙｸﾞﾙ

輝子「！」ｷﾞｭｳｳ

ぬりかべ「ここは・・・まかせて・・・」

幸子「！」ﾋﾟﾀッ

ねこ娘「あんた達・・・」

一反木綿「ほら！早く行くばい！」

ねこ娘「・・・ありがとね」ﾀﾀﾀ･･･

一反木綿「なーに、後でまなちゃんのバスタオルにさせてくれるようにお願いしてくれればよか」

ぬりかべ「まなちゃんの足ふきマットに・・・なりたい」

ねこ娘「・・・・・」

一反木綿とぬりかべ兄貴レベル高すぎない？

一反木綿のバスタオルはまだしもぬりかべは足拭きマットにはなれないだろ

？「その時、御山も登ったのかな！？」

～河原～

まな「ハァハァ・・・ここまでくれば大丈夫かな・・・」

小梅「あ・・・」



あの子『コウメチャンヲカエセエエエエエエエエエエエエエ！！！！！」


まな「嘘・・・」



？？「髪の毛針！」ｼｭﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞ


あの子「グ・・・」ﾊﾞッ

まな「これって・・・」



ｶﾗﾝｺﾛﾝ･･･




鬼太郎「まったく、人が感傷にふけっている時に・・・」

鬼太郎「君は本当に厄介ごとを運んでくるな」

まな「鬼太郎！」

小梅「この人がゲゲゲの鬼太郎・・・」

鬼太郎「ん？君は・・・まぁいい、下がっていろ」


あの子『オマエモコウメチャンネライカアアアアアアアアアア！！！！！』


鬼太郎「こいつをどうにかするのが先か」

あの子『キシャアアアアアアアアアアアアアアアアア！！！！！』

鬼太郎「リモコン下駄！」ﾊﾞｼｭﾝ

ﾄﾞｶッ

あの子『グワッ！』

鬼太郎「妖怪ならまだしも、人間の幽霊くずれなら・・・霊毛ちゃんちゃんこ！」ﾊﾞｻッ

ｷﾞﾁｷﾞﾁ･･･

あの子『グワアアアアアアア！！！！！』

鬼太郎「体内電・・・」ﾊﾞﾁﾊﾞﾁ

小梅「待って！」ﾀﾀﾀ･･･

鬼太郎「！」

まな「小梅ちゃん！」

あの子『コウメチャン・・・』

小梅「この子はただ私を守ろうとしただけ・・・許してあげて」

鬼太郎「・・・・・」

小梅「私は大丈夫だから・・・落ち着いて・・・」

あの子『アアア・・・」ｼｭｳｳｳｳｳｳｳｳｳ･････

あの子『小梅ちゃん？』

まな「戻った！」

幸子「あれ・・・ボク達は何を・・・」

輝子「フヒ・・・？」

ぬりかべ「ぬ・・・」

一反木綿「正気にもどったばい！」

幸子「って何なんですかあなた達はあああああああ！！！！！」

ﾀﾀﾀ･･･
ねこ娘「まな！大丈夫！？」

まな「あ、ねこ姉さん！」

ねこ娘「って終わってんの・・・あれ？」

鬼太郎「あ、ねこ娘」

小梅「・・・・・」

ねこ娘「鬼太郎が2人・・・」

ねこ娘「ってそっち完全に女の子じゃん」

小梅「えへへ・・・そんなに似てる？」

鬼太郎「色々違うだろ・・・身長とか」

小梅「私の方が大きいもんね」

鬼太郎「うるさい」

まな「あはは・・・」

ねこ娘「で、鬼太郎はこんな所で何してたの？」

鬼太郎「何だっていいだろ」

まな「まぁまぁ猫姉さん、誰にでもプライベートってのはあるんだから」

ねこ娘「まぁいいけど」


鬼太郎「ふぅ・・・」

鬼太郎（あんだけ人間と妖怪がなんて言ってる僕が、いまだに1人の人間に固執してるなんて、言えるわけないだろ）

鬼太郎（今年の墓参りは騒がしくなっちゃったけど・・・）

鬼太郎（また来年な・・・寝子ちゃん）

P「おーい小梅ー！」ﾀﾀﾀ･･･

小梅「あ、プロデューサーさん・・・」

まな「プロデューサーさん？」

小梅「うん、私をアイドルにスカウトした人」

P「探したぞ・・・ってこの子達は・・・？」


【プロデューサー】


ﾄﾞﾝ!

まな「あ！あの人顔がPの形に・・・きっと妖怪だよ！」

小梅「プロデューサーさんは人間だよ？」

鬼太郎「うん、人間だね」

ねこ娘「人間ね」

あの子『人間よ』


まな「基準がわからない・・・」

～数日後　ゲゲゲハウス～

ねこ娘「鬼太郎いるー？」


鬼太郎「何か用？」

小梅「こんにちは」

あの子『どうも』

ねこ娘「あなた達なんでいるのよ・・・」

小梅「うん、なんか来れた」

あの子『同じく』

小梅「あの子が狂暴化した原因とか・・・色々相談してたんだ」

ねこ娘「ああそう・・・」

目玉「これもあの五芒星の矢の主のせいかのう・・・」ﾋｮｺ

ねこ娘「おやじさん！？何で小梅の髪の中から・・・」

鬼太郎「小梅がやりたいっていうから・・・」

小梅「えへへ・・・」

目玉「ほっほっほ、やはり女子の髪の毛はフカフカでいいのう///」ﾊｧﾊｧ

こうめ「気に入った？」

目玉「うむ」



ねこ娘「ああもう・・・男ってやつはどいつもこいつも！」

鬼太郎「何でそんなキレてるんだ・・・？」


～おわり～

これで終わりです

今期の鬼太郎ファミリーのまなちゃんに対するデレっぷりは凄すぎです

乙


の割には輝子とその他の出番が少なかったような
もう少し、妖しいキノコを（ry