クロウ「おいこの新聞見たか！？」

ジャック「なんだ騒々しい、俺たちは今コーヒーブレイク中だ、もう少し静かにしろ」

キングヘイロー「そうですわ、一体なんですの？」

遊星「ウオッカの次のレースは……」

ウオッカ「遊星！早く遊星号に乗せてくれよ！」


テイオー「完全に無視されてるねトレーナー」

クロウ「お前ら自由すぎだろ！！！」

クロウ「これだ！」

ジャック「ふん、『サイレンススズカ、奇跡の復活』だと？」

キングヘイロー「去年の秋の天皇賞で故障してしまったウマ娘ですわね…」

ウオッカ「治るのに１年以上かかってまた走れる保証はないって噂になってたのにもう治ったのか？すげえな」

遊星「ウマ娘はケガの治癒も早いのか？」

ウオッカ「早い奴もいるけど基本はかなり時間がかかるぜ」

クロウ「ジャック！遊星！なんで気づかねえんだよ！ここだよここ！」

遊星「……これは！？」ｶﾝ☆ｺｰﾝ

ジャック「鬼柳もこちらにきていたのか！？」

つづけろ

ウオッカ「知り合いか？」

遊星「ああ、俺たちの世界の友人だ」

クロウ「まさか鬼柳の奴までトレーナーになってるだなんてな……」

ジャック「ふん、それがどうした、どんなウマ娘だろうと俺のキングヘイローが１番だ！」

キングヘイロー「と、トレーナー…！」

遊星「クロウ、鬼柳のことだけではないんだろう？」

クロウ「ああ、スズカの次の走るレース、宝塚記念なんだよ！」

ウオッカ「それって！？」

遊星「ウオッカの次のレースだ……」

ジャック「テイオーは走らんのか？」

テイオー「僕は出ないよ、トレーニングに専念したいしね」

テイオー「でもウオッカが出るなら応援にいこうかな！」

遊星「まさか次のレースにスズカと当たるとは…」

ジャック「鬼柳がトレーナーだ、強敵ではないだろう」

キングヘイロー「宝塚記念の前に今日のレースにも出るみたいですわよ？」

クロウ「こりゃあ偵察にいくしかねえな！おい行くぞテイオー！」

テイオー「えっ！？僕トレーニングぅぅぅあーーーーれーーーー」

ウオッカ「引き摺られていったな、遊星俺たちも行こうぜ！」

遊星「ああ」

……
…

クロウ「パドックもう始まってんな…」

遊星「まだスズカは出てきてないようだ」

テイオー「なんかお客さんざわざわしてるけどなんだろう？」

「新たな勝負服を着て、今サイレンススズカが登場で……」







「きた……」
　「きた……」


遊星「この音は…！」

スズカ「……忘れてしまったわ……満足なんて言葉……」



遊星「スズカが完全に鬼柳に影響されてしまっている……」

テイオー「元々テンションが高い子ではなかったけどここまでではなかったよ」

ウオッカ「あれはあれでかっけえな」

クロウ「鬼柳……」

しえん

満足街で目覚めただろお前！

>>1でもうクソワロタ

鬼柳「……お前たちも来ていたのか」

遊星「鬼柳！」

クロウ「おいスズカが不満足時代のお前みたいになってるけど何したんだ！」

鬼柳「アイツが故障した時に俺たちの世界の話をした、そうしたら故障が治ったらああなっていた」

ウオッカ「その話ちょっと気になるな」

テイオー「絶対ロクな話ないよね」

今一着でサイレンススズカがゴール！！
スズカ、故障など感じさせない走りでした！！


スズカ「……こんな走りじゃ満足できないわ……」



クロウ「つええ…大逃げってレベルじゃねえ……」

遊星「１０バ身以上離してのゴール……」

テイオー「前より確実に強くなってるね……」

ウオッカ「……」

ウイニングライブ

スズカ「うまぴょい！うまぴょい！！」

鬼柳「うまぴょい！！」
モブA「うまぴょい！！」
モブB「うまぴょい！！」


スズカ「キミの愛バが！」


鬼柳「俺のスズカが！」
モブB「俺の愛バが！」
モブC「どうした急に」

ジャック「遅かったな、ライブまで見てきたのか？」

ウオッカ「いや、メシ食って帰ってきた」

ジャック「なんだと！？俺たちはまだ食べていないぞ！」

キングヘイロー「そうですわ！食べてくるなら連絡してくださいまし！」

クロウ「ヘイローは早く寮に戻れよ」

キングヘイロー「」

遊星「スズカの大逃げにウオッカは着いていけるのか……トレーニング量を増やさなければ……」

スズカ「……」

鬼柳「……スズカ」

スズカ「なんでしょうか、トレーナー」

鬼柳「次の宝塚記念、行けるか？」

スズカ「ええ、絶対に勝ちます」


鬼柳「俺たちを満足させてくれよ……遊星！」

＜次回予告＞

遊星「ウオッカ！スズカの声を聞くんだ！」

遊星「スズカは心を閉ざしている、お前の足でスズカの心を呼び覚ますんだ！」

遊星「次回、ウマ娘5D"s」

遊星「死闘の宝塚記念」


遊星「ウマ娘、アクセラレーション！！」