絢辻いいいいいいい

七咲「あれから、せんぱいは元気してました？メールとか電話だけじゃ、本当の事が分かりませんから」

七咲「やっぱり、こうやってちゃんと会ってお話して、せんぱいの元気な姿を見られなきゃ心配するんですからね？」ｷﾞｭｯ

七咲「ふふっ…。暖かい…」

七咲「お帰りなさい、せんぱい」

七咲「…」

七咲「せんぱい、ちょっと太りました？」

七咲「私がいないからって、不摂生していましたね…？」ﾑｽｯ

七咲「…はぁ。仕方のないせんぱいです」ｸｽｸｽ

七咲「いいです。こうやって、私の所に帰ってきたからには、もう不摂生なんてさせません」ｷﾞｭｯ

七咲「せんぱいにはこれから、ちゃんと栄養のあるものを食べさせてあげます」

七咲「嫌とは、言わせませんから」

七咲「はい。いいですよ？何でも好きなモノ、作ってあげます」

七咲「全く…あの頃から何も変わってないんですね」ｸｽｯ

七咲「あっ、馬鹿にしたわけじゃあるませんからね？」

七咲「ただ…」

七咲「数年も離れ離れになってたとは思えないなって」

七咲「やっぱり、せんぱいはせんぱいなんだなって思って」ｸｽｸｽ

七咲「んっ…」ｷﾞｭｯ

七咲「せんぱいの暖かさも変わりません…」

七咲「あー、今せんぱい、笑いましたね？」ﾑｽｯ

七咲「いいです。そんな意地悪なせんぱいなんか知りません」ﾑｽｯ

七咲「…」

七咲「……」ﾁﾗｯ

七咲「ふふっ。冗談ですよ」ｸｽｸｽ

七咲「…うん。せんぱい、あの頃から変わってない…」ｷﾞｭｰ

七咲「安心しました」

七咲「せんぱいが留学して、離れ離れになって」

七咲「会えない日が何年もあって」

七咲「え？」

七咲「ふふっ。安心してください」

七咲「私の隣は、せんぱいだけがいていいんです」

七咲「他の男の人なんていませんよ」ｸｽｸｽ

七咲「それよりも！」

七咲「ちゃんとメールは返してください！」ﾑｽｯ

七咲の第一声時は「せーんぱい？」だろ

会話が盛り上がって更になにか言い出すときが「先輩！(やや早口)」だ

せんぱい...←紗江ちゃん

七咲「やっぱり、その…」

七咲「浮気とか、心配するじゃないですか…」

七咲「私はいいんです！私は、せんぱいだけなんですから」

七咲「ただ、せんぱいhんむっ！？」ﾁｭｯ

七咲「むー」ｼﾞﾄｯ

七咲「せんぱい、女の子の扱いが上手になっていませんか？」ｼﾞﾄｰ

七咲「は、恥ずかしいじゃないですか！？」

七咲「周りに他の人たちもいるのに！」

七咲「…」ﾁﾗｯ

七咲「…はぁ。ほんと、あの頃から変わってないんですから…」ｸｽｸｽ

七咲「もぅ…仕方の無いせんぱいです」ｸｽｯ

七咲「いいですよ？私の所に、こうやって帰ってきてくれたんですから…」

七咲「お帰りなさい、せんぱい」

七咲「せんぱい」

七咲「大好きです」

あなたの七咲、俺の七咲、それこそ十人十色の七咲がいます
あなたの七咲は、どんな七咲でしょうか
あれから何年経っても、俺と俺の七咲はこんな感じです。スマホに変えてからズルズルと書かなくなって何年も経ってもしまいました

久しぶりに書けて楽しかったです。ありがとうございました