1:以下、名無しが深夜にお送りします:2019/02/28(木) 08:43:07 :2N5p2rVU
勇者「今日は魔王城に突入する前に一日休もうと思う。
どうだ?戦士、魔法使い、僧侶。」
戦士「ム……俺はまだまだ平気だが。」
魔法使い「いいじゃんいいじゃん、私そろそろ休みたかったのよ。」
僧侶「休息と言うのも戦いの前には大事ですからね。」
勇者「今日は魔王城に突入する前に一日休もうと思う。
どうだ?戦士、魔法使い、僧侶。」
戦士「ム……俺はまだまだ平気だが。」
魔法使い「いいじゃんいいじゃん、私そろそろ休みたかったのよ。」
僧侶「休息と言うのも戦いの前には大事ですからね。」
2:以下、名無しが深夜にお送りします:2019/02/28(木) 08:46:30 :2N5p2rVU
勇者「それじゃあ解散!」
戦士「……行くところがないな……飯でも食えばいいのか?」
魔法使い「僧侶!一緒に買い物行きましょ!」
僧侶「わ、私ですか?わかりました。」
勇者「……お前のパーティも休息をとるって言うからな、こっちも珍しい休息
ってのにしてみたけど……どうだ?」
炎の勇者「ハハハ、雷の勇者は休みが少ないからな。
もっと俺様のように、休みながらゆっくりと戦って上位職業に転職させれば
よかったものを!」
土の勇者「雷の勇者にも思惑があるんだろう。
炎の勇者は休み過ぎなのだよ。戦いとは疲れないように行うものだ。」
風の勇者「フ……俺は街と街の間で休むことなどはなかったぞ……」
勇者「それじゃあ解散!」
戦士「……行くところがないな……飯でも食えばいいのか?」
魔法使い「僧侶!一緒に買い物行きましょ!」
僧侶「わ、私ですか?わかりました。」
勇者「……お前のパーティも休息をとるって言うからな、こっちも珍しい休息
ってのにしてみたけど……どうだ?」
炎の勇者「ハハハ、雷の勇者は休みが少ないからな。
もっと俺様のように、休みながらゆっくりと戦って上位職業に転職させれば
よかったものを!」
土の勇者「雷の勇者にも思惑があるんだろう。
炎の勇者は休み過ぎなのだよ。戦いとは疲れないように行うものだ。」
風の勇者「フ……俺は街と街の間で休むことなどはなかったぞ……」
3:以下、名無しが深夜にお送りします:2019/02/28(木) 08:49:20 :2N5p2rVU
勇者(以後雷の勇者)「まぁ、そろそろこのデコボコしたパーティも解散になる
かもだからな。」
土の勇者「凸凹したパーティだと?貴様……
一番バランスの良いパーティを作ったからと見下すのか?」
風の勇者「フ……デコボコだと思うのならばそれは感性が違うだけだ……」
炎の勇者「そうとも!バランスなどいらん!攻めだけで問題なし!」
雷の勇者「ってか、お前らのパーティ今どうなっているんだ?
一応それぞれ書き纏めてみないか?」
勇者(以後雷の勇者)「まぁ、そろそろこのデコボコしたパーティも解散になる
かもだからな。」
土の勇者「凸凹したパーティだと?貴様……
一番バランスの良いパーティを作ったからと見下すのか?」
風の勇者「フ……デコボコだと思うのならばそれは感性が違うだけだ……」
炎の勇者「そうとも!バランスなどいらん!攻めだけで問題なし!」
雷の勇者「ってか、お前らのパーティ今どうなっているんだ?
一応それぞれ書き纏めてみないか?」
4:以下、名無しが深夜にお送りします:2019/02/28(木) 08:52:58 :2N5p2rVU
土の勇者「いいだろう。俺のパーティからでよいなら見せてやる。」
土の勇者 LV99 堅牢堅固の勇者 男 18歳
盾戦士 LV99 盾野郎 男 19歳
ゾンビシールダー LV99 インフィニットシールダー 男 不明
盾魔法使い LV99 盾に愛されし魔女 女 15歳
土の勇者「これこそ我が盾最強の盾軍団!」
土の勇者「いいだろう。俺のパーティからでよいなら見せてやる。」
土の勇者 LV99 堅牢堅固の勇者 男 18歳
盾戦士 LV99 盾野郎 男 19歳
ゾンビシールダー LV99 インフィニットシールダー 男 不明
盾魔法使い LV99 盾に愛されし魔女 女 15歳
土の勇者「これこそ我が盾最強の盾軍団!」
5:以下、名無しが深夜にお送りします:2019/02/28(木) 08:55:38 :2N5p2rVU
風の勇者「フ……敏捷性がゼロにも等しいパーティではないか。
俺のパーティを見て驚け……」
風の勇者 LV99 疾風怒涛の勇者 男 19歳
二刀剣士 LV99 剣野郎 男 20歳
機械戦士 LV99 光速ソーディアン 不明 不明
剣の乙女 LV99 剣に愛されし聖女 女 17歳
風の勇者「戦いとは敏捷性のみで決まるものだ……」
風の勇者「フ……敏捷性がゼロにも等しいパーティではないか。
俺のパーティを見て驚け……」
風の勇者 LV99 疾風怒涛の勇者 男 19歳
二刀剣士 LV99 剣野郎 男 20歳
機械戦士 LV99 光速ソーディアン 不明 不明
剣の乙女 LV99 剣に愛されし聖女 女 17歳
風の勇者「戦いとは敏捷性のみで決まるものだ……」
6:以下、名無しが深夜にお送りします:2019/02/28(木) 09:03:31 :2N5p2rVU
炎の勇者「バーッハッハ!馬鹿だなぁ!攻撃力こそ一番!
俺のパーティで驚いて脱糞しやがれ!」
炎の勇者 LV99 爆熱不死の勇者 男 17歳
魔人 LV99 魔神の子供 男 不明
阿修羅 LV99 神様 不明 不明
異世界人 LV1 人間の屑 男 19歳
炎の勇者「戦いとは物量と攻撃力だけで決まるってもんよ!」
炎の勇者「バーッハッハ!馬鹿だなぁ!攻撃力こそ一番!
俺のパーティで驚いて脱糞しやがれ!」
炎の勇者 LV99 爆熱不死の勇者 男 17歳
魔人 LV99 魔神の子供 男 不明
阿修羅 LV99 神様 不明 不明
異世界人 LV1 人間の屑 男 19歳
炎の勇者「戦いとは物量と攻撃力だけで決まるってもんよ!」
7:以下、名無しが深夜にお送りします:2019/02/28(木) 09:30:34 :2N5p2rVU
雷の勇者「……もう少しバランス取れよ。」
雷の勇者 LV99 電光雷轟の勇者 男 20歳
戦士 LV99 剛力の戦士 男 18歳
魔法使い LV99 魔王の娘 女 17歳
僧侶 LV99 聖女 女 17歳
雷の勇者「シンプルイズベスト」
雷の勇者「……もう少しバランス取れよ。」
雷の勇者 LV99 電光雷轟の勇者 男 20歳
戦士 LV99 剛力の戦士 男 18歳
魔法使い LV99 魔王の娘 女 17歳
僧侶 LV99 聖女 女 17歳
雷の勇者「シンプルイズベスト」
8:以下、名無しが深夜にお送りします:2019/02/28(木) 09:32:29 :2N5p2rVU
土の勇者「……雷の勇者の所の魔法使いが魔王の娘?」
雷の勇者「最近になって知ったんだよ……」
炎の勇者「でもよ、なんで娘が親父ブッ倒そうとしてんだ?」
風の勇者「フ……何かただならぬ事情があるのだろう……」
雷の勇者「あれは五年前の出来事……だそうだ。」
炎の勇者「五年前?」
雷の勇者「取っておいたプリンを食われたから家出して転生したそうだ。」
土の勇者「クッソどうでもいい理由じゃねえか!」
土の勇者「……雷の勇者の所の魔法使いが魔王の娘?」
雷の勇者「最近になって知ったんだよ……」
炎の勇者「でもよ、なんで娘が親父ブッ倒そうとしてんだ?」
風の勇者「フ……何かただならぬ事情があるのだろう……」
雷の勇者「あれは五年前の出来事……だそうだ。」
炎の勇者「五年前?」
雷の勇者「取っておいたプリンを食われたから家出して転生したそうだ。」
土の勇者「クッソどうでもいい理由じゃねえか!」
9:以下、名無しが深夜にお送りします:2019/02/28(木) 09:34:57 :2N5p2rVU
風の勇者「フ……まぁしかし、炎の勇者の所の異世界人も気になるな……」
炎の勇者「知りてえか?なんでもコイツの固有スキル【バイトテロ】
ってのが俺たちの攻撃力の限界を超えさせてくれんだよ。」
土の勇者「そうなのか……」
雷の勇者「でも二つ名が人間の屑ってどういうことだ?」
炎の勇者「働く先働く先でテロみてえなことを繰り返すんだとよ。」
雷の勇者「即刻解雇しろよ」
炎の勇者「囮兼攻撃力アップに使えるんだよ!」
風の勇者「フ……まぁしかし、炎の勇者の所の異世界人も気になるな……」
炎の勇者「知りてえか?なんでもコイツの固有スキル【バイトテロ】
ってのが俺たちの攻撃力の限界を超えさせてくれんだよ。」
土の勇者「そうなのか……」
雷の勇者「でも二つ名が人間の屑ってどういうことだ?」
炎の勇者「働く先働く先でテロみてえなことを繰り返すんだとよ。」
雷の勇者「即刻解雇しろよ」
炎の勇者「囮兼攻撃力アップに使えるんだよ!」
10:以下、名無しが深夜にお送りします:2019/02/28(木) 09:38:15 :2N5p2rVU
雷の勇者「風の勇者の所の機械戦士ってのはなんだ?」
風の勇者「なんでも機械で動く戦士の事だ……」
炎の勇者「土の勇者の所のゾンビシールダーってのはなんだ?」
土の勇者「無限に復活するゾンビに盾を装備させたものだ。
完全に殺しきるのは俺達でも骨が折れるだろう。」
雷の勇者「よく服従させられたな……」
雷の勇者「風の勇者の所の機械戦士ってのはなんだ?」
風の勇者「なんでも機械で動く戦士の事だ……」
炎の勇者「土の勇者の所のゾンビシールダーってのはなんだ?」
土の勇者「無限に復活するゾンビに盾を装備させたものだ。
完全に殺しきるのは俺達でも骨が折れるだろう。」
雷の勇者「よく服従させられたな……」
11:以下、名無しが深夜にお送りします:2019/02/28(木) 09:40:07 :2N5p2rVU
土の勇者「にしても……パーティの話をしていたらすっかり遅くなったな。」
雷の勇者「今日はもう寝て、明日魔王城に突撃するとしよう。」
炎の勇者「だな。俺達4パーティがもう一度集まるからにゃ、魔王なんざイチコロ
だぜ!」
風の勇者「フ……各々武器を磨いておくことだな……」
土の勇者「にしても……パーティの話をしていたらすっかり遅くなったな。」
雷の勇者「今日はもう寝て、明日魔王城に突撃するとしよう。」
炎の勇者「だな。俺達4パーティがもう一度集まるからにゃ、魔王なんざイチコロ
だぜ!」
風の勇者「フ……各々武器を磨いておくことだな……」
12:以下、名無しが深夜にお送りします:2019/02/28(木) 09:59:11 :2N5p2rVU
翌日
雷の勇者「まず、作戦はこうだ。」
土の勇者「俺たちと炎の勇者たちが先行して敵を倒す。
風の勇者と雷の勇者は打ち漏らしとかを頼む。」
炎の勇者「言いたいこと全て持って行かれたな!ガハハ!」
風の勇者「フ……だが構わん……魔王討伐には最適だ」
翌日
雷の勇者「まず、作戦はこうだ。」
土の勇者「俺たちと炎の勇者たちが先行して敵を倒す。
風の勇者と雷の勇者は打ち漏らしとかを頼む。」
炎の勇者「言いたいこと全て持って行かれたな!ガハハ!」
風の勇者「フ……だが構わん……魔王討伐には最適だ」
13:以下、名無しが深夜にお送りします:2019/02/28(木) 10:00:47 :2N5p2rVU
魔王城―
魔王「流石に勇者たちもあの軍勢の前では時間もかかることだろう。
どうせならば最大威力の魔法を詠唱でもして、城ごと吹き飛ばしてくれるか。」
側近「その必要はございません、私が敵を片づグアアアアアアアアアアアア!」
魔王「何!?」
炎の勇者「巻きで来たぜ」
魔王城―
魔王「流石に勇者たちもあの軍勢の前では時間もかかることだろう。
どうせならば最大威力の魔法を詠唱でもして、城ごと吹き飛ばしてくれるか。」
側近「その必要はございません、私が敵を片づグアアアアアアアアアアアア!」
魔王「何!?」
炎の勇者「巻きで来たぜ」
14:以下、名無しが深夜にお送りします:2019/02/28(木) 10:02:14 :2N5p2rVU
土の勇者「さっさと終わらせるぞ!物量作戦開始!」
炎の勇者「行くぜオラアアアアアア!」
魔王「ちょっ、待っ」
ナレーション「こうして、勇者たちの総攻撃のせいで魔王は名乗りも変身も
出来ずして死んだのだった。」
おわり
土の勇者「さっさと終わらせるぞ!物量作戦開始!」
炎の勇者「行くぜオラアアアアアア!」
魔王「ちょっ、待っ」
ナレーション「こうして、勇者たちの総攻撃のせいで魔王は名乗りも変身も
出来ずして死んだのだった。」
おわり
15:以下、名無しが深夜にお送りします:2019/02/28(木) 15:05:46 :tBAIQiAI
土 アメリカ
炎 オーストラリア
雷 カナダ
風 イギリス
何か違う気がするがなんとなく
土 アメリカ
炎 オーストラリア
雷 カナダ
風 イギリス
何か違う気がするがなんとなく