サンライズ

キラ「SEEDのときはザフトにいて、途中からアークエンジェルにきたよね」

キラ「SEED DESTINYではザフトに戻ってたよね」

キラ「でも結局アークエンジェルに戻ってきた」

アスラン「……」

キラ「アスランが一番問題をややこしくしたよね」

アスラン「お前だって悪いだろうが！」

キラ「！？」

アスラン「お前が戦いたくないといってニートになったから」

アスラン「俺達はバラバラになったんだ！」

キラ「……」

アスラン「戦いたくない気持ちはわかるが」

アスラン「お前には力があるんだから、自分の責任から逃げたらダメだろう！」

アスラン「俺は紆余曲折あったが自分の責任から逃げなかった！」

アスラン「お前の方が悪いだろう！」

キラ「詭弁だよね」

アスラン「！？」

キラ「カガリからはなれたのはアスランだよね」

アスラン「……」

また戦争がしたいのかっ！あんた達はっ！

キラ「カガリとパトリック・ザラの息子であるアスランが一緒にいれば」

キラ「プラントとオーブの繋がりが強固になってたと思うし」

キラ「プラントと地球が戦争になったとき即応でアークエンジェル側で戦えたよね」

アスラン「……」

キラ「プラントとオーブをふらふらといったりきたりしていたのに」

キラ「自分の責任から逃げてなかったは通らないよね」

アスラン「男女間のもつれや繋がりなどの関係を問題視するなら！」

アスラン「お前がニートをやっていたからラクスもニートやるはめになったんだろ！」

キラ「！？」

アスラン「ラクスはプラントで強い影響力を持つクライン家の人間だ！」

アスラン「ラクスがプラントに戻っていれば！」

アスラン「デュランダル議長がプラントを私物化するのをさけられたかもしれない！」

アスラン「それにミーアのような影武者を使われることもさけられた！」

キラ「……」

アスラン「それをお前がニートになってラクスもニートになったからあんなことになったんだろうが！」

キラ「ブーメランだよね」

アスラン「！？」

キラ「プラントの議長だったシーゲル・クラインの娘であるラクスが」

キラ「クライン家の人間が政治をやらなきゃいけないのなら」

キラ「同じくプラントの議長だったパトリック・ザラの息子であるアスランも」

キラ「政治をやるべきだよね」

アスラン「……俺は政治は」

アスラン「それに俺の親父はジェネシスを使って地球を焼こうとした」

アスラン「その息子の俺が政治の世界に入ればプラントの過激派が力を持つだろう」

キラ「責任逃れだよね」

アスラン「……」

なんでラクス様が呼ばれてないの？
忖度？

キラ「アスランが正しいメッセージを発信していれば」

キラ「パトリック・ザラ派のテロリストも、全員がアスランに従うとは言わないけど」

キラ「もしかしたら分裂して、あそこまで大きな組織にはならなかったかもしれない」

キラ「ユニウスセブンを地球に落とそうとした事件を未然にふせげたかもしれないよね」

アスラン「……」

キラ「あと、プラントとオーブの外交の話だったのに」

キラ「突然プラントの政治の話にすりかえたよね」

アスラン「外交は政治だろうが！」

キラ「そうだけど、自分の責任をラクスに転嫁するために論点をずらしたことには変わりがないよね」

アスラン「……」

キラ「アスランがカガリからはなれたから」

キラ「政略結婚をしようとするカガリを救うために」

キラ「アークエンジェルはオーブに行かなければいけなくなったよね」

アスラン「お前は口が達者なだけだ！」

アスラン「自分に都合のいいことばかりを並べている！」

アスラン「ラクスをニートにしたのはお前だ！」

アスラン「それは真実だろうが！」

ムウ「おいやめろ坊主ども！」

ムウ「責任のなすり付け合いをしても仕方ないだろ」

アスラン「薬漬けの兵士を運用していたあなたにいさめられる筋合いはない！」

ムウ「！？」

覚悟を持ってしまったキラ
どうしてこんなことに

ムウ「記憶がなかったんだから仕方ないだろ！」

キラ「それは違いますよね」

キラ「記憶がなければ麻薬を販売しても許されるんですか？」

ムウ「……」

キラ「道義的に問題がありますよね」

キラ「それなのに記憶を取り戻したらあれはいけないことだったけど」

キラ「記憶がなかったから仕方ないよねでは筋が通りませんよね」

ムウ「俺はあのとき地球連合の軍人だったんだ！」

ムウ「いち軍人が上のやり方に口出しするわけにはいかんだろう！」

キラ「それはそうですけど」

キラ「だからといってアークエンジェルの捕虜になって記憶を取り戻して」

キラ「結果的にアークエンジェル側についたから過去のことがなかったことになる」

キラ「そんなことはありませんよね」

ムウ「……」

ムウ「地球側だって遺伝子をいじった優秀なコーディネーターが怖いんだ！」

ムウ「コーディネーターに匹敵する兵士を運用したい気持ちはわかるだろう！」

キラ「わかりません」

ムウ「……ちょっとは俺の話にのってくれ」

キラ「薬漬けの人間を兵士として運用する人たちの気持ちがわかるわけがありません」

キラ「何か抗弁があれば聞きますけど」

ムウ「……俺は上の指示に従っていただけだ」

キラ「それならそれでいいですけど」

キラ「二度と記憶がなかったから仕方なかったなんて言わないでください」

キラ「あなたも地球側の悪意の一端だった」

キラ「これは絶対に覆りません」

キラ「アークエンジェル側にきたから許されるなんて思わないでください」

キラ「不愉快です」

ムウ「……」

カガリ「そもそも論点が違う！」

カガリ「そもそもの話は、兵器があるのが悪いんだ！」

カガリ「地球もプラントも兵器を削減していけば！」

カガリ「いずれ兵器が廃絶され世界は平和になる！」

カガリ「それをザフトが軍拡していたのがそもそもの問題だ！」

キラ「でもオーブは軍事力を実際より少なく公表していたよね」

カガリ「……」

キラ「プラントの軍拡は目に見える形だった」

キラ「だからカガリがザフトの軍事力を見たとき危険だって言ってたよね」

カガリ「あれはあきらかに過剰な軍備だった！」

カガリ「容認することはできない！」

キラ「でもオーブはアカツキを隠し持っていたよね」

カガリ「……あれはセーフ」

ムウ「セーフじゃない！」

ムウ「見える形ならまだ追求できるが！」

ムウ「秘密裏に軍事力を隠し持っているのは完全な悪だ！」

カガリ「一機だけだから」

アスラン「ダメだろ！」

カガリ「……」

ラクス「はい！」ぱんっ　手を叩く

ラクス「ここまでの結論をまとめます」

マリュー「（どうまとめる気なのかしら……）」

ラクス「過去のことを悔やんでも仕方ありません」

ラクス「大切なのは今です」

全員「……」

ラクス「その上で」

ラクス「全てはコーディネーターを差別し憎むブルーコスモスが悪いのです」

全員「……」

「そうだ！」「ブルーコスモスが悪い！」「あいつらが悪いんだ！」
「俺達は仕方なかった！」「俺達は悪くない！」「レイシストが悪い！」

ラクス「これが結論です」

マリュー「……」

最大の戦犯が率先して会議を開くのか…

シン「うわああああああああああああああああああああああ」号泣

ルナ「シン！」抱きしめ

ルナ「シンは悪くないから！」

ルナ「シンは何も悪くないから！」

シン「だから俺達はブルーコスモスの領袖である！」

シン「ロード・ジブリールを討とうとしてたんでしょ！」

シン「そうだろレイ！」

レイ「シン、もう考えるな！」

シン「それをアークエンジェルが介入してきて！」

シン「戦況をぐちゃぐちゃにしたんだ！」

ルナ「シン！」

レイ「シン、議長のせいにしろ！」

レイ「議長が暴走したのが悪いんだ！」

シン「その議長の台頭を許したのは！」

シン「アスラン・ザラやラクス・クラインが政治から逃げたからだ！」

レイ「もうやめろ！」

レイ「もう何も考えるな！」

シン「俺はあと何度あの子（ステラ）とあの子犬（ガイアガンダム）を殺せばいいんだ！」ガンダムＷ感

レイ「シン、今ある未来を信じてみろ！」ガンダムＷ感

シン「それだと結局、さっきラクス・クラインが言ってた！」

シン「大切なのは今って話じゃないか！」

シン「自分の責任から逃げて！」

シン「戦争がはじまってからやっと動き始めるような無責任な人の言葉を！」

シン「どうして俺が受け入れなきゃいけないんだ！」

ルナ「シン！」

シン「俺に政治ができるなら、俺がやるけど！」

シン「俺は戦うことしかできないから！」

レイ「もうやめろシン！」

もう考えるなって酷すぎるｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

好きなキャラだけどさ、そのまま死んでて欲しかったムウさん


SEEDで終われば大半幸せで終わったけど、種死で幸せになったSEEDキャラはムウさんカップルだけか?

ディアッカ「シン」

シン「ディアッカさん」

ディアッカ「俺達は軍人だ」

ディアッカ「俺達は戦争が始まったら戦うのが仕事だ」

ディアッカ「お前は自分の責務を果たしただけだ」

シン「でも俺はメサイアを使う議長に従った！」

シン「あのとき勝っていれば俺は虐殺に加担していたかもしれない！」

ディアッカ「そうだ、俺達軍人には力がある」

ディアッカ「だから指導者が暴走したときに」

ディアッカ「盲目的に従うだけではいけないときがある」

ディアッカ「前大戦を経験した人間からのアドバイスだ」

シン「……」

ディアッカ「お前は家族を殺された憎しみにとらわれて」

ディアッカ「正しいことがわからなくなっていただけだ」

ディアッカ「だけどお前は本来は心優しい人間だ」

ディアッカ「キラに、フリーダムのパイロットに会ったんだろ」

シン「会いました……」

ディアッカ「まだ憎いか？」

シン「あの人は、政治とは関係のない……」

シン「俺と同じで戦うことでしか平和に貢献できない人でした……」

シン「悪い人じゃなかった……」

シン「あの人を憎むことはもうできません……」

ディアッカ「ならもう大丈夫だ」

ディアッカ「お前はもう間違えない」

シン「……」

ディアッカ「戦い続けようぜ」

ディアッカ「平和のために」

シン「……はい」

レイ「ディアッカさん」

ルナ「ありがとうございますディアッカさん」

イザーク「そうだ、俺達は平和のために戦い続けなければいけない」

レイ「……」

シン「……もうイヤだ」涙ぽろぽろ

ディアッカ「ジュール家の人間が出てくるな！！！」

イザーク「！？」

ルナ「あなたは本来政治をやらなきゃいけない立場の人じゃないですか！」

シン「ああああああああああああああああああああああ」号泣

レイ「シン！」

シン「こういう無責任な人がいるから！」

ディアッカ「どっか行けイザーク！」

レイ「これ以上シンを苦しめないでください！」

イザーク「す、すまん……」

終わり

キラの繰り人形感が出ててなかなか良かった

なんでレイ生きてんだ

しかし政治家やエリート家系の息子だったら政治すべきだっていうのもなんかあれだね
いまだに世襲の弊害から抜けれないのかよと言う…あれ、デスティニープラン必要じゃね？

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