タモリ「お気づきですか？」

ニート「またお前か！何しにきた！」

タモリ「異世界に来たのにも関わらず、起こることは全て予め分かっていたかのような感覚がありませんか？」

ニート「え？」

タモリ「もう知っていることしか起こっていないんじゃないですか？」

ニート「どういうことだ…」

タモリ「さぁ？何が起こっているのでしょうか」

ニート「おい待ってくれ！置いていかないでくれ！」

美少女「ニートくんご飯できたよ」

ニート「うるせぇ！あっち行け！」

美少女「え？どうしたの？」

ニート「こっちに来るな！」

美少女「せっかく作ったのに…ニートくんの大好物…」

ニート「おい…なんだそれ…何を持ってるんだ…？」

美少女「え？オムライスだよ？(モザイクの塊を差し出す)」

ニート「うおああ！？」

美少女「どうしたの？」

ニート「ハッ…！オムライスか…」

美少女「本当にオムライスか？(野太い声)」

ニート「え…」

美少女「オムライスだよ？」

ニート「ああああああああああ！！！！！(逃げ出す)」

　　　　　　　／￣￣￣￣＼
　　　　　　/;;::　　　　　　　::;ヽ
　　　　　　|;;:: ｨ●ｧ　　ｨ●ｧ::;;|
　　　　　　|;;::　　　　　　　　::;;|
　　　　　　|;;:: 　　c{　っ　　::;;|
　　　　　　 |;;::　　＿＿　　::;;;|
　　　　　　 ヽ;;::　　ー　　::;;／
　　　　　　　　＼;;::　　::;;／
　　　　　　　　　 |;;::　 ::;;|
　　　　　　　　　 |;;::　 ::;;|
　　　／￣￣￣　　　　 ￣￣￣＼
　　　|;;::　　　　　　　　　　　　　　::;;|
　　　|;;::　　　　　　　　　　　　　　::;;|

ニート「なんだ…何が起こってる…なんなんだ…」

タモリ「本当はもう分かってるんじゃないですか？」

ニート「おい！何が起こってる！教えろ！」

タモリ「自分を騙すのもそろそろ限界、だからあなたの世界に私が現れた」

ニート「なんのことかさっぱり分からん！」

タモリ「徐々に分かりますよ、いや本当は分かっている」

ニート「あんまりふざけてるとぶち殺すぞ！(剣を突きつける)」

タモリ「都合が悪いから殺しますか？」

ニート「死ね！」

タモリの死体「…」

ニート「クソッ！クソが！」

タモリの声「どこまで続けられるか見ものですね(脳内に響く)」

ニート「ヒッ！」

美少女「いたいた！探したよ！剣なんか持って何してるの？」

ニート「…お前こいつ見えないのか？」

美少女「見えてるよ」

ニート「え」

これはガチで怖い

美少女「都合が悪いから殺したんでしょ？」

ニート「お、おい…」

顔面からタモリが浮き出た美少女「本当は分かってるんですよね？」

ニート「ああああああああああ！！！！(剣を振り回す)」

美少女の死体「…」

ニート「あ、あああ！！美少女！！おい！」

美少女の死体「…」

ニート「ああ…あああ…なんてことを…」

モンスター「きしゃああああ！！！」

ニート「雑魚に構ってる暇は…！」

モンスター「きしゃああああ！！！(美少女の声)」

ニート「！？」

タモスを返して！

・
・
・

ニート「ここは…」

タモリ「また会いましたね」

ニート「ここは…」

タモリ「そろそろお迎えが来ますよ」

ニート「お迎え…？」

タモリ「来ました、ほら乗って」

ニート「？(親の車に乗る)」

タモリ「そのまま振り返らないで！」

ニート「え？(振り返る)」

顔面が美少女のモンスター「あああああああああああああ！！！！！！」

ニート「あああああああああああああ！！！！！！」

・
・
・

美少女「ニートくんオムライスできたよ！」

ニート「サンキュー！今行く！」

その後二度とタモリが現れることはなかった

おわり

こっわ

意味わからん

親の車に乗るところニートらしくていいな

沙耶の唄

特にオチはなし

これ実写でやったら怖さヤバそう

迎えが何かくらいの状況説明しろや
いきなり親の車に乗ると言われても唐突過ぎるだろ

久々のSSワクワクしながら読んでたのに途中で投げるな

ゆめにっきみたいなもん

最後は更生に失敗して二度と疑念の象徴であるタモリが現れることもなく延々と妄想に浸り続ける
本体は廃人にでもなってるんじゃないか

>>24
解説サンクス

>>24
>>26
なるほど最後のはそういう事か
助かる

世にも奇妙な物語り見たんだなって思った